11月16,17日(土,日) すさみ生活美術物産展 開催!
ほぼ本州最南端の和歌山県すさみ町が、11/16・17の週末にBONUS TRACKへやってきます!
人口3,500人、信号が5つしかなく、もうすぐ高齢化率5割で、2,000世帯中500軒が空き家、町の中心にコンビニさえない。消滅可能性上位でいわゆる課題先進地といわれる小さな町なんだけど、びっくりするくらい町民のみんなは元気で朗らか。
多様な命が燦然と輝く紀南の宝石でありながら、日本が抱える地域課題の揃うすさみ。そんな小さな町で人々が紡いできた暮らしや営みには人間が生きることの美しさと、これからの社会を支えるヒントが宿っています。
展示では、生活道具をカタリストに都市の人々が地域に学べることが何なのか?の翻訳を試みます。
さらに”人は人”とか言ってると「そんな冷たいことゆうてたらアカン」とたしなめられ、”それお金払います”とか言うと「そんなもんいらん」と断られ、子どもが知らない大人にも「おはよーございます」と元気に挨拶し、大人は祭りが始まると優先順位が仕事より祭りになり、飲むかとなれば楽しくコップ酒が右に左に回ってくる、そんな地域に入ってみて気付くのです、ここは楽しいだけじゃない、と。
ヒト・モノ・カネがないから、互助の精神がみずみずしく息づき、ブリコラージュが盛んに行われ、里山資本主義がしっかり回っている。
これからの世界や社会のあるべき姿を考える上で、これからの人間に必要な幸せに想いを馳せる上で、とても大切な手がかりをこの町は有しています。
♯1 すさみ生活美術展
多様な命が燦然と輝く紀南の宝石でありながら、日本が抱える地域課題の揃うすさみ。そんな小さな町で人々が紡いできた暮らしや営みには人間が生きることの美しさとこれからの社会を支えるヒントが宿っている。これらの生活道具を通して都市の人々が地域に学べることが何なのか?の翻訳を試みます。
#2 地域のデザインを考えるトークショー
★トークショー① 11/16(土)14:00〜15:00
「人の生命力を震わせるすさみの自然力」(スライドショー)」
木下和也氏/すさみ町観光協会・すさみの美術大学理事
モデレーター岩崎友彦/すさみキャンパス代表理事
★トークショー② 11/17(日)14:00〜15:00
「社会を変えるコミュニティの新たなカタチ」
新井佑氏/社会起業家・NPO法人neomura代表理事
土曜も日曜も、そんな展示とそんな話をします。商工会が持ってきてくれるすさみの産物も買えます。ぜひ遊びに来てください!