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12/8(日) 第5回「日記祭」 開催


日時:2024年12月8日(日)11:00〜17:00 ※日記屋月日の店舗は18:00まで
場所:BONUS TRACK(東京都世田谷区代田2-36-15)
  下北沢駅南西口徒歩 5 分 / 世田谷代田駅徒歩 5 分
  ※日記屋 月日の店舗もこちらの施設内にあります。
入場:無料
主催:日記屋 月日
協力:BONUS TRACK

※雨天の場合は2025年1月26日(日)に実施します。最新情報は各種SNSでご確認ください。日記屋 月日による日記をたのしむイベントが開催

日記屋 月日による日記をたのしむイベント「日記祭」が開催されます。

日記祭は、その名の通り、日記をたのしむイベントです。
誰かの日々の日記を"本"にまとめた「日記本」即売会や、日記にまつわるテーマのトークショーや音楽ライブ、作品展示なども行っています。2022年にスタートし、毎年4月と12月に開催しています。

前回の日記祭の様子はこちら

■「日記本」即売会

場所:BONUS TRACK 広場/ギャラリー/ラウンジ
出店者それぞれの日記が「本」となり、ずらりと並びます。

●ブース出店者(鉤括弧内はタイトル)

  • 一日通し出店(11:00〜17:00)
    -pha & みんなの日記サークル 『15人で交換日記をつけてみた』
    -有機栽培 『何も起こらない通勤電車日記(2024)』
    -中村季節 『大工日記』
    -日記とともにある日記『P点で落ち合う』
    -いぬのせなか座 『座談会9』
    -宇野港編集室日記研究会 『日記研究日記』『生活の練習』『ひとマス日記』『点点(てんふたつ)』『たゆたう日々』『丁寧じゃない島暮らし』『SNSの兄弟』『直島往復書簡』『3日坊主ジャーナル』
    -Qwerty 『きみがしらない3ヶ月』
    -百か 『って話2023(味玉・納豆)』
    -フヌイユ 『並行日記』
    -草間柚佳 『すくいあげる日』
    -杉山双葉 『とがった耳で新しい声を聴く』『こぼれ落ちる日記』
    -サトーカンナ 『おろおろオスロ』『不在日記』
    -垂井真+稲荷直史+ 葉山莉子(たるいなりこ) 『友だちになるかは迷った』
    -本屋 舟 『日記で海に浮かびたい(recollect)』
    -柴沼千晴としらい弁当 『もっとも小さい日の出』『いつもと同じ朝がくる しらい弁当日記』
    -海神ペンギンズ +a small good publishing『泥縄日記』『趣味は音楽』
    -13番館 『いしを拾う』『パレスチナについて考えた日の日記』ほか、既刊
    -言葉で装いを紡ぐ 『言葉で装いを紡ぐ vol. 1』
    -シロナミ 『往来』
    -白蝶社 『四十代男性二人の交換日記』
    -ちいさい日記 『苺の跡地』
    -五十嵐俊貴 『30年後』
    -朝日まほろば 『センスいいと思われたい日記』『しばり日記』
    -サル山デビル遠足 『多摩動物公園へ(2024年4月6日の日記)』『京島の十月』『ぜんぶキラシールにするから』
    -ルイ・チャン 『That's just how I am today 〜埼玉・東京二拠点、右脳と左脳の往復日記〜』
    -95girls 『でも結局 次の日お腹はぺこぺこ』
    -祝日 『The Worst Person in the World』
    -T橋とスーシーちゃん 『貯金0な女の日記』『気になる店も独りで生きます日記』『火口日記』『mesie 0』『VERVE』
    -ヒマラヤ旅行記 『HIMARAYAN DIARY 2023.12.16-30』
    -よしのももこ 『小さな日記 日付なし』
    -カンナと遊 『沖縄に六日間』『白夜日記』『それからよろこびについて考えている』
    -佐々木里菜 『Between Timid and Timbuktu』『ロイヤル日記』『NIKKI NIKI』『パートタイム・コメット』
    -葦屋(ものすごい愛/杉山ハウス) 日記集 『氷水』、日記集 『温燗』、日記集 『花冷』、秋の日記集 『落暉』
    -山中散歩 『散歩の凡人』
    -瀧本緑 『日記集 柄シャツ以降』
    -Chachamaru publishing 『惑星〜Letters from Perch.〜』『惑星〜Letters from Perch.〜 2』
    -関根愛 『ひとりでいく』

  • 前半出店 (11:00〜13:45)
    -ぎゃんす 『台湾の日記』
    -日記をつけた3ヶ月、日記をつける三ヶ月番外編 『日記をつけた三ヶ月』『孤独の交換日記』
    -逃場 『選挙でハロプロのライブに行けません』
    -akerue.me 『ゆらめいて、くりかえす』
    -窪田 綴 『濡れた石ころに揺れる光』
    -餅ときどき桃 『おとぎ話のような』

  • 後半出店 (14:15〜17:00)
    -やぐま 『線の思考・糸の思考』『恨みを晴らす』『日々の煙』
    -umino 『水曜日のモーニング』
    -とんこ 『はじめましてのひとりごと』
    -neiribana neoki 『自意思記』
    -kama 『sound hole』
    -inu_mix 『多摩川リバーサイド』

●代行出店者(鉤括弧内は本のタイトル)

以下の日記本は、「日記屋 月日」のブースで販売します。

-石田光 『海外移住という抵抗 vol.0』『オランダ移住日記』
-真夜中の波 『忘れた夏を拾いに』
-目高 『日記の足跡』
-惣田 大海水 『死ななくてもよくなった後の日日』
-桜木 彩佳 『好きな音楽とご飯と花と服と散歩と本と語り合える場と人が居れば幸せ』
-ずっとVACATION 『回復をとびこえて』
-永 『最高を逃したくなくて』
-明日天気堂 『エブリデイ・ロープウェイ』
-「日記をつける三ヶ月」7期 『日記ワークショップ日記 かく よむ はなす の さんかげつ』
-ななお書房 『火事になっても眉は描く』
-かなかな文庫 『今日も、書きあぐねてます』
-さらさちさ 『眼鏡をはずす』
-rakkkko 『花を集める』
-日日小驚喜 『いつか 朝がくる』(英:Someday, the morning will come)
-食用菜っぱ 『フルーツオブファンシー』
-塔谷 麦『知らないうちにはじまっていた』
-ひまなとき 『マス目を埋める』『あしおと』
-琉『わたしまだ日記かいてるよ』
-伊織 『ねむりたりない』
-若鮎ひかり 『セックス・ソバキュリアン』
-ITO湯 『湯浪漫的日乗 - ゆーロマンティックダイアリー』
-マノウツワ 『仕事のあと、漬物みたいな日記 ふたりの2024年1月から6月』
-バンドー 『ここでサテライトを見たい』
-えんがわ 『イヤホンと日々 1』
-カルガモBOOKS 『笹塚diary』
-湖畔books 『水無月15年日記』『薄明光線』『水辺の止まり木』
-月明かり手帖 『まどろみと郷愁』
-ささめごと 『ずっとアフターラン 短歌交換日記 vol.1』
-本作ってみた 『日記書いてみた(仮)』『残念就活と日記(仮)』
-hammustardsandwich 『日々の泡つづきのつづきのつづきのつづき』『休職日記』
-山羊座ロンド 『毎日台湾旅行記』
-奥村祥 『よそんちの犬に名前をつける』
-doconichi 『小倉とジャム』『靴紐がほどけたら』
-山羊座のナンカ 『ゆくあてのない蒲公英』
-涼元風花 『フルーツポンチ・サマー』『アラフォー主婦のギリギリ推し活日記』 『こぼれ落ちてしまう前に』
-はなむら うに 『ほんとの日記』
-途中 『瞬間の連続』
-針山屋 『2024年の夏休み』
-NAZpress 『geminimirror vol.1 -18歳と48ヶ月-』『かいわのきろく』『日日是葬送-私たちとそれからのこと-』
-はやし 『I can't resist anything.. - spring 2024』『What's my favorite color? - early summer 2024』『open heart , open mind - summer-autumn 2024』

■トークショー

〈日記〉を中心に「書くこと」そのものや、何か思い出すことについて、ゲストの方に様々な角度からお話をしていただく場です。
これから日記をつけたい方、日記についてじっくり考えてみたい方は、ぜひお越しください。
トークのアーカイブ配信チケットは、日記屋 月日のオンラインショップで後日販売する予定です。日記祭に来られない方や、もう一度トークを楽しみたい方は、こちらをお楽しみに!

場所:BONUS TRACK ハウス(日記屋月日店舗の隣にある、横長の建物です)
定員:20〜30名(先着順)
現地参加:無料/アーカイブ配信チケット:1,500円

<タイムテーブル>

11:00~11:40 「〈月日会〉による日記の座談会 」
       日記屋 月日オンラインコミュニティ〈月日会〉のメンバー3人

〈月日会〉は、日記屋月日が運営するオンラインコミュニティです。日記が好きな人たちが集まり、その魅力を味わい、ひろく伝えていこうという集まりです。毎日を記録する中で見つけた日記への関心や魅力、また日記を自分以外に公開したり、読み合うという行為の面白さなどについてお話いただきます。

12:00〜13:00 「 忘れてもなくならないこと 」
       出演者:樋口直美 × しらい弁当
       (聞き手:日記屋 月日スタッフ 荒田もも)

記憶は無邪気に自分の元から去っていく……。「忘れること」を念頭に日記を書き、自身の記録を続けている、文筆家でレビー小体病当事者の樋口直美さんと、リトルプレス『きっと忘れちゃうんだろう』作者のしらい弁当さん。おふたりに、日記を書くことや、残っていて欲しい/残したいことについて話していただきます。
 
15:00〜16:00「 日付のなかで表れる 」
        出演者:植本一子 × 山本浩貴

日記だから書けることはあるんだろうかーー。書き手として日記文学を盛り上げてきた植本一子さんと、「いぬのせなか座」の活動の中で表現としての日記を考える山本浩貴さんに、日記だから(日付があることで)表現できることや、日記で表現を続けることが「生きること」にどのように繋がるかなどについてお話いただきます。

<出演者プロフィール>※出演順

樋口直美
文筆家、レビー小体病当事者。50歳の時にレビー小体型認知症と診断され、幻視など多くの症状があるが執筆を続けている。診断前後数年間の日記を書籍化した『私の脳で起こったこと』(ブックマン社・ちくま文庫)で日本医学ジャーナリスト協会賞優秀賞受賞。主な著書に『誤作動する脳』(医学書院 シリーズ ケアをひらく)『「できる」と「できない」の間の人』(晶文社)他。

しらい弁当
会社員。日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加し、毎日のお弁当のメニューから始まる日記をつけてリトルプレスを制作。新刊「いつもと同じ朝がくる」で7冊目。「しらい図書」として西荻窪BREWBOOKSにて一箱棚主。私設図書室下北沢HONKEの書架主として一箱古本市を運営。毎日のお弁当をInstagram「しらい弁当」に。読書感想を「しらい図書」に記録。

植本一子
写真家。1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。2013年、下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げる。著書に『働けECD わたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『フェルメール』『台風一過』『愛は時間がかかる』、小説家・滝口悠生との共著『さびしさについて』、写真集に『うれしい生活』などがある。

山本浩貴(いぬのせなか座)
1992年生。小説家/デザイナー/制作集団・出版版元「いぬのせなか座」主宰。小説や詩や上演作品の制作、書物・印刷物のデザインや企画・編集、芸術全般の批評などを通じて、生と表現のあいだの個人的な結びつき、または〈私の死後〉に向けた教育の可能性について検討・実践している。主な小説に「無断と土」(『異常論文』『ベストSF2022』)。批評に『新たな距離』(フィルムアート社)。デザインに『クイック・ジャパン』(159-167号)、吉田恭大『光と私語』(いぬのせなか座)。企画・編集に『早稲田文学』2021年秋号(特集=ホラーのリアリティ)。

◾️美術作家・木下理子さんによる店内展示

場所:日記屋月日 店内
タイトル:「topological days」
会期:12月8(日)〜 12月29(日)

私たちはお店を営む上で、日記を定義する一つの基準を「日付のついている文章」としていますが、それに当てはまらない日記の形も少なくないと思っています。日記という形式を強く意識しながらも、文章以外の媒体で記録や表現をする方たちも大勢いる、と考えています。
そこで第5回日記祭では、美術作家の木下理子さんにお声がけして、イベント当日の12月8(日)から12月29(日)までの3週間、「記憶」「思い出す」をテーマにした展示「topological days」を行います。

木下理子/美術作家
1994年 東京生まれ。2019年 武蔵野美術大学大学院 造形研究科修士課程 美術専攻油絵コース修了。水彩やサイアノタイプ(日光写真)などの技法を用いたドローイング、アルミホイルなどの身近な素材を使った立体、あるいはインスタレーションのような空間的な手法を用いた作品を制作。近年の展示に、個展「Map and Wind」pokettales/ソウル、個展「TYPO/PLATE」東塔堂/東京、個展「幽かなスリル」もりやまていあいとう/えいとう<森山邸>/東京、個展「Human Humor」児玉画廊/東京 他。VOCA展2024、群馬青年ビエンナーレ2021、CAF賞2019 入選。

また、今回のメインビジュアルやポスターのデザインも、木下理子さんに制作していただきました。

〈木下理子さんよりコメント〉

今回のビジュアルに使用した作品は「記憶」「思い出す」「トポロジー」「くりかえし」をキーワードにして制作しました。

モコモコとした形は、過去の記憶を思い出そうとしているとき、頭のうえに浮かぶ「考え中の吹き出し」をイメージしています。アルミホイル製の実際の作品をスキャンして使用しています。

トポロジーとは、図形や空間の性質を、形状や大きさにとらわれず、連続的な位置関係を基準に考える学問です。まったく異なるように見える「吹き出し」も、もともと同じ輪っかの形状をしていました。何かを思い出すたび、記憶の形が変わっていく様子にも思えます。

ポスターの2枚の縦長のイメージが連続している仕様は、朝と夜(赤と青)を繰り返し、日々が続いていく様子を表しています。

月日ブースや日記屋月日の店頭では、そのビジュアルをあしらったオリジナルグッズも販売いたしますので、ぜひお手に取ってみてください。

◾️「日記祭」開催に際して

日記の楽しみ方は人それぞれですので、その自由を制限する意図はありませんが、私たちの運営する場では、安心感をもって集まれるように、差別的・暴露的な表現、のぞき見的な関心、個人のプライベートに迫るような態度については、助長させたくないと考えています。
弊店サイトの「はじめに」にも、こうした私たちのステイトメントを一部記載しておりますので、お時間がありましたらぜひご覧いただけますと幸いです。

一方で、その日の日付で書きはじめるだけで、どんな表現も受け止めるのが、日記の面白さであり、懐の広さだと感じています。日記に関心を抱くあらゆる方にとって、入りやすい、開かれた場でありたいと考えていますので、どうぞお気軽に足をお運びください。

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12月は、日記をはじめるのにぴったりな季節。今年起きた色々を振り返ったり、来年に少し思いを馳せてみたり……。訪れた方が「今日から日記をつけはじめてみよう」と感じていただけるようなイベントを目指したいと考えています。
みなさんにお会いできるのを、心から楽しみにしています!

日時:2024年12月8日(日)11:00〜17:00 ※日記屋月日の店舗は18:00まで
場所:BONUS TRACK(東京都世田谷区代田2-36-15)
  下北沢駅南西口徒歩 5 分 / 世田谷代田駅徒歩 5 分
  ※日記屋 月日の店舗もこちらの施設内にあります。
入場:無料
主催:日記屋 月日
協力:BONUS TRACK

※雨天の場合は2025年1月26日(日)に実施します。最新情報は各種SNSでご確認ください。

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