11/9(土)〜30(土) ケアリングノーベンバー2024 開催
11月11日は介護の日。セルフケア、だれかへのケア、介護や福祉の仕事、ケア視点のある本や商品。“ケア”は、私たちの生活の中や、暮らしの延長線上にあります。
毎年11月の1ヶ月間、BONUS TRACKでは「ケアリングノーベンバー」と題して、“ケア”イベントを開催。
2つの展示、広場でのマーケット、トークイベント、ブックフェアなど、“ケア”について知ることのできるコンテンツが11月のさまざまな日に登場します。
“ケア”を知り、楽しむ1ヶ月。11月はケアしよう。
<プログラム一覧>
at BONUS TRACK PARK
11月11日(月)〜11月29日(金)
「ケアするしごと展」
介護の仕事の創造性を紹介する、3メディア合同企画展
2024年11月 、昨年に引き続き、マガジンハウス『anan』『POPEYE』『こここ』編集部が、全国さまざまな介護・高齢者ケアに関わる仕事場(施設・事業所)と働く人を取材した記事を紹介する展覧会「ケアするしごと展 by マガジンハウス」を開催します。
記事を紹介するパネル展示の他、『anan』『POPEYE』『こここ』による福祉・介護をテーマにしたスペシャルブックレットの無償配布、トークイベントも予定しています。
「ケアするしごと」は、“自分らしく生きる”を支えるしごと。誰しもに関わる創造的な職業です。この魅力をぜひ知っていただけたら幸いです。ぜひお越しください!
11月17日(日)
「BOOK LOVER’S HOLIDAY vol.44 ケア編」
毎月開催!気になる本と出会えるブックマーケット「BOOK LOVER’S HOLIDAY」。44回目となる今回は、毎年11月の1ヶ月間開催される「ケアリングノーベンバー」との連動企画として、”ケア編”として開催。
介護や福祉に対するケア、さらには他社や個人の心のケアなど、ケアにまつわるさまざまな観点を、気軽に知ることができるような、そんな出店者さんが揃いました!
多方面の自由な解釈から、幅広い「ケア」の視点をお客様にも知っていただける機会になればと思っています。
気持ちの良い秋の広場での開催です。ぜひのんびり本巡りをお楽しみください。
詳細は以下のリンク先よりご確認ください👇️
https://note.com/bonustrack_skz/n/ndfedf1cc8300
11月23日(土)、11月24日(日)
「ケアリングマーケット」
「ケアリングマーケット」は「ケアリングノーベンバー」の一環として開催する、さまざまな形で「福祉」や「介護」に関わる商品をつくる方々が集まる屋外マーケットイベント。
実際に商品を手に取ったり、売り手のみなさんと会話をしたりしながら、その商品のうまれた背景や作り手のこだわりに触れたうえで、購入・注文をすることができる、来場者と作り手の距離の近さが魅力の催しです。
昨年に引き続き、福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉が出会った、福祉施設がつくるユニークなアイテムから、これからの働き方やものづくりを提案する商品まで、全国の“福祉発プロダクト”の「イッピン(一品/逸品)」を紹介する「こここなイッピン市」のブースも登場!
今年のケアリングマーケットも作り手のこだわりのつまった素敵な品物がたくさん集まりそうです。風通しのよい広場まで、ケアにまつわる一品を探しにきてください!
詳細は以下のリンク先よりご確認ください👇️
at 世田谷代田 仁慈保幼園Piazza
11月23日(土)
“自分らしく生きる“を支える仕事って? 〜「世界いち気持ちいい介護」を目指す「でぃぐにてぃ」に聞いてみる〜
「何歳になっても、どこで暮らしていても、誰と一緒でも独りでも、どんな状況にあっても、自分らしく生きたい!」と願う人々の生活を支える、想像的な職業としての「ケアするしごと」について、ゲストから詳しく伺う時間を提供します。
訪問介護事業を東京都新宿区で展開する株式会社でぃぐにてぃの実践を伺い、その具体的な仕事のありかたや、ケアするしごとにまつわる素朴な疑問について会場にきた皆さんとお話しする時間をつくります。
詳細・予約申し込みについては以下のPeatixページよりご確認ください👇️
at BONUS TRACK GALLERY
11月22日(金)〜28日(木)
「みる、みつける、ケア展 〜ちいさなケアのみつけ方〜」
電通総研が2024年8月に発表した電通総研コンパスvol.12「ケアに関する意識調査」をベースに、同志社大学大学院の岡野八代教授監修のもと、日常に溢れているケアをみつける展示会をBONUS TRACKで開催。
全国3,500人に聞いた「ケアした経験/された経験」、さまざまな分野で活躍する20人に聞いた「あなたにとってケアとは何か?」などを通じて、ケアをいろいろな視点からみつけていきます。20名が選書した本が集められたケアに関するブックフェアも本屋B&Bで同時開催!
詳細は以下のリンク先よりご確認ください👇️
https://note.com/bonustrack_skz/n/n5b7de1cbf926
<本屋B&B連動企画>
11月9日(土)〜30日(土)
「こここブックフェア」
出品内容
〈しょうぶ学園〉
プロダクト|ブローチ、ポーチ、紙漉き商品(ポストカード、封筒)など
書籍|『ありのままがあるところ』著:福森伸(しょうぶ学園施設長)
参考|アトリエにおじゃまします
〈スウィング〉
プロダクト|メモ、マグネット、詩集 など
書籍|『まともがゆれる ―常識をやめる「スウィング」の実験』著:木ノ戸昌幸(株式会社NPO代表取締役、元NPO法人スウィング理事長、フリーペーパー『Swinging』編集長)
参考|こここなイッピン、スウィング連載「生き方は、ひとつじゃないぜ。」
〈ハーモニー〉
プロダクト|「超・幻聴妄想かるた」、幻聴妄想かるたグッズ(ステッカー、缶バッジ、Tシャツ、バッグ)など
書籍|『同じ月を見あげて ハーモニーで出会った人たち』著:新澤克憲(特定非営利活動法人やっとこ理事長)
参考|こここなイッピン、書籍紹介
11月22日(金)〜28日(木)
「みる、みつける、ケア展 〜ちいさなケアのみつけ方〜」ブックフェア
11月16日(土)永井玲衣×惠愛由×井上花月
「記憶と記録がもたらすケア」by Candlelight
惠愛由さん(BROTHER SUN SISTER MOON)と井上花月さん(Laura day romance)による人気ポッドキャスト「Call If You Need Me」に、哲学者の永井玲衣さんをゲストとしてお迎えし、脱線も大歓迎の自由なおしゃべり会を行います。
小さな1人の記憶は、たとえ語られなかったとしても無かったことにはならない。だけど、生きるもの皆が必要とする”ケア”の本質の1つに「他者に触れようとすること」があるとしたら。同じ場所や時間に居合わせていなかったとしても、たしかに存在する小さな記憶が共有されていくことにはどんな意味があるだろう…。
自分や誰かの記憶の断片をわかりやすくまとめてしまわず、音楽や言葉の形で丁寧に記録し共有してきたお三方は、「記憶」「記録」「ケア」というキーワードを入り口にどんなおしゃべりをくり広げるのでしょうか?あなたも輪に入るような気持ちでぜひお楽しみください!
《チケット》
来場チケット完売 / 配信チケット販売中
お申し込みはこちらから
11月18日(月)青木彬× 白石正明
「無くなった右足から考えたケアとアートのこと」
『幻肢痛日記』(河出書房新社)刊行記念
青木彬さんの著書『幻肢痛日記 無くなった右足と不確かさを生きる』の刊行を記念し、医学書院「ケアをひらく」シリーズ編集者の白石正明さんをお招きしたトークイベントを開催します。
現在はキュレーターとして活躍されている青木彬さんは、12歳で右足に骨肉腫を発症、人工関節を入れましたが、30歳の時、感染症の進行により、大腿骨から下を切断することを決めました。手術は無事に成功、しかし術後、不思議な経験をすることになります。「幻肢痛(げんしつう)」と呼ばれる、すでに無い手や足が、まるで残っているかのように、その場所に痛みを感じる現象です。
病室のベッドで初めて幻肢痛を感じた時、青木さんにはそれが「ここに右足があったんだよ」という声に聞こえました。
無いはずの存在、その「声」に耳を傾けコミュニケーションを重ねることは、これまでの自分にはない考えや創造力の模索へと繋がっていくのでは……そう思い、インターネット上で日記を書き始めました。
一方の白石正明さんは、医学書院の編集者としてシリーズ「ケアをひらく」を立ち上げ、「ケア」の枠を大きくはみ出す、数々の話題作を世に出してこられました。青木さんが公開した日記にもいち早く注目し、書き続けることを強く勧め、いまに至っています。
キュレーションの語源は「世話をする(Cure)」だと言います。キュレーターとしてアーティストを、幻肢痛の当事者として自分の無くなった右足を、ケアし、コミュニケーションをおこなっていく青木さんを、白石さんはどのように見ていたのでしょう。
見えないもの、感じとれないこと、不確かなもので溢れる日々を生き抜くちょっとした技術についても、語り合っていただきます。
《チケット》
※来場チケット / 配信チケット販売中ご予約はこちらから
11月30日(土)岡野八代×重田園江
「ちいさなケアのみつけ方 いま改めて考えるケアの倫理」
「みる、みつける、ケア展 -ちいさなケアのみつけ方-」の展示・本屋B&Bと連動企画として、ケアを語り合うトークセッションを開催します。トークセッションには、本イベントの調査・展示の監修を担当されたケア研究の第一人者、同志社大学大学院の岡野八代教授をお招きし、さらに、政治思想やミシェル・フーコー研究の専門家である明治大学重田園江教授をゲストに迎え、ケアについて多角的な視点から語り合っていただきます。岡野八代さんの『ケアの倫理 フェミニズムの政治思想』の刊行から約1年、改めて今、ケアについて考えてみませんか。
《チケット》
※来場チケット / 配信チケット販売中ご予約はこちらから