11/23(土),11/24(日) ケアリングマーケット 開催
ケアリングノーベンバー関連企画。
「ケア」にまつわるモノとヒトが集まるマーケット
ケアリングノーベンバーについて
11月11日は介護の日。
BONUS TRACKでは、毎年11月の1ヶ月間、「ケアリングノーベンバー」と題して、“ケア”イベントを開催してきました。
今年も広場とギャラリーで開催する2つの展示、毎年恒例の“ケア”にまつわる方々を集めたマーケット、さまざまな視点から“ケア”に関して話すトークイベント、本屋B&Bでは“ケア”に関するブックフェアも開催します。
ケアリングマーケットについて
「ケアリングマーケット」は「ケアリングノーベンバー」の一環として開催する、さまざまな形で「福祉」や「介護」に関わる商品をつくる方々が集まる屋外マーケットイベント。
実際に商品を手に取ったり、売り手のみなさんと会話をしたりしながら、その商品のうまれた背景や作り手のこだわりに触れたうえで、購入・注文をすることができる、来場者と作り手の距離の近さが魅力の催しです。
昨年に引き続き、福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉が出会った、福祉施設がつくるユニークなアイテムから、これからの働き方やものづくりを提案する商品まで、全国の“福祉発プロダクト”の「イッピン(一品/逸品)」を紹介する「こここなイッピン市」のブースも登場!
今年のケアリングマーケットも作り手のこだわりのつまった素敵な品物がたくさん集まりそうです。風通しのよい広場まで、ケアにまつわる一品を探しにきてください!
出展者一覧
AとW
ココ・ファーム・ワイナリー
シブヤフォント+おかし屋ぱれっと
八王子生活館 ぱた
方南ローカルグッドブリュワーズ (11/23のみ)
こここなイッピン市
・ムジナの庭
・PALETTE
・PoMA
・世田谷福祉作業所
・千歳台福祉園
出展者プロフィール
AとW
仙台発の福祉施設、クリエーター、Fab工房によるネットワーク「AとW」です。コラボやコミュニケーションによって実験的は商品開発や共同ポップアアップショップを運営しています。
Instagram: https://instagram.com/net_make_art
シブヤフォント+おかし屋ぱれっと(合同出展)
・シブヤフォント
「シブヤフォント」は、障がいのある人の描いた文字や絵を、デザインを学ぶ学生がフォントやパターンにデータ化した、渋谷区公認のパブリックデータです。今回、シブヤフォントが企業や団体とコラボレーションして生まれた製品と、シブヤフォントに参加している就労継続支援B型や生活介護の事業所で作られた一点物のクラフトを出品します。
Instagram: https://www.instagram.com/shibuyafont/
Web: https://shibuyafont.jp/
・おかし屋ぱれっと・工房ぱれっと
1985年に東京・恵比寿にオープンした「おかし屋ぱれっと」。主に知的障がいのある人の働く場として、クッキーやパウンドケーキなどの焼菓子を作っています。多様な働き方の一つとして2013年には「工房ぱれっと」を立ち上げ、一点物のぬいぐるみや、手描きのアートを取り入れた製品づくりにも力を入れています。
Instagram: https://www.instagram.com/ok_kb_palette/
Web: https://www.npo-palette.or.jp/
ココ・ファーム・ワイナリー
1950年代、少年たちによって開かれた山の葡萄畑は、開墾以来、除草剤が撒かれたことがありません。1980年に誕生したこの山の麓のココ・ファーム・ワイナリーは、1984年からワインづくりをスタート。自家畑では化学肥料や除草剤は一切使わず、醸造場での醗酵も天然の野生酵母や野生乳酸菌が中心。“こんなワインになりたい”という葡萄の声に耳を澄ませ、その持ち味を生かすことを大切にしています。
Instagram: https://www.instagram.com/cocofarmwinery
八王子生活館 ぱた
ひとりひとり、ひとつひとつを大切に・・・
知的に障がいがあるメンバーたちが、それぞれの思いとペースを大切に、手織り、手つむぎ、フェルト、紙すきといった手仕事に日々取り組んでいます。
Instagram: https://www.instagram.com/pata_teori/
方南ローカルグッドブリュワーズ
「方南ローカルグッドブリュワーズ」は、障がいのある醸造士たちが方南町のために活躍する、クラフトビールの醸造所で2024年2月、就労継続支援B型事業所となりました。
福祉のサポートも受けながら、専門的な技術や知識が必要な醸造について経験することができ、美味しいビールができた時の喜びや、お客様からの評価が、働くスタッフを成長させます。本人が本当にやりたい仕事に挑戦することで、自立を支援します。Instagram: https://www.instagram.com/honan_local_good_brewers/
オンラインストア: https://honanlocalgood.stores.jp/
<こここなイッピン市>
今年の「こここなイッピン市」は「せフルケア」をテーマに、これまで「こここなイッピン」でご紹介したアイテムから、〈こここ〉と世田谷区の協働事業として展開する〈せせせ〉の商品まで、計5つの福祉施設でつくられているプロダクトを取り扱います。
出品施設:〈ムジナの庭〉〈PALETTE〉〈PoMA(やすらぎの杜)〉〈世田谷福祉作業所〉〈千歳台福祉園〉
寒さがきびしくなるこれからの時期に向けて、あったかグッズや心も身体もリラックスできるグッズ、忙しい毎日の休息タイムにおすすめな美味しいお菓子やハーブティー、身近に置いておくだけで思わずほっこりしてしまうアイテムまで、ユニークなイッピンを取り揃えています!当日は編集部メンバーが商品の紹介と販売を担当しているので、ぜひ会場までお越しください。
出品施設プロフィール
ムジナの庭
「何歳からでも、リスタートできる社会へ」をスローガンに、2021年、東京都小金井市に就労継続支援B型事業所としてオープン。生活や就労に障害のある方が、こころとからだを回復させ、自分らしい暮らし方や働き方を見つけるための作業・プログラムを提供している。一般就労へのサポートも積極的に行い、2023年からは就労定着支援事業をスタート。心身のケアに繋がる雑貨、庭のハーブを使ったお菓子などの商品販売、様々なワークショップを行うオープンアトリエを、月2回開催。建築家・伊東豊雄氏が設計した住宅「小金井の家」を、建築ユニットo+hが改修した明るい空間を特徴とし、三方囲まれた水平窓には周辺の自然環境が広がっている。
Web: https://www.atelier-michaux.com/
Instagram: https://www.instagram.com/atelier_michaux
PALETTE
PALETTEは「個性をしごとに生かす」という考えから、ものづくりに特化した活動を行う、大阪の障がい福祉サービス事業所です。 菓子・陶芸・シルクスクリーン印刷の工房と、多様な創作が可能なアトリエを備え、 そこで生まれたものを、作品や商品として発表しています。それぞれの個性を認め合い、協働することで新しい価値を生み出す。 絵具を混ぜ合わせるパレットのような場所で在りたいという想いから、私たちはこの場所を『PALETTE (パレット)』と名付けました。
Web: https://palette-osaka.com/
Instagram: https://www.instagram.com/palette_hmw/
PoMA
社会福祉法人章佑会やすらぎの杜は練馬区にある知的障害者支援施設。施設で生活を送る入所部、自宅から通う通所部、総勢100名以上の皆さんが生活を送ったり、仕事をする場です。「PoMA(ポマ)」はやすらぎの杜から生み出されるアート活動の総称、活動名称。「たのしく、自由に、のびのびと」をモットーとした活動の中から生み出される作品は、フクシという垣根を飛び越え、様々な場所・人たちに届いています。
Web:https://www.yasuragi1977.jp/facilities-disability/mori/
Instagram: https://www.instagram.com/pomamori/
世田谷福祉作業所
1967年に開所され、現在は〈社会福祉法人武蔵野会〉を指定管理者とする障害者福祉サービス事業所。就労移行支援、就労継続支援B型、生活介護の事業を展開しています。法人の理念である「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」に基づき、メンバーそれぞれの個性・能力・強みに応じて、働く喜びや生きがいのある就労を目指した支援を行っています。焼き菓子、紙漉製品、活版印刷などの自主生産品の製造は、主に就労Bのメンバーによるもの。それらの商品は世田谷区下馬の施設に併設されたショップ〈しあわ世のもりあわせ〉で販売・提供されています。店舗名の「世」は、〈世田谷福祉作業所〉のみんな、世田谷区にいる人たち、世の中の人たちなど、多様な人を意味し、この場所でさまざまなかたちの「しあわせ」が集まり、つくられる、「もりあわせ」のような施設を目指したいという思いが込められています。
Web: https://setafuku.com/
Instagram: https://www.instagram.com/shiawasenomoriawase/
千歳台福祉園
主に重度の知的障害のある方が日中過ごす生活介護事業所です。利用者の心身状況や行動特性等を考慮し、家族と連携を図りながら、個別支援計画を作成して個々に応じた支援を行っています。具体的には、充実した日々のための「創作」「音楽」「調理」などの余暇を楽しむ活動、健康維持のための「散策」「運動」などの身体を動かす活動、経験の場の拡大と社会体験の蓄積を図るための「宿泊旅行」「宿泊体験」「外出」などです。また、利用者が作業活動で作った刺繍や織物などの作品を販売をしています。
Web: https://www.kashinokikai.net/
インスタグラム: https://www.instagram.com/chitosedai_fukushien/
ボーナストラックのおとなりの仁慈保幼園ではトークイベントも開催
マーケット初日の11月23日(土)の日中には、広場で開催中の「ケアするしごと展2024 by マガジンハウス」の関連トークイベントがボーナストラックのすぐとなりにある世田谷代田仁慈保幼園にて開催されます。
「何歳になっても、どこで暮らしていても、誰と一緒でも独りでも、どんな状況にあっても、自分らしく生きたい!」と願う人々の生活を支える、想像的な職業としての「ケアするしごと」について、ゲストから詳しく伺う時間を提供します。
訪問介護事業を東京都新宿区で展開する株式会社でぃぐにてぃの実践を伺い、その具体的な仕事のありかたや、ケアするしごとにまつわる素朴な疑問について会場にきた皆さんとお話しする時間をつくります。
詳細・予約申し込みについては以下のPeatixページよりご確認ください。