12/10(日) 第4回「日記祭」 開催
日記屋 月日による日記をたのしむイベントが開催
来る2023年12月10日(日)、日記をたのしむイベント「日記祭」を開催します。
2022年4月に開催して以来、4回目となる「日記祭」。今回も、株式会社はてなさんにご協賛いただくこととなりました。
いま日記をつけていない方には「今日から日記をつけよう」と思っていただけるような一日に、もともと日記をつけている方には日記の魅力をより感じていただけるような機会になれば、幸いです。
「日記本」のほか、来年から使える日記帳もご用意しています。一緒に日記のお祭りを楽しみましょう!
前回の日記祭の様子はこちら
■「日記本」即売会
場所:BONUS TRACK GALLERY/広場
出店者それぞれの日記が「本」となり、ずらりと並びます。
●ブース出店者(鉤括弧内はタイトル)
一日通し出店(11:00〜17:00)
- 阿久津隆 『読書の日記 予言 箱根 お味噌汁』『読書の日記 皮算用 ストレッチ 屋上』
- BLACK DIARY(BD) 『BLACK DIARY』
- 稲荷直史(Nishino Kobayashi) 『マイタイムマシンワークス』
- 機械書房 『本屋になるまえに』
- 植本一子マート 『こころはひとりぼっち』
- 橋爪志保のおみせ 『微差の生活ー100日の短歌と日記ー』『ベランダでオセロ』
- ほうろう 『ファーティマの部屋』『ファーティマの部屋2』
- 垂井真 『あの夜のことだけど』ほか、既刊『たとえそれが最後だったとしても』『読みかけの本の帯を手放す』『いないとケーキ余っちゃうから』
- 移動本屋 『1ヶ月の服日記』『Leave me alone 』『袖を捲っても、すぐ落ちてくる』
- pha 『曖昧日記3 40歳からのひとり暮らし』
- 桐生あんず出版 『休職日記』
- Ikoi Films(イコイフィルムズ) 『ある回復の記録』『やさしいせかい(仮)』
- やねうらべや 『たたんでひらいて』
- 隙間 『うつわ日記』
- シクロ 『といきづくたび』ほか、既刊『せめるひび』
- サトーカンナ 『不在日記』
- 羽渡BOOKS 『羽渡日記』
- Fuka 『さんぽみち』
- しんとする文庫 『ながめる並行日記』
- たべっ子花火 『社会人一年目のつれづれ交換日記』『この度OLになりました。』
- 陽ざしとマツリカ 『◯△□』
- シロナミ 『金星』
- ヒロ 『ともしびたより』
- aiko hori+mei shimada 『ふたつ編み日記』
- me and you 『me and you の日記文通 message in a bottle』前半出店(11:00〜13:45)
- hammustardsandwich 『日々の泡つづきのつづき』『休職日記(上)(下)』
- doconichi 『靴紐がほどけたら』後半出店(14:15〜17:00)
- hisasann『@hisasann日記』
- アライアヤ 『頭ではわかってる』
●委託出店者(鉤括弧内は本のタイトル)
以下の日記本は、「日記屋 月日」のブースで販売します。
- 作田優 『逃亡日記』
- 涼元風花 『こぼれ落ちてしまう前に』
- 山羊座のナンカ 『わたしのかけらをそっと手放す』
- ぼんやり書店 『生活は続く』
- ほうまつみなこ 『ではまた、日曜日に。』
- あやこ 『それからごはんを1合食べた』
- よしのさくら 『とまりみる』
- 桜木彩佳 『抱擁日記』
- 萌木野めい 『どうでも日記(回覧編)』
- ともや『効率よりも濃密 日記、ときどき本』
- W. Aragas 『ちいさきものもの』
- 弱井ねんね 『今日も元気に寝てました。』
- 奥村 祥(おくむら さち) 『君に、野菜をたくさん食べてほしいと祈ること 2023年10月1日〜2023年10月31日の日記』
- 生牡蠣堂 『まわり道して花を摘み、木陰に座ってお茶を飲む』
- あらまし 『それからはここから』
- 針山屋 『わたしのふね』
- 山羊座ロンド 『臺灣行きたい日記 完全版』『毎日台湾旅行記』
- かもめと街 『振り返らずに、船はゆく』
- 柴沼千晴 『親密圏のまばたき』
- 村上俊平 『けりをつける』
- PINFU 『三途の川の安全な渡り方』
- yo rai ka 『ぬけがらの月』『日々にチョコレートが足らない』『星座になったホクロ、鱗になったそばかす』
- たたみパルファム 『まともがわからない』
- かけら交換所 『かけら交換所 vol.1』
- 池田彩乃 『はじめての入院日記』
- 田畑 良 『いちばんちかい』
- のんき諸島 『よりぬきのん記2022』
- ずっとVACATION 『朝に追いつくまで』
- 鳥清 『たゆたう』
- nene chouchou 『香々ちゃんとneneの交換日記』
- 明日天気堂 『月が有るでしょう』
- 蔵 『ただ生きてみた』
- 品田遊『特製ペーパー』
※ペーパーは、お一人様一部限り購入いただけます。また、販売時間は11:00〜12:00/15:00〜16:00の二部制です。完売した場合はその時点で終了となります。
<日記の夜 番外編 出版社ブース>
ここ数年のあいだに、日記のリトルプレスや個人の話を書いた自主制作本から文筆・創作活動の道へ進んでいく方が散見されるようになりました。
そのほかにも、自分でリトルプレスを作って、文フリで販売したり、自家通販をしたり、創作をたのしみながら、販売もしていくという方の輪がどんどん広がってきました。
また、日記祭をきっかけに、「日記本」を作ってみたい! と挑戦される方も、一年前の開催時よりグッと増えている印象があります。
とはいえ、まずは何より「本を作る」ところから始めるとなると、
どこから手をつけてよいか分からないことってたくさんありますよね。
特に、肝心の原稿である自分の日記を読み返してみると
「これを本当に本にしていいのかな」と妙に悩んでしまって、形にするのをやめてしまったり……。
そこで今回の日記祭では、普段から「日記」や「リトルプレス」に
目を光らせている編集者の方にご協力いただき、
「リトルプレス相談室」のブースを設けることにしました。
本の企画や中身へのコメントなど、縦横無尽にお話いただくことができます(実際の制作物を持ってきていただいてもOKです)。
もちろんブースには、それぞれの出版社から出ている日記本も並びます。
まずは、なんでもお話しにいらしてください!
- タバブックス
▼出版社プロフィール
2013年スタートのほぼひとり出版社です。「おもしろいことをおもしろいまま本にして気持ちよくお届けする」 をモットーに人文・文芸・アート・コミックなどさまざまなジャンルで気になるテーマの本を刊行、しごと・生き方・ジェンダー・フェミニズム・韓国翻訳書が好評です!
http://tababooks.com/
▼ブースで販売予定の書籍
植本一子『かなわない』
小沼理『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』
葉山莉子『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』
その他、著者自費出版の日記ZINEなど
- 百万年書房
▼出版社プロフィール
2017年9月創業。代表・北尾修一。北欧の寝かしつけ絵本から愛情写真集まで、リチャード・ブローティガンから外山恒一まで、面白い本は何でも出します。
http://millionyearsbookstore.com/
▼ブースで販売予定の書籍
『調子悪くて当たり前日記』
※「日記の夜」は日記屋 月日が不定期開催している、小さなトークイベントです。誰かと一緒に、日記について語る夜を企画しています。
■トークショー
場所:世田谷代田 仁慈保幼園 Piazza
(BONUS TRACK広場の向かいにあります。)
〈日記〉を中心に「書くこと」そのものや、何か思い出すことについて、ゲストの方に様々な角度からお話をしていただく場です。
これから日記をつけたい方、日記についてじっくり考えてみたい方、ぜひお越しください。
入場フリー
定員:30-50名(先着順)
<タイムテーブル>
11:15-12:15 「内省したり反省したりする私たち」
出演者 古賀及子、マンスーン
ネットやSNS上で日記をつけるのも当たり前になった世の中。人目に付くところで自分のことを振り返るってどういうこと? 「内省文化」について、ざっくばらんにお話いただきます。
13:00-14:00 「私たちは日記を連ねる」
出演者 大崎清夏、ウメヤ、ヒライシカナコ
6月末から9月末までの三ヶ月間おこなわれたワークショップ「日記をつける三ヶ月」のファシリテーター、詩人の大崎清夏さんと参加されていたお二人による、トークです。
<出演者プロフィール> ※出演順
古賀及子(こが・ちかこ)
ライター、エッセイスト。 どうってことない日々を書くのが好き。日記の傑作選をまとめた著書『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』を2023年2月に素粒社より刊行。
https://twitter.com/eatmorecakes
https://note.com/eatmorecakes
マンスーン
オモコロ副編集長、ライター
2018年よりTwitter(現X)にて1日を140文字に凝縮した日記を書いたり書かなかったりしている。
餃子の王将で必ず頼むものはエビチリのジャストサイズ。
https://twitter.com/mansooon
大崎清夏(おおさき・さやか)
詩人。1982年神奈川県生まれ。2011年「ユリイカの新人」としてデビュー。詩集『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞、『踊る自由』で第29回萩原朔太郎賞最終候補。そのほか著書に『目をあけてごらん、離陸するから』(リトルモア)、『新しい住みか』(青土社)、『地面』(アナグマ社)などがある。音楽家や美術家など、他ジャンルのアーティストとのコラボレーション、絵本の文や楽曲歌詞、ギャラリー等での詩の展示など、さまざまなかたちで活動を行う。2019年、第50回ロッテルダム国際詩祭招聘。知らない町を歩くことと、山小屋に泊まる登山が好き。
ウメヤ
愛知県生まれ。日記サイト
https://umeya.notepin.co
ヒライシカナコ
栃木県出身。会社員/西荻窪・BREWBOOKS内「燈花書房」店主。現在、島根県温泉津の「本と喫茶のゲンショウシャ」にて、生き方と暮らし方をテーマにした選書を担当中。記録を残したい派なので、日記との相性は良いという自覚がある。来年は日記本以外のZINEを作りたい。
ワークショップ「日記をつける三ヶ月」の概要はこちら:https://tsukihi.stores.jp/items/6470626a700833003427c15d
■音楽ライブ〈生活者の音楽〉
場所:世田谷代田 仁慈保幼園 Piazza
音楽のために暮らしがあるのでも、暮らしのために音楽があるわけでもなく、上がったり下がったり、分かったり分からなくなったりする生活の往来そのものが音楽として鳴っているような気がしてしまう。そんなミュージシャンの方々をお呼びして演奏会をひらきます。
整理券順 / 入場フリー
定員:30-50名(先着順)
<タイムテーブル>
工藤将也
14:00 - 14:20 整理券配布
14:45 開場
15:00 - 16:00 ライブ
mmm
16:00 - 16:20 整理券配布
16:45 開場
17:00 - 18:00 ライブ
<出演者プロフィール>
工藤将也(くどうまさや)
1999年、東京都町田市生まれ。 10代の頃よりバンド活動、そして自宅録音による楽曲を人知れず制作しはじめる。 キャッチーなメロディと切実な歌声、表情豊かな言葉の数々がユーモアとシニカルさを交えながら日常の機微を描き出す、ピュアで普遍的なフォーキー・ポップを奏でるシンガーソングライター。
mmm(みーまいもー)
幼少期からの海外生活を経て、2006年より弾き語りを中心とした音楽活動を東京で展開。英語と日本語のリズムを行き来しながら日々の移ろいを歌にしている。VIDEOTAPEMUSIC、Exne Kedy などでフルート・コーラス担当。コロナ禍よりエマーソン北村、菅沼雄太とのトリオも活動中。
https://mmm-memymoe.tumblr.com/
■「はてなブログ」ブース By 株式会社はてな
場所:BONUS TRACK GALLERY
日記祭のためだけに、はてなブログのユーザーのみなさんから「日記の記事」を募集し、アンソロジー形式の「はてなブログの日記本(非売品)」の制作が実現!
この日記本は、昨年の12月にリリースされた、はてなブログの記事をそのままリトルプレス(自主制作本)にすることができる「リトルプレスパック」制作されています。
ご自身のブログ記事を小ロットで気軽に本にできるので、初めての「日記本づくり」におすすめです。
「はてなブログの日記本(非売品)」は、はてなブログさんのブースにご来場いただいた方に先着順で配布されます。
配布数に限りがございますので、予めご了承くださいませ。
その他、ノベルティの配布も予定されています。おたのしみに!
「はてなブログのリトルプレスパック」についてはこちら
https://blog.hatenablog.com/entry/littlepresspack
第3回「日記祭」へのご協賛についてはこちら
https://blog.hatenablog.com/entry/nikkisai202304
■「日記祭」前夜祭スペース配信
今回はX(旧Twitter)のスペース機能を使用して、日記祭の前夜祭となるミニトークを生配信します!
12/10(日)の日記祭を前に、あらためて「どうして日記祭が始まったのか」「日記をつける楽しさはどこにあるのか」「製本間に合いそう......!?」などなど、
ご協賛いただくはてなブログさんや、出店者の皆さんとともにざっくばらんにお話します。ぜひお気軽にご参加ください。
12/4(月)20:00〜20:30 はてなブログさん × 内沼晋太郎(日記屋 月日 店主)
12/5(火)20:00〜20:30 はてなブログさん × 月日スタッフ
12/8(金)20:00〜20:30 出店者のみなさん × 月日スタッフ
日記屋 月日 X(旧Twitter)▶︎https://twitter.com/nikki_tsukihi
※トーク内容や実施時間は変更する可能性があります。
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12月。
年の暮れは少し寂しい気持ちにもなりますが、日記をつけ始めるのにきっとよい月です。
日々は忙しないけれど、新しい年を迎えるためのちょっとした準備期間であったり、助走をつける期間であったり......。
日記祭をきっかけに、日記をつけ始める方が増えると嬉しいです。
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
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