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読書嫌い克服生活3日目

こんばんは、枯渇飴です。

ライターの仕事を辞める前、
文章力がない私を見かねた編集部の方から
「文章の書き方」についての本をいただきました。

noteの投稿を控えていた1ヶ月間は
その本を読んで読書嫌い克服生活を続けてました。

詳しくは書けませんが、この本をくださった
編集部の方はとても凄い方なんです!
(有名すぎてマッチングアプリで身バレするほど…)

若者の感覚を持っていると理由で
新人の私を記事のライターに選んでくださり
一緒にお仕事させてもらいました。

ある日、原稿の赤字が多い私に
「日本語にもある程度ルールがあります。
 これを読んで勉強して下さい」と
厳しく優しい言葉と共に、本を渡されました。

「ナタリー」の初代編集長の唐木さんが
新入社員への研修として教えていた
“記事の書き方”をまとめた一冊。

正直めっちゃくちゃ勉強になって、
もっと早くこの本に出会いたかったです。

当たり前の事ですが、
文章は主語・述語・修飾語で成り立っています。
伝えたい事を絞り、起承転結で分かりやすくまとめる。

そして読みやすい文章にする為に文章を繋げていく。

読み手の読みやすい文章とは何なのか、
この本にはライターとしての基礎が詰まっています。

なぜこれを国語の授業でしっかりと
習わないのか不思議に思えてきます。

そもそも理系の私にとって、
国語の授業を受ける意義が分かりません。

例えば羅生門のほんの一部を読んだだけで、
一体なんの勉強になるのだろうか。

教科書で描かれた羅生門の老婆はただの非道人。

メディアと一緒で一部だけを切り取ると、
物事の本質を見向けないと思います。

そして何より、羅生門の一部を読み
物語の流れを知ったところで
社会人になって意味があるのでしょうか。

社会人になってから求められるのは

・簡潔に状況を報告できる文章構成

・目上の方との会話に困らない敬語の使い方

・語彙力

まぁそれを習ったところで
私が真面目に授業を受けてるのは想像できません。

学生の頃はいつも
「こんなの将来なんの役に立つの?」

なんて反抗的に生きてきました。 

大人にならないと分からない事はたくさん。
時代に合わせて変化する事もたくさん。

来月25歳になる私ですが
世の中まだまだ知らない事ばかり。

でも本は私の知らない事を教えてくれるのだと
少しだけ読書に好感を持てるようになりました。