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カラスのうんち

二度寝により相変わらず13時にやっと動き始める。

返却期限が切れている図書館の本を返却し、ついでに気になっていたショートショートの神・星新一の「ノックの音が」という本を一冊借りてみた。

星新一は1001編を超す短編小説を生み出していて、図書館でざっとみただけでも彼の本は10冊以上あった。その中でも昨日聞いていたポッドキャスト、テクストダイバー ~本好きの読書カフェ~ で「ノックの音が」について触れていたことがきっかけでこの一冊を読むことに決めた。

昔の人の小説は見慣れない漢字が使われていたり、表現がいまいちぴんとこない難しいイメージだったが、星新一はそんなことはない上に起承転結の転が肝を抜いてくるのでどんどん読み進めたくなった。

いつも本が読み切れなくて返却を先延ばしにしてしまうため、今回こそは期限内で読み切って返したい。そしてサクサク読み進められるので達成できる予感がする。

図書館を出て、時間帯はまだまだザ・お昼といったところ。カフェインを摂っても睡眠に支障をきたす時間帯ではないため、大好きな午後の紅茶ミルクティーを飲むことができた。

いつも夜に散歩している川沿いを、久しぶりに日中にサイクリングした。
Uターンポイントとなる防堤の対岸に中学校があること、規模は小さめだが住宅街に似つかわしくないさびれた鉄鋼の工場があること、親子でサイクリングする人の多いことなど、明るいと身の回りの情報がざくざく目に入ってきて発見が多い。

ベンチに座って午後ティーと一緒に買ったたこ焼きを食べた。
すると横にある街灯に一匹のカラスがとまった。首回りがまだら模様の珍しいカラスを観察していると、うんちをペちょっと真下に落として去っていった。人の目の前でうんちしてしまうカラスが愛おしく感じた。

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