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盆栽×NFT それ、何のためのNFT?

NFTで盆栽の未来を変える!盆栽マンです。

サラリーマンの傍ら盆栽の聖地・高松で盆栽生産者のマーケティング支援を行なっています。(活動内容:YouTube運営やメルマガ発行など)

そして、今月(2022年9月)盆栽×NFTのプロジェクト「THE BONSAI」をスタートさせました。

といっても、まだNFTは販売していません。

というのも、NFTプロジェクトを成功させるには認知と集客、そして、ブランディングまで、つまりハイレベルなマーケティングが必要なので、今はプロジェクトの公式Twitterのフォロワーをひとまず1,000人にすべく、必死に広報活動を行っています!

今回は「THE BONSAI」の背景と想いをまとめてみました。少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。

盆栽産業が直面している課題

北谷養盛園(高松市鬼無町)

今は海外でも人気の盆栽ですが、足元を見ると課題だらけなんです。
ざっと上げてみると、以下の通り。

  • 国内市場の縮小

  • 生産者ならびに愛好家の高齢化

  • 後継者不足

  • コロナ禍での輸出の停滞

とはいえ、これらの問題の多くは、国内の他の地場産業や農業にも共通かと思います。

とりわけ、盆栽は住環境の変化で盆栽を置くようなスペースがなくなっている点、おじいちゃんの趣味という印象が強いためか、新規客が少なく愛好家やファンの高齢化が目立ちます。

また、コロナ禍でバイヤーの行き来が止まり、輸出にもブレーキがかかっています。今少しずつ回復しているようですが、あまりに輸出に依存している状態は危険です。

とにかく、盆栽産業には課題が山積しています。

盆栽の聖地・高松で感じた危機感

高松にある盆栽畑

ぼくが活動している高松は、松盆栽の生産が日本一です。実に国内シェアは80%以上。

高松盆栽の特徴は、棚にある盆栽を売り買いしているだけでなく、他の生産地ではあまり見ることができない盆栽畑を所有・管理している生産者が多くいる点です。

盆栽園といえばどこか敷居の高い感じがするかもしれませんが、高松の盆栽園は、どこか温もりを感じることができます。

それは近くに盆栽畑があったりして、農家のような側面もあるからでしょうか。

とはいえ、この畑の管理がまた大変なんです!

多いところでは数千本の樹が畑に植っています。管理を怠るともちろん枯れてしまいます。

生産者の高齢化が進むなか、盆栽生産は持続可能かどうか、考える時間はそんなに残っていません!

何からしら手をつけないと手遅れになるんです!

何のためのNFTなのか

ぼくは、1年ほど前にNFTのことを知りました。きっかけは、国内NFT界のトップを走るイケハヤさんのvoicyでした。

そのとき、直感で盆栽とNFTの相性の良さを感じたんです!

よくわからないけど、現状を変えることができる!と強く思いました。

アイデアのポイントは、以下の3つ。

  • 盆栽の所有と管理を分ける

  • 所有の権利をNFT化する

  • つまり、あずけ盆栽をブロックチェーンで管理する

「あずけ盆栽」とは
政治家や資産家など一部の愛好家が行なっている盆栽の楽しみ方。盆栽を所有するものの、自ら管理をせず生産者や販売者に管理を任せ、気の向いた時にふらっと観に行く。贅沢な大人の遊びといえる。

これが実現すると、棚に置いている盆栽から収益を生むことができます。

実際に、生産者が得られるメリットは以下の通り。

  • 収益の多角化

  • 生産の選択と集中

  • 新規顧客の獲得

もちろん、これだけですべての課題が解決されるわけではありません。

それでも、棚にある数本の盆栽から安定的に収益が発生する仕組みが作れると、随分と楽になるはずです。

場合によっては、畑の樹の質を高め本数を減らしていくことができるかも知れません。

一方、NFTホルダーには以下のメリットがあります。

  • 日本の高級盆栽のオーナーになって知人に自慢ができる

  • コミュニティで楽しむ

  • スマートに盆栽産業を支援できる

もちろん、最初からすべてがうまくいくとは思っていません。

失敗しながら、走りながら考えていきます。

盆栽の所有を変えて、盆栽を持続可能な産業にする!

これが、「THE BONSAI」のビジョンになります!
興味を持っていただるとうれしいです。

最後に!

ぜひ、THE BONSAIの公式Twitterのフォローをお願いします!!

1,000人集まるまで最初のNFTの販売は行いません!

皆さんの声をいただきながら一緒に企画をつくっていけたらと思っています。よろしくお願いします!


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