例会レポート10月(2024):日本小品盆栽協会東京支部
令和6年10月14日(月)、永福和泉地域区民センターにて10月例会が行われました。
テーマ「続・初心者講座(針金かけ)」
10月の講師も我らが支部長畔柳氏です。昨年実施した初心者講座の続きとして、針金の使い方を共に学びました。
前半の講義は、どの枝がいらないのか、どこをアタマに立て替えるのか等剪定による樹形の整理の仕方、樹形を整えるための針金かけです。
この一枝でいきましょう。
この枝もこの枝も、あーこの枝もいらないね。この一枝だけでいきましょう。
支部長の剪定であっという間に先端の枝だけになってしまいました。ああ、元の状態の写真納められませんでした。残念。そして更にこんなすっきりとした姿に。いいですね。
さあ、後半は実践。
さあ、後半は支部長が用意してくださった素材や、会員さん持参のものを使っての実践です。
さて、この二つの枝、どちらを残しアタマにしましょうか。またどちらの方向に針金をかけましょう。考えるのも楽しいものですね。 どの位いじめたら枯れるのかも自分でやってみて学んでくださいと支部長や先輩方はおっしゃいます。素材木で大いに挑戦してみてくださいね。
各テーブルを支部長、先輩方が廻って、手厚くアドバイスをしてくれます。会員の皆さんも意欲的に素材木に向かい、今月の例会も大いに賑わいました。
今回会場の片隅で先輩方が、何十年ものの樹の改作の密談?が行われていました。いやあ、最初からそのお話伺いたかったです。次回のお披露目はやはり支部展でしょうか。楽しみですね。私達の樹もぜひぜひ持ち込んで行きたいですね。
この時期は各所で秋の盆栽展が開催されています。たくさんの樹種、樹形、景色に触れ、自分の好みのものを見つけていくのも楽しみですね。
針金かけは、木の状態、樹種、棚場、天候などによっては作業時期も変わってくる場合もありますが、素材木で何度でも挑戦してみてくださいね。
今回見学にみえた方も、熱心に支部長に質問されていらっしゃいましたね。持参の真柏の枝、どの枝を落とすか決まりましたか。整姿後またいつか見せてくださいね。本日はおいでいただきありがとうございました。
支部長、今回もたくさんの素材提供と貴重な実践講義をいただきありがとうございました。
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