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自分にとってベストな酢豚の味を見つける

白黒ハッキリしないことがあまり好きではない私


私、酢豚があんまり好きではなかった。

あの絶妙に酸っぱいか甘いかどちらとも言い切れない感じが苦手で…

酢豚の例にも現れるように、私は白黒ハッキリしないことがあまり好きではなかった。


白黒ハッキリしなくて、もやもやした経験


例えば、誰かに頼っても良いんだよって言われた時。

その言葉を信じて頼ったら、

頼るときには相手の都合が今悪くないか考えた方が良いと、

痛みを伴う経験を通じて学んだり。

でも頼る時にたくさん考えすぎてしまうと、

かえって頼ること自体がストレスになってしまって、頼るのは諦めたり。

一人で生きていくことはできないので、

どうしても頼ることからは避けられないということを悟った。

頼るのか、頼らないのか、

もうどっちに舵を切ったら良いんだー!

と白黒ハッキリさせることができず、もやもやした。

また、頼るけど頼りすぎない、

みたいな許容範囲内の頼り方がわからなくて。


悩む中で見つけた気づき



そうやって悩んでいるうちに気づいたことは、

人生の面白みの一つは、グラデーション中のスイートスポットを見つけることではないか

ということ。

”頼らなさすぎない”と”頼りすぎない”の間の絶妙なスイートスポットを見つけていく。

誰も教えてくれないからこその面白み



どこがスイートスポットなのかは誰も教えてくれない。

多くの人にとっての許容範囲内に入る、”平均値”は、

誰かからもらうヒントによってわかるかもしれないけどね。

というのも、自分にとってのスイートスポットは他の人にとってのそれと同じではないかもしれない。

また、自分が関わる相手によってもそのスイートスポットは変わるだろうから。

関わる相手を食べ物で例えてみる。

酢豚は甘味:酸味=6:4が良いけど、

グミは甘味:酸味=3:7が好きだよなとか。

同じ甘酸っぱい系の食べ物の中でも、対象(ここでは酢豚、グミ)によって甘味と酸味の間のどこのグラデーションがスイートスポットなのかは変わってくる。

また、もしかしたら私の友達は、甘味:酸味=5:5の酢豚が好きかもしれない。

結論!


こうやっていろんな対象(モノ・人)ごとに変わるスイートスポットを、

いろんな経験を通して自分なりに少しずつ見つけていく

人生はこういう、白黒ハッキリしないことで溢れている気がする。

だからこそ、ハッキリさせられないこと全部にもやもやしていたらもったいない。

むしろ、グラデーションという曖昧な中での自分にとってのスイートスポット(=良い塩梅)を見つけていくことを楽しみたいと思う。

だって、そう考えた方が楽しく生きられそうだし〜!


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