救急搬送されました🚑
2023年6月7日(水)
1歳4ヶ月24日(生後509日)
全国のママパパさん
今週もおつかれ様でした✨
どんな日でも
一生返ってこない1日。
イライラして過ごす1日か。
ニコニコして過ごす1日か。
他人のせいにせず、
自分のおかげで
良い1日にしたいです✨
先週の土曜日夕方から
息子が発熱(38.5度)🥵
熱以外は
いつも通り元気なので
脇を冷やして
室温を
いつも以上に気にしつつ
様子を見ながら就寝💤
翌日も
まだ熱はしぶとく
下がりはしなかった💦
38.0度台が続き、
そのせいか、
食欲がないのか、
気分が乗らないなのか、
いつもたくさん食べてる
息子がほぼ全て拒否🙅♂️
今思えば、
喉ごしが良いものであれば
食べていたような感じ。
水分だけは
摂ってほしいので
アクアライトや
ジュースを飲んでもらって
ココでは
「水分補給」重視🥤
夕方にさしかかり、
👨の膝元に座っていた息子が
当然身体全体を
ブルっと震わせた。
「なに!?」と思い、
息子を覗くと
右手が引きつけを起こしていて
すぐ痙攣だと分かった。
苦しそうに唸っていたが、
まずは様子を見て、
気道確保だけ意識をして、
「熱性痙攣」を調べた。
段々と身体が硬くなり、
目が一点を見つめ出した。
首も上を
向いたままだったので
唾が喉に詰まってしまい
呼吸できなくなるのは
防がないと、と思って
体勢をもう一度たて直した。
2分経っても
痙攣がおさまらないので
救急車を呼び、5分待った。
すごく長く感じた。
その間息子は
意識はほぼなく、
ヨダレを垂れ流し、
痙攣は全身に広がり始めた。
やっと救急車が到着し、
ベッドに横たわった息子は
少しずつ、少しずつ
痙攣がおさまってきていた。
しかし、
右手と右足は力が
入っていないような感じで
全く動かない。
近くの病院行きが決まり、
ぼくは救急車に乗り、
妻は車で追いかける形になった。
道中、意識が戻った息子だが
全く言葉を発さず、
相変わらず右手、右足には
反応が見られない。
なので泣くこともない。
それが怖かった。
右が動かない息子は
お尻をついて座っても
右に倒れてしまい、
立つよう促しても
立てなくなっていた。
これからの
息子の人生がどうなるのかを
ぼくはたくさん
想像してしまっていた。
心配だったので、
スマホで
「熱性痙攣、麻痺」と調べたかったが、
よろしくない情報があると、
嫌なので調べなかった。
「脳にはダメージがあるだろうから…」
ふと、頭をよぎり、
いやいや、
どんなことがあっても大丈夫。
愛する気持ちは変わらない。
でも、心配。
どうなるんだろう。
最近立てるようになったのに
嬉しそうに歩き回る姿が見れないのか。
そんな気持ちが
ぐるぐる回っていた。
病院に到着して
診てもらっても
やはり気になるのは
右手、右足の様子、、
と先生も仰っていた。
また痙攣があるかもしれないし
様子を見るため
入院しましょう、
ということになった。
点滴を打って
少し待ち時間があった。
待合室で3人で
待っていると色々な人が通る。
そんな中、
息子は
点滴がついた左手で
通る人たちに
目をやり、手を振っていた。
それに
気付かない人がいても
息子はずっと手を振っていた。
気付いてくれた人は
手を振り返してくれた。
息子の健気な姿に
なんとも言えない気持ちで
胸がいっぱいになった。
自分がどんな状況でも
相手が見てなくても
相手を思いやる気持ちが
大切なのだと
息子が教えてくれているようだった。
病室に行く前に
妻は、看護師さんから
これからの説明を受けて、
息子は改めて、
左手の点滴が外れないよう
丁寧に貼り直してもらっていた。
息子は知らない場所、
知らない人に
色々されても
落ち着いていた。
壁に貼られた
アンパンマンに反応して
喜ぶような表情を見せた。
それを見た看護師さんは
「今はシールないから、描いてみたよ」
と、包帯の上に貼るテーピングに
アンパンマンの絵を描いてくれた。
息子はそれを指して、
何かを伝えてくれた。
きっと嬉しかったんだろうなぁ。
一部始終の息子の様子を見た
看護師さんは
「こんなに落ち着いてるのはびっくり、
すごいね。」
「たくさん不安があったやろうに。」
「もう終わったよ。よく頑張ったね。」
とたくさん褒めてくれた。
ぼくも
横で頭をヨシヨシと撫でた。
その後、先生から
診察結果を聞かせてもらった。
最近流行りの
「アデノウイルス」だった。
喉が真っ赤だったとのこと。
通りで、食べなかったわけだ、、、
申し訳ない気持ちで心が痛かった。
ぼくも妻も
息子にたくさん謝った。
病室に入り、
色々と整理していると
もう息子は限界のようで
ウトウトしていた。
高熱、喉の痛み、痙攣、救急車、麻痺、注射、
もう、これ以上頑張らなくていい
というほど
息子は頑張ったよね。
荷物を取りに帰っていた妻が
病室に戻ってきた。
ぼくは仕事の関係で抜けれないため、
泊まり込みは妻にお願いした。
なんとか
ぼくも家路につき、
遅い晩御飯を食べた。
晩御飯を食べて
ホッとした瞬間、
色々な気持ちが出てきて涙が出た。
当たり前なんてないのは
分かっているのに。
当たり前の日常が
目の前からなくなると
こんなにも有難い日常を
過ごせていたんだと気付かされた。
今日で入院3日目終了。
まだ入院生活が続くけど、
家族3人と、
見守ってくれる方々と
一緒に乗り越えたい。
右手、右足の動きも良好で
感覚が戻ってきたみたい✨
明日も少し前進しよう🚶♂️
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