貧困玩具記 ウルトラ怪獣アドバンス ギヴァス
9月21日 久しぶりの土曜休みだったので
朝から玩具を買いに行く
ウルトラマンアーク 新怪獣ギヴァスのソフビだ
最寄りの電気屋まで車で15分
缶コーヒーを飲み、カフェインを摂取しながら
開店5分前に到着
ところが今日の電気屋は混んでいた
すかさずツイッターをチェックする
なるほど
今日はライトニングバスターガンダムのプラモデルの発売日らしい
最後尾に並ぶ
人数は30人くらいだろうか
地方の電気屋にしては混んでいる
否、地方は選択肢が少ないのだ
開店時間が来たので、店員の指示に従い進んでいく
私はプラモデルを買いに来たわけではないのに
なぜ並ばないといけないのかと
心の中で悪態をつきながら
途中で列から抜けてウルトラマン玩具コーナーに向かった
この電気屋は私の住んでいる地域の中では
最もウルトラマン玩具の品揃えが充実している
ところがギヴァスが見当たらない
ウルトラ怪獣アドバンスは通常のウルトラマンのソフビと違い
吊るし売りではなく、箱売りされている
その箱が見当たらない
いや
よく見るとあった
ウルトラマンブレーザーのウルトラ怪獣アドバンス商品の中に
埋もれていたのだ
思いの外入荷数も少ないらしい
2つおかれていたうちの1つを
手に取りレジへと向かう
プラモデルコーナーは
ライトニングバスターガンダム目当ての人間でごった返していた
私は手早く会計を終わらせると自宅へと戻った
発売前からギヴァスの存在、そして玩具が気になっていた
ウルトラマンアークのオープニングに一瞬登場するロボット
それがギヴァスだ
劇中では宇宙から飛来した謎のロボット怪獣として登場して
ウルトラマンを一時的に撤退させるなど強豪怪獣として描かれていた
今日の放送は前編で、来週放送の後編でこの怪獣の正体がわかるらしい
ところで
ウルトラ怪獣アドバンスシリーズは
2023年放送のウルトラマンブレーザーから展開している
通常の怪獣ソフビにギミックを仕組んだソフビシリーズである
ギヴァスの場合上半身を捻ると、裏側の顔が正面に現れ
もう1つの形態(グラップルモード)でも遊べるという代物だ
これはソフトビニール製人形のカンチャクを活かしているだけで
そのままギミックと呼んでいいのか気になるところだが
今までありそうで無かった発想である
過去の例では
ウルトラマンジードの劇場版に登場した
ギルバリスが近いだろうか
もちろんこのギミックのために
両腕はまっすぐに伸び
不自然に頭部が結合されているという欠点もあるのだが
私は概ね満足することができた
欲を言えばワイヤーが本編のように伸びてくれればとも思うが
安価なソフビ人形には限界がある
私はこのギヴァスが夕焼けの中、佇むシーン再現するために
撮影部屋に向かった
まずは照明のセッティングだ
夕焼けの赤色が出せるカラーライトをスタンドを使って上部に取り付け
太陽となる丸いライトを撮影台の中央に設置した
そしてカメラのシャッタースピードと絞りを調節していく
こうして私の貴重な休日の半分が消えていくのであった
つづく?