承認欲求を捨てる。
こんばんは。ご無沙汰しております。
一昨日、今年度一番のイベント「中間発表」が終わりまして、少しほっとしたいとも思いつつ、なんと来週にまたまた論文紹介が控えておりまして、、、、
いつもは2週間かけて準備するんだけどなあ、と思いつつ、気合で乗り切ろうとしています。
この頃、朝とても寒く、なかなか布団から出られない私。(部屋の気温6℃だった。寒すぎ。)ベットから出る覚悟を決めるまで、なんだかいろんなことを考えてしまって、憂鬱になる。
そんな中、management of technologyって名前の授業を受けてたら、久しぶりに聞こえてきた「マズローの五段階欲求」。
働いて稼ぐとは、自分の仕事によって価値を生み出し、それを提供してお金を獲得すること。そのために必要なのが、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキル。だそう。
ヒューマンスキルについて聞いてる時に印象的だったのが、「承認欲求を捨てること」。え?認められたいって思っていてはダメなのか?!
いやぁ、でも確かにと納得してしまう。最近ひどく共感してしまったスタイリスト大草直子さんの『飽きる勇気』っていう本の中に、『世間のものさしや価値観に合わせるなんて、意味のないことだ。決めるのはあなた自身であるべきで、ダメな自分も含めて抱きしめてください』って言葉があった。
大草さんはお洒落なだけではなく、その生き方がカッコ良くて憧れ。自分勝手ではない自分らしさ、を実現できている女性の一人だと思ってる。でも、本の中に書いてあったのは、大草さん自身も人と比べて枠にとらわれて苦しんできたけど、この枠やしがらみから自分を解放する練習をした結果、今の大草さんがいる、ってこと。
私は基本的に自分に自信がなくて、本当の自分を知られるのが怖くて、謎に高いプライドで自分を守ってきた。そして、そんなふうに取り繕ってよく見える自分を褒めてくれる人を小さい頃から求めてきたような気がする。褒めてもらえないと、どうしても頑張れない、自分を認められない。
でも、そんな段階にいては社会に出てからますますストレスフルになるだけで、変わらないといけないことを教えてくれるのが、何気なくとった授業。
大学院まで行かせてもらって、自分何してんのかなあ。
研究全然何やってるのか理解できないこと多いし、仲良い人もほとんど就職しちゃって会えないし、楽しくないなあ。
コロナがわかっていたなら、大卒で就職すればよかった。
こんな思考は、過去に院に進学することを決意した自分を全否定しているだけ。
先生に、親に、友達に褒めてもらえるのをやりがいにするのではなく、『自分軸で考える』、そして『承認欲求を捨てる』。
今の私にはとっても難しいけど、必要な能力なのかもしれない。ゆっくりゆっくり培って行きたいな。
今日も寝る前には自分に声をかけてあげよう。
『大丈夫大丈夫。よくやっているよ』
さあ、もう少し論文読み進めますか!!!