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24卒内定体験記Vol.3 フジ(@nearel1448)

内定先:三井物産、住友商事
学歴:難関国立大学

僕が就活において最も大切だと思うのは、「数多くある自分の強みから何を面接で押し出すのか」ということです。

就活生は皆さんこれまでの20年と少しで本当に色々な経験をされてきて、たくさんの強みがあると思います。ただ、それを満遍なくアピールしようとするあまり、面接官からすると結局どういう強みがある人間なのか伝わっていない人が非常に多いです。

では、その強みはどう考えればいいのか、その条件は2つで、1つは自分の原体験(ガクチカであればなおよし)と紐付いていること。もう1つはその企業から見て再現性がある強みであることです。
具体的に言うと、私は総合商社を受けるに当たって「結果に対する強いこだわり」、そこからくる「泥臭さ・精神的なタフさ」、そして「論理的な課題設定能力」この3つを押し出していましたし、実際に企業からもこの点を評価されていました。
このようにしっかりとした強みが3個ほど見つかればそこからは簡単です。

ガクチカに関して言うと、まずはしっかりと論理性が担保された回答ができるように、「準備→優秀な内定者や社会人に壁打ち」というサイクルを繰り返してください。そして論理の面で穴がなくなってからは、ガクチカの中でその強みが発揮されたエピソードをどんどん押し出していきます。何個も強みがあったら時間がどれだけあっても足りないですが、3個くらいなら全然余裕です。最終的に伝えたいことが決まっているので、多少アドリブでもそのエピソードに帰着させれば問題ありません。

志望動機に関して言うと、原体験(ガクチカが望ましい)と結びつけることが何より大切だと思っています。原体験で感じたやりがい、発揮した強みを抽象化し、その企業の業務に結びつけるだけです。ただ、ここはOB訪問を通しての壁打ちが必要になってきます。実際に働いている人が違和感を感じないものができればまず問題はないでしょう。

ここまでできたら内定にかなり近い状態にあると思います。ただ、最終面接では役員から突飛な質問が飛んできます。アドバイスとしては、自分が押し出している人物像からブレない回答をすることです。「君ならそう言うよね!」という回答をすれば問題はないでしょう。ただ、ここは正直対策が難しいです。だからこそこれまで20数年生きてきて、どれだけ人と関わってきたか、その蓄積であるコミュニケーション能力が見られていると思います。なので、就活中も色んな人と関わり続けてください。それが必ず内定に繋がってきます。

サービスを受けての感想

率直に、コンサルをお願いして良かったと思います。
実は僕は1度しかコンサルしていただいていないのですが、そのわずか30分で就活の方向性が見えてきました。原体験を深掘っていただく中で自分が押し出すべき強みが見えてきて、そこからの面接は常に、「受かる」という確信を持って臨むことができていました。Twitterで流れてきた時は「高すぎやろ」と思いましたが、将来への投資と考えればその価値は十二分にあると思います。結論、オススメです。

最後に、就職活動は1人では絶対に上手くいきません。なぜならば他者が評価するという仕組みだからです。だからこそ、就活仲間、内定者、社会人などいろんな人に頼ってください。その客観的目線が納得内定に繋がります。応援しています。

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