24卒内定体験記Vol.22 トトロ24卒(@rQLJrjpeQk88SbD)
内定先:映画会社、食品メーカー
志望業界:エンタメ、出版、マスコミ(+旅行、食品)
学歴:早慶
【はじめに】
今回内定体験記を書かせて頂くことになりました。勝ちパターンを熟知しているわけでもなく、面接も大の苦手の就活生でしたが、志望業界の枠が小さいことや周囲に近い業界を志望している人もいなかったことから、同じ業界を志望している方の参考になればと思い、書かせて頂くことにしました。
倍率が高いエンタメや出版就活にかなり苦労をしておりましたが、最終的に希望の企業に内定を頂けたのはぼんじりさんのおかげです。今回は就活全体の流れとともに、ぼんじりコンサルについても紹介できればと思います。
【大まかな就活の流れ】
私は3年の夏からぼちぼち始め、秋のテレビ局から本選考が始まり、4年6月くらいまで続けておりました。テレビ局→出版→就活解禁(3年3月〜)という流れだったので、インターンはほぼ受けていないのですが、その代わり本選考で多くの企業を受けました。
ぼんじりさんにDMを送ったのは12/11でした。この時期は激戦&激重のESに直面しており、他の対策も疎かになっていたので、このままでは全落ちの未来しかないという不安に苛まれていました。話すのが得意なタイプではないので、面接をなんとなく避けていたところ、全然面接を経験しないまま冬になっていました。
Twitterで「就活」「面接」などと調べていく中でぼんじりさんのツイートに辿り着きました。私はたまに宝くじを買いたくなるのですが、同じような感覚で怪しさを感じつつもギャンブル的な気持ちで連絡をしました。と言いつつ、すがるような気持ちもありました。
そこから計7回コンサルを受け、サブスクの5分コンサルなども利用し、無事に内定を頂くことができました。
【初回コンサルを受けるまで】
上記に記載した通り、3年夏からぼちぼち就活を始めたものの、最初は志望業界が固まらず、インターンもあまり決まらず、面接も全然経験していない。自分のような人間は就活に向いていないと常々感じていました。
秋になり、就活も本格的になりつつありました。自分は昔からテレビや映画が大好きで、大学に入ってからも没頭していました。自分がエンタメの力で踏み出すことが多かった人生でもあったので、いつしかドラマや映画を作れる人になりたい、その魅力を届ける人になりたいと考えるようになっていました。
ですが、採用人数が少なく非常に倍率が高いことやエンタメ強者(映画作ってましたとか週7で映画館通ってますとか)ではないことから、自分がその業界に入れるイメージが全くありませんでした。エンタメ業界を志望しつつも、不安しかなかった私は、ES対策や面接対策、テスト対策など全てが中途半端でした。自己分析も周囲の人から聞いた方法で試すも、イマイチどうESや面接に活かしていけばいいのかが分かっていない状況でした。その焦りがTwitterに答えを求めたわけなのですが、そうして私は「ぼんじりテレビ」というアカウントの門を叩くことになりました。
【3年冬〜本選考へ】
12月にぼんじりさんに連絡し、初回コンサルを受けることになりました。初めは原体験コンサルをお願いしました。余談ですが、他の皆さんも仰っているように、最初怖い人なのかな…と思っていましたが、とてもお優しい方でした(笑)コンサルやDMでも就活の状況だけでなく、メンタルや就活の調子も心配してくださいました。
まず最初の原体験コンサルでは、話して数分で「こういう人間だよね」と言い当てられました。「こういうことをしたいと思っている」と伝え、ずっと印象に残っていて関連してそうなエピソードを話すと、その原体験がどのように志望業界や職種に結びついているのかを綺麗に的確にズバッと言語化してくださいました。自分のやりたいこと、そしてなぜそれをやりたいのかがバチっと結びつき、自分だけのオリジナルな志望理由に気づくことができました。
原体験はめちゃめちゃ重要です。「なんでこの職種なの?」「なんでこの業界なの?」はほとんどの会社で聞かれますし、原体験と結びつけて答えた時の方が明らかに反応は良かったです。
何よりも自分の中でやりたいことの軸が決まり、言語化されたこと。自信を持って話せるようになったこと。これが私の就活において非常に大きかったと考えています。
この時期は出版就活に向けて力を入れていました。激重ESなのでなるべく早めに書いて、書けない部分は書けるための行動をしたり、早いうちから添削してもらったりしていました。
特に出版ESは1つのESに基礎的な設問から情報感度の高さ、伝える能力など、色々な意図を持った設問が詰まっていたので、1社見てもらうだけでも他のESに活かせることがたくさんありました。受けたFBをメモして他のESに反映させていくのを繰り返していったことで、ES落ちは限りなく少なくなりました。
3月になってからは色々な企業の情報が解禁されたので、3-5月はとにかくESを出しまくりました。エンタメは特にスケジュールが遅いのと、倍率が高い(だけどエンタメの世界に行きたかった)ので、持ち駒が減らないように3年秋から数えると60くらいはESを出していました。今考えると全然回っていない時期もあったので、受ける企業数は考えた方が良さそうです…。
面接対策は模擬面接やサブスクを上手く使い、面接の内容を中心に見て頂いていました。面接内容を言語化して見て頂くことで、どの部分が良くてどの部分が悪かったのかも明確になりますし、何より面接を客観的に分析することができました。FB頂いた内容を基に、面接の話し方や話す内容を変えて次の面接に臨むようにしていたのですが、これを繰り返したことで、面接の通過率も上がりました。
面接の経験もほぼなく本選考に突っ込んだ形ですし、本当に苦手だったのですが、「面接を見て頂いて次の面接に活かす」を徹底&本選考で面接をたくさん実践したことで、苦手意識も薄れ、面接がうまくいくようになったのかなと思います。その後も面接を続け、無事に内定を頂くことができました。
【就活で大事だと感じたこと】
ぼんじりコンサルを踏まえ、就活で大事だと感じたことをまとめたいと思います。
①原体験を見つけること
原体験は就活における要です。ここが分かっていれば、やりたいことがブレることはないと思います。
②【ES】
「会いたい」と思える・「画」としてイメージができるESを書き上げる
もちろん面接にも通じます!特にガクチカの書き方は劇的に変わりました。「局所的に伝える」はめちゃくちゃ重要で、ガクチカの書き方を変えただけでも、ES通過率は格段に上がりました。これは世に溢れている典型的なガクチカではなく、オリジナリティに溢れたガクチカを仕上げることができたからです。
ガクチカに限らず、色々な要素を詰め込んでも結局情景が浮かばないとFBを頂いたのですが、焦点を絞って伝えることで、何を伝えたいのかが明確になります。伝えたいことが明確になることで人柄も情景も伝わるので、「伝えるなら局所的に」は本当に大事です。
③【面接】タネをまいて、自分のフィールドに持ってくる
「局所的に伝える」と同じくらい大事だと思ったのが、「タネをまく」でした。これがあまり得意ではなかったのですが、自身の話したいことをいい感じで伝えることで、面接官がどんどん深掘ってくれます。
逆に自己紹介などで色々な活動に触れた結果、あまり準備していなかった内容に触れられてしまい、自身の伝えたいことが伝えられないこともあります。
私も自分の話したいネタを匂わせることができた面接では、見事面接官が食いつき、自分が伝えたいことを伝えることができました。まさに「勝てた」面接だったと感じています。
④就活の勝ち方を熟知している人に頼りまくる
総括ですが、とにかく就活の勝ち筋を知っている人に頼るのが一番です。勝ち方を教えてくれるので、あとはその勝ち方を踏襲し、突き進むだけです。
⑤とにかく実践すること
勝ち方を学んだら、あとは信じて実践するだけです。特に私は面接が苦手で話すのも得意なタイプではないので、とにかく実践して本番に慣れることが自信にも繋がりました。
【おわりに】
以上が私の就活です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
「伝える」ことが苦手な私にとって、24時間頭を使い、「伝える」ために魂をかける映画やドラマの世界は小さい頃からの憧れでした。
その世界に入れるイメージが全くなかった自分が最終的に内定を頂けたのは、就活での勝ち方を知り、何度も修正をしてもらったからです。闇雲に走るだけではうまくいかなかったり、一杯一杯になってしまったりします。就活においては勝ち方を熟知した伴奏者が必要です。私の場合はそれがぼんじりさんでした。内定した時も私以上に喜んで祝福してくれました。
うまくいかないことも多々ありましたが、就活で自分の人生を見つめ、やりたいことを目指した時間は大きな財産となりました。大変なこともたくさんあるかと思いますが、この体験記が少しでも25卒の皆様の参考になれば幸いです。皆様の健闘をお祈りいたします。
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