見出し画像

25卒内定体験記 Vol.25 うどんどん(@udondon0896)

内定先:三大商社、五大商社、リクルート、大手SIer2社、大手広告代理店など
学歴:地方国公立大学文系



【はじめに】

初めまして、うどんどん(@udondon0896)です。
僕の就職活動はうまくいきかけては失敗してを繰り返したものだったので、その過程を書いていければなと思います。
まずはじめに、僕は就職浪人をしています。24卒時も内定はあったのですが憧れの企業への想いから、就活浪人を決めました。

人より長い時間就職活動に取り組んできた中で、僕のたくさんの失敗とたくさんの学びの中で特に実行していたものを書かせていただきます。ほぼ日記みたいになっている箇所もあるかと思いますので、適度に読み飛ばしてもらえると僕も気が楽です。
僕がぼんじりさんに初めてコンサルをお願いしたのは【11月】ですので、ぼんじりさんのコンサルについて興味のある方は、そこまで飛ばしてください。


【24卒本選考】

僕の就活スタートは、3年の2月末でした。留学から帰国してきて、しばらく遊んだのでそろそろ就活始めるかという気持ちで始めました。
当時のマインドは「人より話すの上手いし、体育会で留学行ったし、どっかは大きいとこ引っかかるでしょ」です。
典型的な就活失敗する可能性の高い人のマインドですね。

結果としては、電博・5大商社・デベ最終落ちでした。そもそも出願が前述含めて18社でしたが、僕含めた皆さんが第一志望とするような企業は悉く最終落ちという結果でした。
当時は、志望動機を聞かれた時に「やりたいことは全くないですが、御社の〇〇なところに惹かれて!」という超ファン目線の志望動機でした。超大企業の最終面接を担当されるような方々は、ちゃんと準備不足を見抜いて落としているんだなと今振り返ると思います。(それでも内定する人がいるのも事実です)

24卒の就活は6月10日に最後の落ちメールが来て終了しました。これまでやってできないことはないと思っていた自分にとっては結構大きな絶望でした。
そして、就活浪人を決めたのは、そのすぐ後でした。当時の心境はあまり覚えていませんが、そんな重大な決断だと当時は思っていなかったことだけ覚えています。


【25卒夏】

サマーインターン選考スタートです。心機一転、ここからは24卒時の失敗を全て乗り越えるぞーという気持ちでESを書きまくりました。(そのつもりでしたが、今見返すと大手病が治らず、30社ほどしか出していませんでした)サマーでの目標は「博報堂インターン参加&10月内定」です。「10月に博報堂取って、弾みにしたい」という気持ちです。また、それ以外にも総合商社やデベ・ITなどの選考を受け、最終的に目標としていた博報堂・総デベ・総合商社・その他複数のインターン参加を掴むことができました。

ちなみにですが、博報堂のインターンはすごく楽しいです。もちろんインターンという形の選考ですが、今でも仲の良い友人もできました。少しでも余裕がある人は出してみてください。僕で良ければ課題や面接の練習相手になります。


【10月】

最初の失敗がやってきました。場面は、博報堂のサマー経由早期選考です。
無事、インターンとその後の志望動機シート選考を乗り越え、早期選考の最終面接を迎えました。2回目の赤坂です。24卒次に最終面接を受けていることを事前に人事と話していたので、直前の雑談でも人事から「今度こそ頑張ってね」と言ってもらえました。優しいですよね。

そして、最終面接でまたしても落ちました。

落ちた理由は明らかでした。「良くないところを見せなかったこと」です。
例えば、「あなたはどんな人ですか?」
この字面だけを見て、良いところを聞いているんだ!と脳死で考えていたのが当時の僕です。ですが、この質問はそれまでの流れによってプラス面orマイナス面のどちらを聞かれているかを見極めないといけない質問です。当時の僕は、マイナス面を見せることを恐れていたため、全てに脳死で良いところばかりを答えていました。最終面接の面接官は、そんな一面的な僕を見せただけでは許してくれず、2度目の最終落ちを喫しました。

僕の就活人生で2度目の絶望です。


【11月】

ここで初めてぼんじりさんのコンサルを受けることになります。
僕はここまでの就活を通して、他人を全く頼ってこなかったので、再出発の意味を込めて誰かに頼ろうと思ったのがきっかけです。
この30分で感じたことは「この人なら今後も頼ってもいいかもな」でした。
理由は、僕になかった考え方やスタンスを教えてくれたからです。

僕の最初のコンサルは「原体験コンサル」でした。このコンサルでの新しい発見は、
⦅そりゃそういう「やりたいこと」や「志望動機」になるよね⦆
と面接官が思うような原体験が見つかるorその手がかりが掴めることだと思っています。

詳しくは後述しますが、この「その流れは自然だよね」と面接官に思ってもらえることは志望動機においても、パーソナル面接におけるキャラ作りにおいても最も大切だと思います。途中にフックをつける話し方はするべきだと思いますが、面接終了時に上記の思考に面接官を持っていかないと、彼らにモヤモヤを残してしまいます。


【12・1月】

この2ヶ月間のトピックは一つだけです。僕の24卒時からの第一志望であった企業の冬選考です。やっと自分の想いや考えを伝えることができる!と息巻いて12月に突入したのを覚えています。20回以上のテストセンター通いや10人以上のOB訪問、友達たちとの大量の模擬面接などを実施しました。受験で大して頑張れなかった僕の、人生最大に気合の入っていた期間だったかもしれません。

それでも、結果は最終面接落ちでした。
僕の就活人生で3度目の絶望です。

ここで落ちた理由は、「おもんない」からだったと考えています。
この「おもんない」というのは話題そのものがつまらないというのもあるかもしれないのですが(辛いですけど)、一番は「人間的深み」が見えなかったことだと思います。

例えば、「あなたはなんでそんなに人の顔と名前が覚えれるんですか?」という質問がありました。これに対する僕の回答は「昔から記憶力が良かったんです」でした。何も「面白く」ないですよね。

でもこの回答が
「僕は全人類を性的に見れるんです。これ全く変な意味ではなく、僕は目の前のお客さんに対してでも、この人ってどんな人にモテるんだろとかこの彼女さんのどこが好きになったのかな、とかが気になるんですよね。こんなのばっかり気にしてたら、自然と顔と名前っていう情報も記憶するようになってました」
だったらどうですか?キモいかどうかは一旦横に置いて、人間的に面白いな、深いやつかもしれないぞこいつと思わせられるかもしれません。

話を戻すと、こういった気の利いた返しが全くできず、「おもんない」判定をされたのだと思います。
これらをぼんじりさんや他のメンターなどと話すことで結論づけ、春選考では自分の思考や嗜好や志向の全てを出そうと心に誓いました。

一応この時期に、インターネット広告の大手からは内定をいただいて、ギリギリ精神が崩壊せずに済んでいました。入ってもいいかなと思える企業の内定は早めに確保しましょうね。


【2・3月】

この期間のトピックは迷走と中弛みです。
ぼんじりさんのコンサル生や友人と毎週模擬面接をしたり、たくさんの本選考締め切りをこなしたりはしていましたが、これから何をすればいいのか・次のステップが見えないということで中弛みしていました。
中弛みの一方で、アクションは続けていました。具体的には以下3点です。

①3月本選考・6月本選考エントリー
25卒次には、3月に本選考を行う超大企業もたくさんありました。この3月選考で一つでもそういった企業群の内定を獲得できると、それ以降の選考がすごく楽になります。また、僕の友人でも3月で就活が終了した日系大企業(総合商社・デベなど)志望もたくさんいました。

②友人との模擬面接
中弛みと言いつつ、なんとか就活のアクションを取り続けられた最大の要因は、友達の存在でした。集中力の続かない僕でも、友人に模擬面接でボコボコにしてもらいFBをもらうことで、強制的に少しでも前進しようとしていました。
この時期には、失礼とか一切考えずにFBし合える仲の友人を作っていてくださいね。絶対です。

③OB訪問
僕は各社合わせて合計32人にOB訪問をしていました。OB訪問は最低でも3月までにはしておくべきです。できれば1、2月にガチってください。

僕の経験談ですが、ある総合商社では最終面接でOB訪問した社員の名前と部署を言わされ、その場でPCで調べていました。また、別の総合商社では二次面接前にOB訪問を受けた社員の方に直接面接官が評価を聞くこともしていたそうです。その社員の方からは今年で一番激推ししておいたよ!👍と言われました。OBの方とは仲良くしましょうね。


【4月】

待ちに待った第一志望企業の春選考一次面接がこの月にありました。
ただ、それ以上にこの月のトピックは就活におけるもう一人の師匠を見つけたことです。ぼんじりさんはもちろんですが、某電通OBの方からたくさんのことを学びました。

後述しますが、まとめると「おもしろく話すにはどうすればいいか」です。そしてこのために大切なのが、「ドキュメント性」です。

このドキュメントとは、テレビでやっているようなスポーツ選手の活躍の裏側などに密着したような番組のドキュメンタリーと同じ意味です。つまりは、「お前の話に、お前しか話せない、思わず食いいってしまう面白さはあるのか」ということです。これを高めるために、信じられない忙しさの師匠と週一で模擬面接をしていただいていました。


【5月】

この月のトピックは一つだけです。僕の24卒次からの第一志望であった企業の二次面接落ちですね。正直、25卒次で最も良くない面接をしました。面接終了時に、落ちたかもしれないと久々の感覚になり、月曜の結果通知で現実を知りました。
これまでも絶望はありましたが、もう挽回のチャンスのない絶望はこれが初めてでした。

ただ、この月は総合デベロッパーやSIerの選考も多くあり、3日で気持ちを切り替えて次に進めたことが最終的な結果につながったと思います。

就職活動は自分の納得する結果が出るまで走り切らないといけません。

辛い時期もあると思いますが、自分なりにメンタルを保つ方法を見つけてやり抜いてください。正しい方法で、適切な量を努力した人は何かしらの結果が出ると僕は信じています。
僕の場合のメンタルを保つ方法は、noteの最後に記載しています。


【6月】

長かった就職活動もようやく終了です。6月は5社選考・うち4社内定という納得のいく結果で就職活動を終えることができました。6月選考に残していた総合商社を始め、この1年半で『実力』を身につけることができたのが要因だと思っています。
他の人(あぼかど@abokadooo25_)も内定体験記に書いていましたが、ここまでくると大物感が勝敗を決めると思います。

ここでの大物感とは、
①面接官の求めるあなた像であり
②自分を信じているんだなこいつ
と印象つけることだと思います。

①面接官の求めるあなた像
面接官は、学生に対して「こいつって〇〇」な感じなのかなっていう偏見というかイメージを持っています。その根拠はそれまでの面接の申し送り事項やES、外見・雰囲気と様々ですが、何かしらの仮説を持って面接をしています。そして、「求めるあなた像」とはまさにこれなのです。30分という短い時間で評価をするために定めたあなた像を最後まで貫いてあげるのです。

例えば、僕の場合は見た目や入室した時の第一印象で「ずっと笑顔で良いやつそうで、人と上手くやりそう」だけど「強く相手に出るのとか苦手そう」とかが思われがちです。なので、このキャラを見せつづける、かつ不安や疑念を払拭してあげるんです。それが本当の自分であればあるほど面接が楽になりますね。
ブランディングという言葉がこの考え方に当てはまりますが、相手が感じるであろう自分への印象を考え抜き、それに当てはめるのか、それともちょっと変えるのか。僕はこれを6月直前に友人と考え抜いて実行したことが、『実力』に繋がりました。

内定後のFBで複数社から言われた評価点は
①裏表がなく、良い子そうだった
②経験の幅があり、好奇心と行動力が両方あるタイプ
③たくさん失敗してるけど、ちゃんとそれに立ち向かい克服してることに成長性を感じる

この3点でした。全て狙い通りに評価されていたので、伝えたい自分像を定めて、それを適切に伝える練習をすることが全てなんだなと感じています。

②自分を信じているんだなこいつ感
これは簡単です。どんな言葉にも責任感と目力を持ちましょう。そして笑顔で落ち着いて答えます。それだけで、大物感は少なからず醸成できます。
最終面接官のどんな突飛な質問にも焦らずに、
「自分の意見やスタンス+過去の経験」
を伝えることができれば、それは徹底的な自分理解と自信を伝えることにもつながります。
これを自信を持って行うためにも、就職活動の『実力』を身につけることが大切だと思います。


5月以前との違い

『準備に自信があるなら、あとは無心で面接に臨む』
これは僕が6月の面接で一番意識していたことです。ここまでくると、全員がある程度の準備ができている状態で面接に臨むと思います。だからこそ、あとは準備したものを出すだけです。自分のそれまで積み上げてきたものや練習の雰囲気を出すだけです。

たとえ意図しない質問が来たとしても関係ありません。上記の面接官の求めるあなた像に沿った回答をすればいいんです。
僕の場合は、無心=自然体で臨むことが上記の評価ポイントや大物感に繋がったと思っています。
いつ転機が訪れるかは分かりませんが、自分の納得いく面接スタイルが早く見つけましょう。


【ぼんじりさんのコンサル】

僕は11月からのサブスクとコンサルを合計で8回受けました。
その中で思ったことを書きたいなと思います。


①原体験コンサル

いろんな人が書いていますが、志望動機を補強するための過去の経験である原体験を、幼少期まで遡って見つけてくれるというものです。
この原体験コンサルには
①原体験を見つける→②原体験とともに志望動機を加工する
という2つのステップがあると思っており、僕は特に②のステップに助けられました。
まず、①の「見つける」は誰でもできるものではないと思います。ただし、考え方と見つけ方を学べば、ある程度自分でもできるようになると思います。その原体験の妥当性の検証は絶対にしてください。

原体験の一例を出せればなと思います。
「私は旅行をしているときに偶然サッカーW杯の日本代表対ドイツ戦を見る機会があり、その際に日本代表が圧倒的下馬票を覆してドイツを破り、会場全体や会場外の一般人を巻き込んだ国レベルの熱狂を生んだ瞬間に遭遇したんです。あの瞬間に僕の人生の目標は人が熱狂する瞬間を作り続けることになりました。」
→この太文字の部分こそがまさに原体験です。面接官が一回聞いただけで、「そりゃ君はそういう成し遂げたいことを言うよね」と相手を納得させるための根拠ですね。
ただ多くの場合は、僕含めた普通の人にこんな強烈な原体験なんてありません。だからこそ、②加工するが重要になってきます。

この②「加工する」の過程こそ最も重要なステップだと考えます。なぜなら、就職活動は人に理解してもらう必要があるからです。
この加工するとは、
「自分が納得している原体験を、誰もが一発で理解できるように言い換える」
ということです。だからこそ、今すでに原体験を自分で見つけられている人でも、伝え方に悩んでいるならコンサルを受けてみてください。納得のいく言葉に加工してくれるかもしれません。
この加工というステップを踏むことで、上記のような強力な原体験でなくても、面接官の心を掴んで話さない原体験になると思っています。


②FBコンサル・模擬面接

FBコンサルとは、自分の面接の文字起こしを振り返ってもらうというもので、模擬面接とは違うものなのですが、この2つで得られるものは同じだと思っています。

それは「面接官の思考」です。

就活は基本的に自分の結果の良い点・悪い点が開示されません。だからこそ、
"あの質問で面接官は何を知りたかったのか"
という落ちた時に一番知りたくなることが、しれないままになってしまいます。だからこそ、「面接官の視点」を知り、常に相手の欲しい内容で回答できる状態になるために、このFBコンサル・模擬面接を活用して欲しいです。


③大事な友達とのつながり

「就活は団体戦です。」
これはほとんどの就活支援垢や終活した人が言っていると思いますが、本当にその通りだと思います。そして、この団体戦に必要な仲間を得ることができるのが、サブスクSlackです。
Slackには就活にお金を出してまで頑張ろうという気概のある人が集まっています。だからこそ、
「一人に不安を感じる人」
「ちょっと慢心気味かもな自分」
という人こそ入って欲しいです。就活仲間とたくさん壁打ちして、ボコボコにしあってください。就活は普段の会話で絶対話さないガクチカや幼少期の体験を話すことになるので、自然と仲良くなりますよ。(僕はたくさん飲みに行く友達できましたし、偶然出身が一緒の人にも遭遇しました)


【ドキュメント性】

最後に、僕が就職活動の特に面接において最も大切にしていたドキュメント性について書ければなと思います。
ぼんじりさんはよく
「心を込めて話す」
「局所的に話す・記載する」
という表現をしています。前述しましたが、この「ドキュメント」とはテレビ番組などのドキュメンタリーと同じ意味です。つまりは自分しか知らない裏話「えっ、そんなことあったの!?」と思うような話・会話展開です。
※下の参考文献に超わかりやすい具体例付きで載ってます。プノンペンのジョー理論です。

まず就活をする上で心に留めて欲しいのが、面接官からしたら学生なんてほぼ全員一緒に見える
ということです。長年学生を見てきた最終面接官であればあるほど、毎年似たり寄ったりなことを話されることに辟易しています。(良い人がたくさんいるのもまた事実です)
だからこそ、こちら側の配慮としてドキュメント性で相手の興味をひいてあげてください。

⭐️具体例
質問「あなたが留学時代に頑張ったことを教えてください」
※下の回答は適当に創作したものです
▼最初
僕はアメリカのバスケ部で留学中にレギュラーになりました。最初はチームに入り込むところから始めて、そっから誰よりも練習もしました。毎日深夜2時まで友達と公園で練習しましたし、自分に適したポジションも見つけました。最初はコーチに覚えられていなかったんですけど、なんとか上手くいったんですよね

▼ドキュメント性を意識したもの
2ヶ月間、名前すら覚えてくれなかったアメリカ人コーチの認知を勝ち取って、一緒にNFL観戦に行くまでの仲になり、ついでにレギュラーも獲得した話です。
僕はアメリカ留学中に7ヶ月間かけて、バスケ部でレギュラーになりました。7ヶ月の中で毎日の練習とか色々きついことはあったけど、やっぱり一番はアメリカ人のコーチに顔も名前も覚えてもらえてなかったことですね。あの人毎日僕が話しかけても違う人の名前で呼びかけてきて、覚える気もなさそうでした。だから、ひたすら共通の話題を探して話しかけたんですよね。そんな中で同じチームの応援しているという共通点を見つけれたことが転機となりました。

ちょっと上手く書けた気がしないのですが、こういうことです。最初のひとことふたことでいかに相手の注意を引けるか、それに最適な言葉選び・話の構成は何かを追求することが、就職活動において最も大切だと僕は思っています。
この追求のためにも、仲間や色んなメンターたちとの壁打ちをやってみてください。そしてめげずに妥協せずに続けてみてください。


【最後に&たくさんの人への感謝】

あらゆる要素が下振れした時に出る最低限の結果こそが『実力』である

この体験記でたくさん『実力』という言葉を使わせていただきましたが、この言葉は「怪獣8号」という漫画に登場するセリフの一節です。主人公のおっさんがかっこいいので、就活の息抜きに読んでみてください。

言い訳がましくて嫌いなので友達にもほとんど言ってなかったのですが、僕の最後の第一志望企業の面接は、急にZoomの調子が悪くなり8分間接続不良で面接時間30分のところが22分で終了しました。1年半においても初めての経験であり、めちゃくちゃ焦り、25卒次で最悪の出来の面接でした。一年半の努力がそんなしょうもないことで砕け散るのかという絶望から、落ちを知った日は真夜中に5時間くらい無心で散歩してました。


そんな中で、上記の言葉に出会いました。とんでもない喪失感があっても、前を向けたからこそ最後にはそれなりの結果を残せたと思っています。
厳し目のスタンスかもしれませんが、
就活におけるどんな結果も「今の僕の『実力』ではダメだったのだ」と割り切って、次に進んでみてください。(面接官との相性ももちろん合否要素に含まれていると思っていますが)
この体験記を読んでくださるタイミングは人によって様々だと思いますが、現在調子のいい人も絶不調の人も、この言葉で前を向ける人がいたら嬉しいです。

就活はたくさんの人に支えられて、成長していくものだと思います。

それは家族やOB社員、頼りにする先輩、メンター、もちろん就活仲間や友達含めて周りのいろんな人に助けられます。
だからこそ、いろんな人に感謝しながら続けてみてください。そして、そういう人たちに内定という成果で恩返しをすることができたら、最後にもう一度褒めてくれます。褒められることは皆さん大なり小なり好きだと思うので、結果報告をして喜んでもらうことを想像しながら、就活をするのも良いかもしれませんね。

すごく長くなりましたが、少しでもこれを読んでいただいた人に残るものがあれば嬉しいです。
どれだけ時間がかかっても、最後まで諦めずに頑張ってください!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?