【自転車】もう始まってるよ!ヘルメット努力義務化、保険加入義務化!
2023年4月1日から、自転車運転者のヘルメットの着用が、道路交通法改正によって努力義務化となった。
1.自転車保険加入義務化
僕が住む広島県は、4月1日から保険への加入が義務化になった。
どうやら他の県でも、かなり義務化が進んでいるようだ。
僕は、通勤で自転車を使っていたが、こんな事になっているなんて、関心がなかったのか、全く気づかなかった。
エイプリールフールでしょ?とふざけてみるが、そんなはずはない。現実だ。
自転車に保険をかけるという考えが全くなかった僕は、大袈裟だよと、手元のスマホで事例を検索した。
なんと、大人だけではなく、学生や子供が自転車事故を起こし、1億円近い損害賠償がでているのだ。
それは、額の大きさと共に、自転車事故がいかに、大きな事故に繋がるかを示していた。
自転車は子供から大人まで簡単に、安価で乗れる移動手段だ。しかも、エコ!。
自動車は免許があり、教習所、試験を経て適正と判断された者しか乗れがないが、自転車は乗ろうと思えば誰だって乗れる。
さらに、警視庁のホームページには、交通事故全体を占める自転車関与率は、46%とほぼ半分を占めているそうだ。
フムフム、だんだんと、保険が義務化されても仕方がないと思い始めて来た。
誰でも乗れるからこそ、事故が起こりやすい。自分や、自分の家族が事故を起こして、急に数千万の賠償金を払うなんて無理な話だ。
しかし、どこか心の中では払わなくて良かった物を払わないといけないのは嫌だなと思ってしまう。
車の保険だって、安くったって月3.000円くらいはするものだ。
家計にはかなり厳しいと思いつつ、保険金額の相場を調べてみた。
なんと、数百円と安価な保険もあるではないか、自動車の保険とセットになっているパターンもあった。
なんなら、知らないうちに加入している人もいるそうだ。
数千円だと少し躊躇してしまう額だが、数百円なら払えない額ではないだろう。
自分は、事故らないから保険は、絶対に入らないと思っている人も、義務で本当は加入しないといけないと思いながら過ごすのは、後ろめたさもあり、ストレスだろう。
どんなに、テレビを見ないからNHK代を払いたくない!!と言う人も、200円ならきっと、払うだろう。
しかし、どうやらこの自転車保険加入義務化というのは、義務であるが罰せられることはないようだ。
罪にはならないが義務!事故を起こせば高額な賠償金を払わないといけない。
そう考えると、たかが数百円だ。
絶対に加入しないと意固地にならないで是非、加入してもらいたいものだ。
2.自転車ヘルメット努力義務化
僕がこの事を知ったのは、会社の朝ミーティングだ。
上司が声高々に、『4月1日からヘルメットの着用が努力義務化になる。会社としては、強制はしないが努力が見られない場合、自転車通勤を辞めてもらう』と言った。
僕は、『( ゚д゚)ハッ!』となった。
まず、努力義務化というワードに引っかかるかが、会社の対応に『?』がついた。
努力が見られないと自転車通勤禁止。
努力とは一体、何なのだ。
努力してますと言えば努力なのか。
会社への反発心から、どうすればヘルメットを逃れられるのかばかりを考えてしまっていた。
ヘルメッドを買った上で、自転車のカゴに入れて使わずに過ごそうか…。はたまたAmazonのほしい物リストに入れて、買う努力はしてます!と捻くれようか…。
どうやら、この努力義務に関しては、僕だけでなく、多くの人が混乱しているようだ。
一旦冷静に考えたい。
努力とは、『〜するように努めること』義務とは『〜をしてはならない』もしくは、『〜をしなければならい』とされている。
なんとも、曖昧な組み合わせである。
結局のところシンプルに『努力をすることをしなければならい』ということ。
つまり、これは自発的に行動してほしいという、意識の話なのだと思う。
社会としては、ヘルメットは自分の命を守る為に必要だから着用を意識してほしいというメッセージでもある。
しかし、思う。
自転車保険は、努力義務化から義務化になった。
ヘルメットだって、そのうち義務化になるのだ。悪足掻きしたって、遅かれ早かれその未来は来るだろう。
先日、ヘルメット努力義務化が始まってから、自転車死亡事故が起きた。
どうやら、サイクリングロードをヘルメットをしないで走り、自転車同士で正面衝突し、頭を打って亡くなったそうだ。衝突したもう1人はヘルメットを着用しており、命に別状はなかった。
まるで、ヘルメット努力義務化のPRのような事故だ。
ヘルメット義務化となってしまった今、自業自得という流れになってしまうのだろうか。
僕は、いろいろ考え、どうせヘルメット付けるなら原付に乗ろうと、明後日の答えを出したのだった。
おわり。