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迷うということは、どちらを選んでも結果は正解(それぞれの選択肢に大差がないから迷う)

私は日本で買い物をする時スーパーでさえ、買うべきか買わないべきか…買うならどちらが良いか…よく迷う。
人が迷うときは、そのどちらを取っても結局は正解なのだという。
さほど差がないから迷うのであって、もしもそれを選択することで未来に影響するような大きな違いがあれば直感で即判断できるのだそう。

マレーシア到着後、初めてのスーパーマーケットはEconsave.
キャッチフレーズはEveryday low price.(毎日お安く)
日本ならレビュー星1つを喰らうであろう異様な匂いが漂う。
もしかして、エコが過ぎるのでは…とやや不安になりながら「何か食べられるもの」を探すべく歩みを進める。

割れた黄緑のバナナ

フルーツ、野菜の奥のコーナーにあった怪しい中華系エリアが匂いの原因だった。
剥き出しで山積みになった魚の干物たち。くっさ!ここか〜!匂いの元がわかり、安心したところで、まずは安全そうな製品化されたものを買ってみようとお菓子コーナーへ進む。ミロのバーとクエーカーオーツを買う。
マレーシアまで来て何、アメリカのものなんか買っちゃってんのよ…

今朝、部屋の蛇口から出る水が茶色かったことで不安になってしまいマレーシアに来ておいて、made in malaysia 以外のものを選んだ。
商品を手に取っては裏返し、小さい印字をチェックする怪しいお客。
何を買うか迷うのではなく、怖くてほとんど何も買えないという珍しい結果。
食べれるものないじゃん、どうしよう。イオン行くか、と思いながらスーパーを後にした。
この後調べた結果、食品はきれいな水で作られているしマレーシアの衛生基準は高い方だと知り安心。
Econsaveの肉や魚はハエがたくさん止まっているのが当たり前の環境で剥き出しになっているタイプだったので、生物はちょっと怖いし、とやはりイオンにお世話になることに決めた。
イオンは少し遠いところにあるためネットスーパーを利用。
夜な夜な注文して、次の日指定で受け取ることができた。
コンドミニアムは配達員が部屋の前まで来ることはできないので、「着く頃に電話を入れてください」と購入時にメッセージを記入しておいた。
予定の2時間も前に、「そろそろ着きます!」と配達の人から電話。
え〜!早っ!嬉しい〜!!
15分後、エントランスに到着したとの電話が入り取りに行くとイオンのワゴン車が止まっていた。ウーバー的な配達員が届けてくれるのかなと思っていたけれどちゃんとしていてほっと安心。スタッフは二人乗っていた。もしかして、労働者に優しい国?

重いものも軽いものも分け隔てることない平等の精神で自由気ままに詰められていた

『食べる物がある』それだけで、すごく幸せな気分になった。

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