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モントキアラ Arteの真実

Youtuber誤用足しの派手派手ホテル/コンドミニアムArte。
メールボックスへ鍵を受け取りにいく時に通る駐車場の時点で、「病気になる」と思ってしまった。室外機が並び40度近い体感温度の中、腐った生ゴミの匂いが充満する。なんと、この駐車場はMK1の建物から出入りする度に毎日通らなければならなかった。
まず、エレベーターに乗り込むとラミネートされた「債務不履行者リスト」が部屋番号と実名でA4で3ページに渡り貼り出されていた。
そういう人たちが住む物件に、そういう管理体制か…
暮らすこと、そのものを楽しみたい私にはダメな物件だった。
他に生きる目的と気を逸らす仕事や情熱を持つ普通の人ならば、何の気にもならないことなのかもしれない。

マレーシアの多くのコンドミニアムと違い、普通のホテルのように廊下を全面壁で塞いでしてしまっているデザインの建物なので部屋に行くまでも空気が完全に篭り、安い洗剤のきつい匂いが充満する廊下を歩いた。

写真で見ると美しい廊下


部屋に入っても、鼻の奥をつきオエっと頭痛を引き起こす同じきつい洗剤の匂い。
建物自体に染み付いてしまっているようだ。
ハードはそれなりにしっかりしているのでちゃんと管理すれば人がもっと寄り付くだろう…
窓は15cm程度開くものが寝室に2枚。
部屋代は「土地代だから」と思うことにして建物や部屋のクオリティーは仕方ないと諦め、気を保った。

いつの世にも希望は外にある。
そうだ、バタフライガーデンへ行ってみよう。庭があるということだったので早速心なしかがたつくエレベーターに乗り探検へ出発。

傾いた植木鉢はデザイン?

一角に設けられた固いというか硬い印象のガーデンだった。
周辺の街並みを見渡すことができるので、夕暮れ後の涼しい時間に来れば気分転換にはいいかもしれない。

暑くて溶けちゃったのかな?
植物は太陽に向かって伸びるはずだったよね…

次はプール、ジムエリアに行ってみよう。
プーエリアの脇には多目的ルーム。
広々として大きな椅子。しかし、古い資料館のような匂いが早めの退室を私に促す。

フランス風のデザインがコンセプト
広いのに人は居ません。
ほこらしげというか埃っぽいというか…シャンデリア
なんたらバエ壁
造花…
さようなら また会いましょう…お互いに別の物質になった時にでもいつか。
洗濯したくなる椅子…
多くの人から愛され、禿げ疲れてしまった椅子
開かずの間、ダイアモンドラウンジ
バーベキューコーナーの隣は噴水 火のすぐそばに水があるのは安心ですね。
きのこ屋根
クッション素材のベンチはカビと藻のお住まいになっています。
毒キノコでした〜!
キノコだけでなくビル自体のライトアップも毒々しいです。
フランスってこんなだっけ…?
ドーム型の建物の中はジム
ゴム臭い中、頑張って走っている人たち
ジムの2階は休憩できるスペースになっている。
漂うマシーンの匂い。
プールサイドの可愛い椅子

Part2へ続く…





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