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安定した生活を捨てて日本を出た理由

こんにちは、みぎわです🤓
私は今でこそ海外で生活をしていますが、6,7年前までは自分がこんなに長いこと海外生活をすることになるとは、全く思ってもみませんでした。
思い返してみると、20代の日本での生活はそれはもう自由で楽しくて、もちろん苦労もありましたが何不自由なく暮らしていました。

今回は少し日本にいた頃の自分を振り返って、海外に出る決意をした経緯について話していきたいと思います。

  • 海外生活憧れる!海外で暮らしてみたい!

  • でもなかなか決意が固まらない

そんな方に読んでいただけたら力になれると思います。


あなたは、いつか海外で暮らしたいと思っていますか?その【いつか】とは具体的にいつですか?

以前の私はというと、仕事で嫌なことがあったりする度に、周りの人たちに「あ~海外で暮らしたい」と言っていました。
海外行きを決断したときに周りの人に報告すると「ずっと海外行きたいって言ってたもんね!」と言われて「あれ、そうだっけ?」と自分では無意識に言っていたことを知りました。

そんな風に私もぼんやり思っていたことだったのですが、ある日自分の未来を具体的に考える機会がありました。

その時に、「日本の社会でこのままやっていけないな」と思ったのです。

■ 何不自由なく暮らしていた20代半ば

海外に出る前、私は某IT企業に勤めていて、バリバリ働いていました。会社は一部上場企業で給料はまあまあ。
若干体育会系だったのが入社当初から気になってはいましたが、何より現場では大好きな先輩やお客さんたちに恵まれ、仕事中も仕事後の交流も楽しく、充実して過ごしていました

仕事自体も大変なこともありましたが、自分に向いていたと思います。

■ 会社で「昇進」の未来を考える

しかし、同じ会社に長く勤めると、通る道として「昇進」の機会があります。

当初私は、上司に昇進のための研修を受けないかと提案されました。期待されて嬉しい反面、私にできるかな、と不安な気持ちもありましたが、やれるか試してみようと思い、引き受けることにしました。
研修の内容は私が苦手なプレゼンで、毎週課題を提出し、本社に出向いては発表をしなければなりませんでした。毎週プレゼンがあるというだけで胃が痛くなりそうでしたが、上司の期待に応えたい一心で、毎日通常業務が終わった後に準備をして、練習をして、研修を乗り切りました

研修の日程がすべて終わった!と開放感に満ち溢れていると、追加の課題がある、と言われました。その内容は、「この研修の参加者と上司たちを含むお疲れ会の幹事、出し物」でした。

■ 私が大嫌いな「日本社会の常識」

今思うとこんなことさせるの日本だけなんじゃないかと思いますが、この時はやっぱりそう来たか、とだけ思いました。

出し物はみんなでダンスを踊った動画を撮って編集し、飲み会の場所の下見から、場所決めも私が行いました。

そして飲み会当日。飲み会の場に到着すると、「座席はどうなってるの?」と課長に言われました。非常識と思われるかもしれませんが、私は座席なんて決めていませんでした。みんな好きな場所に座ったら良い、くらいに思っていたんです。なので「決めていません。」と言うと課長からこっぴどく叱られました。

大抵の人は「知らない自分がバカだった、次は気を付けよう」と思うのかもしれません。でも私は納得できませんでした。そもそも私はお酒を注いだりする習慣も好きではなく、他の同期がそういったことを積極的にしている中、私はなるべく避けてきました。

小さな出来事に思えるかもしれませんが、このことをきっかけに私は日本の社会には向いていないんだなと感じ始めました。

■ 背中を押してくれた親友のひと言

飲み会が終わると私はこのことを親友に話し、もう私はこんな社風の会社でやっていけないという話をしました。親友も私の性格をよく知っているので、それは仕方ないね。と会社を辞めることは納得していた様子でした。

しかし、会社を辞める決断はしても、海外に行く決断はすぐにはできず、ためらっていました。あの時の私は、ただただ日本の社会が合わない、海外で暮らしてみたいという理由で、そんな理由だけで海外行くなんて決めるものなのだろうか、もっと何かを勉強するとか、大した理由があった方がいいんじゃないかとか思っていたんです。

それを見かねた親友が私に言いました。
「もうさっさと海外行きなよ!ずっと行きたかったんでしょ。理由なんてなんでも良い、それがみぎわのしたいことなら行くのが正解。」そう言いました。

■ あなたは「本当に」海外で暮らしたい?

NZで感動した景色のひとつ(プカキ湖)

それから「海外で暮らしてみたいから、海外行く!」と決めた時は同期やいろんな人から「は?なんで??」という顔をされましたし、戻ってきたら絶対英語ペラペラになってこいよ!とか言われました。

その時はそういった反応もあってモヤっとしたことを覚えていますが、海外に行って何にも代えられない最高の経験をしたと言える今、そんなことはもうどうだっていいと思えます。

海外に出て身につくものは何も英語力だけではないし、むしろ英語力よりもっと大切なものを身に付けられたと思っています。
だって海外に行って友達作りから職探し家探し、全部自分ひとりでやるんです。どこに行っても私は大丈夫という自信につながりました

あの時決断して本当に良かったです。

今、あなたにはどんな不安がありますか?
もし本当に海外に行きたい・暮らしてみたいと本当に思っているのなら、自分の気持ちに従ってください、と私は言いたいです。

不安なことももちろんあると思いますが、ちゃんと調べて行動する力があれば大抵はなんとかなるし、運がついてきます。

私が海外に出る前に不安だったことや、その解消方法はまた別の記事で書いていきたいと思います。

長くなりましたが、少しでも誰かの背中を押すことができていたら嬉しいです🌱







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