外国人と付き合うと必ず直面する問題
海外で暮らすとか、外国人と付き合うことは
自分の価値観を壊して作り上げることの連続だと思う。
もちろん日本にいても価値観が変わることはある。
新しい人や環境との出会いで価値観は変わっていく。
というか、これはもしかしたらレアなケースなのかもしれないが
私の場合、宇宙人の様な旦那の全く正反対の価値観と
自分の価値観と日々戦っているのだ。
もしかしたら価値観や考え方が近い人と結婚した人は
この問題にはあまり直面しないのかもしれない。
でも、もしこれから海外に行きたいとか、外国人の彼氏が欲しいとか思っている人には知っておいてもらいたい。
海外に出ると普通になる"価値観の違い"
だって違う国で育ったんだもの。
そりゃーお風呂だって毎日入らないし
大麻も吸うこと普通だったりするよね。
同じことを日本人に言われたら、日本にいた時の私はきっと「え?!ありえない」と思っていたはず。
でもそんな感情も自分が海外にいて、外国人が相手だと
へぇーそういう価値観もあるのね。なんて
ちょっと驚いてはなんなら心中はちょっとワクワクする。
ぶっとんだ価値観を知ること。
それが海外に出ることの醍醐味でもある。
今では日本人にそれを言われても驚かないし何も思わないだろう。
最初のうちのこの程度の価値観なら楽しめるかもしれない。
でも外国人と長く付き合うってもっと深い。
みんな違って、みんな良い。の落とし穴
そんな価値観のぶっ壊しの連続を日々経験していくと
「まぁそういう人もいるよねー。」
「そういうこともあるよねー。」
の多少のことでは動じないメンタルが生まれる。
私は柔軟性がある性格なので、大抵のことにはこのメンタルで対応してきた。
だから宇宙人旦那と価値観でぶつかる時も
「この人はそういう考え方なのか、私たちはただ違うだけだ」と思い過ごしてきた。
俺にとってはこれが普通だ
私にとってはこれが普通だ
そうなって当然。
ただ、このメンタルが究極のところまで達すると、
私が間違ってる、悪いのかもしれない、という
自分自身への不安や疑いに最終的に繋がってしまった。
宇宙人旦那からの、これが普通、常識。
女なら普通は〜と未知の価値観と対面していくうちに
あれ?そうなの?と自分の中にあった確固たる価値観も崩れていきそうになった。
一方旦那は、自分の強い信念や価値観を曲げるようなことはほぼなかった。
ヨーロッパ特有の我の強さを感じた。
自分にとって大切な価値観を守ること
相手が外国人だから違って当然。
それは確かに間違いないだろう。
でも、だからと言って全ての違いを受け入れ、自分に取り入れる必要はない。
価値観を「知る」ことはいくらでもしていいけど
「取り入れる」選択は間違わない方が良い。
何が間違った選択かは、その価値観と出会った時の違和感なんだと思う。
その違和感が大きければ大きいほど、その価値観は自分にとって大切なものだから。
例えそれが相手にとってはありえないことでも守るべきだ。
この記事は自分に言い聞かせ用の記事でもある。
特に日本人は優しくて周りの人のことをよく考えられる人が多いので、海外に出て同じようにこの問題に直面する人もいるのではと思う。
私は海外で友だちゼロ、日本の家族や友人ともそこまで連絡とらないので
宇宙人旦那とずっと一緒にいると自分がおかしいんか?!
と思ってしまうことが多い。
でもそんなとき自分で自分に言い聞かせる。
私は私のままでいい。大丈夫。
でもたぶん本当は、話を聞いてくれる誰かがいるともっと良い。
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