確定申告の実態に迫る 確定申告書の作り方
はじめに
みなさんは確定申告をしたことがありますか?
確定申告の名前だけ知っていて、
実際に何をやるか知らない。
それなのに、
確定申告は難しいと思っていませんか?
確かにめんどくさい部分もあります。
この記事では確定申告書の作り方と
確定申告のめんどくさい部分について
解説していきます。
結論
・確定申告書の作り方
・帳簿を作る
・決算書を作る
・確定申告書を作る
・提出
・納税
・まとめ
・確定申告書の作り方
確定申告は難しい
というイメージがあると思います。
ですが、作業自体をまとめると
5つしかありません。
1 帳簿を作る
2 決算書を作る
3 確定申告書を作る
4 提出
5 納税
この5つの作業しかありません。
それでは各作業を詳しく解説していきます。
1 帳簿を作る
まあ、ざっくり言ってしまえば
1年間の売り上げと経費を集計する事。
集計とは、何月何日、内容、金額
この3つを記帳する事です。
白色申告と青色申告(10万円)
の場合はExcelでもOK!
ただし、青色申告(65万円)の場合は、
会計ソフトを使ってやったほうが良い。
帳簿を作成に必要な資料
・通帳、請求書
・領収書、レシート
・クレカ明細、pay利用履歴など
あなたの売上と経費を網羅するもの
全てを用意しましょう。
現金出納帳に経費と売上を入力
(日付・科目・内容・金額)
*売上は税金を天引き前の金額を記帳する事
なぜなら、もし天引き後の金額を書いてた場合
その金額に対して、また税金がかかり
二重で税金を支払うことになるからである。
例
売上 ー 税金 = 利益(天引き後)
利益(天引き後) ー 税金 = 二重課税
利益を受け取る時点で、既に税金を前払いしているから二回税金を納めることになってしまう
また、未払いや未収金もきっちり書きましょう
2 決算書を作る
決算書はあなたが行う確定申告の種類によって
作るものが違います。
白色申告をする場合は収支内訳書を、
青色申告の場合は青色申告決算書を作ります。
白色申告の収支決算書は会計ソフトを使えば
ほぼ自動で出来ます。
会計ソフトによってうまく誘導され、
帳簿のデータを用いて、作成が可能です。
ただし、ほぼと上でも書いたように
売上経費以外の取引先や減価償却費は書かないといけません。
青色申告決算書を作成する場合は、
売上経費以外に月毎の売上と仕入れ金額を記載しなければいけません。
また、従業者給与の内訳、減価償却費や
貸借対照表なども作成しなければいけません
3 確定申告書を作る
これもとても簡単で、
ソフト上で作成することが可能です。
その他から、確定申告書作成コーナーに行き
決算書とやる事は一緒です。
ただし、個人情報や決算書の情報、その他扶養年金、保険は入力しなければいけません。
わからないことがあれば、
国税庁のHPで参考が載っているので、
それを見て作成しましょう。
4 提出!
さてさて、ここまできたら
もう少しですよ、頑張りましょう。
まずは確定申告書Bと収支内訳書を
A4で2枚コピーを取りましょう。
青色申告決算書を作成した場合は、
A4で3〜4枚コピーを取りましょう。
その後、添付書類のコピーも取りましょう。
(本人確認書類、各種控除証明書)
*全てを提出用と控えを準備しましょう。
さて、ここまできたら後は提出するだけです。
提出方法は郵送か手渡しの
2つの種類がありますが、
まず、初めての方は手渡しをオススメします。
今では電子申告は当たり前の時代です。
なので、電子申告をするためには
IDパスワードが必要なのです。
そのIDパスワードを取得するためには
税務署に行かないといけないので、
来年楽をするためにも一度は必ず行きましょう
また、郵送する際は追跡できる
レターパックをおすすめします。
郵送で送ったが、途中で行方不明になり
脱税として電話がくるなんて嫌ですよね。
なので、追跡可能なレターパックにしましょう
*レターパックの中に返信用の封筒を入れておかないと、返信はされない。切手も貼りつけて送り返してもらう準備をしよう
5 納税
納税の期間は3月16日まで
それまでにキチンと納税をしましょう。
また、還付される場合もあります。
納税は振替納税がおすすめ
約1ヶ月後に引き落としすることが可能です。
まとめ
今回は確定申告書の作り方について解説してきました。
皆さんはこの記事を読んでどう思いましたか?
「確定申告難しいそう....」
そう思う方もたくさんいらっしゃると思います
ですが、
「よし、今年は確定申告やってみよう」
そう思っていただける人が1人でも増えたら
私もこの記事を書く意味がありました。
少しでも皆さんの生活が良くなること
願っています。
それではまた!
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