冬の18きっぷ活用方法を考えてみた
さて、先日冬の青春18きっぷの発売が発表されまして、SNSでは大炎上でした。
なぜかというと、
連続使用のみ(任意の日に使用する×)
つまり、それまでは12/22,23,27,1/2,6のようにバラバラに使えていたのが、
12/26に使用開始してしまうと、26,27,28,29,30のみになってしまうということです。
同伴者禁止
これまでは2人で2回分使うことで一緒に行動することができていましたが、切符1枚では一人でしか入れなくなりました。
これらの改定は、その他の改善点(自動改札機対応、3日用新設)をはるかに上回るデメリットと言ってもいいでしょう。また、新設された3日用は10000円と割高感が否めません。
なぜこのようなことをしたのかはJRにしかわかりませんし、考察については金券ショップ対策や廃止の口実づくりなどと噂されていますが、まあそれは別の人にお任せするとして、今回はそんな中で18きっぷを使う方法を考えてみたいと思います。(まあ据え置きが改めて発表されるほうがいいですが…)
1.譲渡
まず今回の18きっぷは金券ショップで売る・買うということができなくなってしまいました。ここで、身内や友人間で1日ごとに譲渡するという方法です。しかしこれは少々グレーなところが見られます。なぜなら1枚で複数人は使えないと書いてあるからです。
しかし、これが従来型のように2日分を使用して1日に2人が移動するのが不可、または1日のうちに譲渡するのが不可、と解釈次第ではギリ行けそうな部分もあります。まあばれなきゃいいだけの話です。不安の残る場合はやめておいた方が無難でしょう。
2.気合 Part1
おいおい2つ目にしてもう根性論か、とあきれないでください
まあ簡単に言えば5日間連続で使用するということです。
しかし1日当たり2410円分移動すれば元は取れるので、電車に2~3時間乗れば十分です。よって5日間のぶらり旅を行うか日帰りで様々なところに行くか、いろいろありますね。東京駅からであれば宇都宮、銚子、熱海、甲府、水戸、少し遠めに長野などもいいでしょう。
大阪からなら敦賀、和歌山、姫路などでしょう。まあ所詮は2時間なので朝7時くらいに出れば丸一日観光できるでしょう。
デメリットは普通に疲れるのと、数珠繋ぎ式に4泊5日をするのであれば宿泊費が膨大になってしまう点でしょう。
3.気合 Part2
さっきも見たぞおいおいおい なんてあきれないでください
まあ簡単に言えば少し期間を開けて数日分捨てて長距離旅をする方式です。
まあ1日で12050円元が取れる旅程は過酷なものになるんでしょうけど(ちなみに僕は乗り鉄における過酷がよくわかりません。)
少し調べてみたところ例としては東京から東海道本線で名古屋まで行き、中央本線を使用して東京まで戻ってくるような旅ですね、始発同然の時刻で出て22時前に戻ってくるようです。(あれ、全然いけそう)
1日だと結構難しそうなのが分かったので2日ではどうだという話
まあ東京からだと松本行って静岡行けば十分元は取れます。間に3日開ければ全然いける工程だと思います。
また、居住地からディズニーランドまで行って1日捨てて帰ってくるというのを3日用でやっても名古屋や仙台からなら十分元は取れます。(ただ友達と一緒に使うというのができないのは痛いところですが)
3日に分けると熱海や甲府でも元が取れるようになってきますし、現地で観光する時間も生まれます。
しかしこれはデメリットが多く、
まずかなりの鉄オタ向けの過酷な旅になりがちなことと
数日分捨てることでのお得感の減少
長距離になるためすこし慣れが必要なことなどです。
オマケ:代替案
近場だけを旅行するのであれば地域限定の1日フリーパスがよく2000円台で売られていますので使ってみてはいかがでしょうか。
例:青空フリーパス(東海地方)など
まとめ
ということでいかがでしたでしょうか
もちろんJRが炎上によって改定撤回してくれるのが一番ですが、もしも今のまま冬に突入した場合は上記の方法を使ってみてください★
ちなみに近々モデルルート(旅程の例)も公開する予定なのでお楽しみに
それではまた次回!