私の生きる糧。五輪男子フィギュアを終えて。
2022.2.8/2022.2.10
北京オリンピック
男子フィギュアスケート
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
どの選手の演技にも、涙誘われるほど感動と勇気をもらいました。ひたむきに頑張る姿ってなんて素敵なんだろう。
だひたすらに練習に取り組み、沢山の挫折や苦しみにも向き合って努力を重ねてきた。
どの選手にも、この舞台に懸けてきた思いがそれぞれあるわけで。
自国の選手に目を向けてはしまうけれど、もちろんどの国の選手のことも心から応援していましたし、出場する選手全員が自分の納得のいく演技ができるようにと願っていました。
頑張っている姿というのは、誰もが輝いて見えます。
羽生結弦選手、宇野昌磨選手、鍵山優真選手
日本の代表選手として最後まで闘ってくれてありがとう。
本当にお疲れ様でした!!
鍵山くん、本当に凄い高校生が現れたと、演技を見るたびに驚かされました。最初から最後までいい笑顔で滑り切り、圧巻の演技でした。ジャンプのレベルもすごい、、特に彼のセカンドジャンプは世界一だと思う。
若さながら全く物怖じすることなく、初めての大舞台を心から楽しんでいる感じが堪らなく良かったです!!
お父さんと二人三脚でここまで来たのは本当にすごい!お父さんもいい笑顔だった!!お二人ともお疲れ様でした!
宇野くん。この4年間、本当に苦しかった時期が沢山あったと思う。平昌五輪後に大きな挫折してしまい、何度もスケートを辞めようと思った宇野くんが、新たにランビエールコーチと共にスケートの楽しさに気づくことができて….
ジャンプの質はもちろん、表現力の部分で本当に大きく成長したなぁと感じました。心動かされるオーボエコンチェルト、そしてボレロをありがとう。素晴らしかったです!
超えたいと思えるライバル、そして心から尊敬している羽生選手、そして後ろから豪速力で追い上げてくる後輩の鍵山選手がいてこそ自分の士気を上げられたと言っていた宇野くんの言葉が印象深いです。SPでは団体戦に続きまた自己ベストを更新。どこまでも高みを目指せる姿に胸をうたれました。ありがとう。お疲れ様でした!
羽生くん。
3度目の五輪、世界からの重圧も自分へかけるプレッシャーも大きい中、本当に素晴らしい演技でした。
大事な試合がある前に怪我や病気に見舞われてしまうことがたくさんあって、その度に神様は何度彼に試練を与えたら気が済むのだと心の中で恨んだこともありました。でもその度に折れることなく前だけを向き、立ち上がる姿には涙しかありません。
北京五輪は、羽生くんの演技を見ることだけを楽しみに生きてきました。でも予選試合前に怪我をしてしまい、この舞台にすら立てないかもしれないという絶望がありました。
NHK杯での4回転アクセル着氷、そして圧巻の演技で復活を遂げ、3度目の五輪への切符を手に入れた。それだけでもう十分ってくらいに感動と勇気をもらいました。
2連覇を成し遂げているからには3連覇を、と誰もがそう彼に望みを抱いていたと思います。彼自身も、これは僕にしかできない使命だと言っていました。
ただ、私もそう望む一方で、無理はしないで、この舞台に立てている事自体が素晴らしいことなんだからと、周りからも自分へもあまり圧をかけすぎないで伸び伸びと五輪を楽しんでもらいたい気持ちが強かったです。
でもこれはもう、五輪に出場する選手にしかわかりえないことですよね。出場するからには上を目指して挑戦する。彼の挑戦心は止まることを知らなかったですね。
転倒はあったけれど、素晴らしい舞台で最難易度のジャンプを飛ぶという歴史的瞬間をこの目で見ることができ、本当に感動しました。FPで4位まで追い上げた圧倒的技術力と表現力。
無事に怪我や病気なくこの舞台で演技できたということが何よりも嬉しいです。本当にお疲れ様でした。
生きていてくれてありがとう。
感動をありがとう。
ネイサン・チェン選手。彼も前回五輪で結果を残せずに悔やんでいた姿を思い出します。圧倒的な技術力を持って初優勝。
本当におめでとう!!!
ジェイソン・ブラウン選手、チャ・ジュンファン選手、キーガン・メッシング選手、金博洋選手、大好きな選手たちも素晴らしい演技でした。
選手皆が自分に納得できる演技ができていたら嬉しいです。
4年に一度の大会。
こんなにもワクワクする期間はないなと何度も思います。
感動をたくさんもらいました。
私も頑張ろうと思える素晴らしい時間でした。
改めて、全選手に拍手!!!!