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夜顔


気休めだけの言葉に 体も慣れたわ
今では やつれた指のリングさえ
重くて痛いわ このまま
愛を忘れた骸達が 繰り返す道化芝居に
最後の幕を下ろすには 裏切ることだけね

*行きずりの人に 声かけて 視線で誘ってみる
やさしい妻の顔を捨てて 女の顔になる*

幸福を求める度に
不幸福[ふしあわせ]になる 何故なの
だいそれた望みじゃないわ
ぬくもりが欲しい それだけ
愛が静かにこぼれてゆく 二人の指の隙間から
さしさわりない妻よりは 狂った女になりたい

   続く〜  谷村新司さんの曲『夜顔』より



イヤイヤ💦何を言ってるの貴女っ!!!!

さしさわりない妻で居なさいっっ!それがどれほど高貴で貴徳なことか...

不倫と言う僅か2文字の活字に、人間性そのものまで否定されてしまう現代

世論は(愛人という名の)狂った女にはこれでもか!と言う程までに手厳しいのですよ(法律も)

何より諸々『時は残酷』なのだから。。。

妻は《時》を《味方に付ける》事が出来るのです妻であるが故の特権

経年劣化も愛人には厳しく妻には寛容(例えば糟糠の妻なんて言葉は、劣化を吹き飛ばす決め台詞のような魔法並みの威力)

それを確かなことに愛人から妻になろうって女は五万と居ても、妻から愛人になろうって女は世界中探したって滅多と居やしない(あわや思い付く事はあったとしても決して実行しない皆無な実情 笑)

何故だかわかる?

答えは簡単


どんなに愛しく狂おしく、その上お相手の殿方が超優しいお金持ちであったところで、

  

《割りに合わないのよ》愛人なんて


ね、だから、若く美しい時を大事にしなさい


女で居ることを忘れなければ、必ず時は巡って来るのだから(私が自己暗示によく言っている自分への洗脳 笑♡)


ま、こちらの曲は不貞行為を働いたところで何処ぞの愛人になる詞などでは無く、単に女を自身の爪の先から髪の先まで味わいたい、というアバンチュール的一夜の過ちに《葛藤しながら燃えちゃう》切なくやるせ無い女の性を歌った曲なのだけれど。


既に四半世紀前にはこの詞を酔っ払って粛々と持ち歌みたいに唄っていた私

妻でも愛人でも無い私が何故か深夜?早朝?バスタイムで泡にまみれてふふふ〜んっ♪て、この熟女の悲哀葛藤恐るべしの曲『夜顔』を小気味良く絶賛歌唱中〜♡笑










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