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くっつけたり ⇄ ばらばらにしたり

昨年、BABA labさんの
こんな冊子を作らせてもらいました。

前の記事で書いたポスターと一緒に、
BABA lab 12周年記念として
スタッフさんにクリスマス会でお渡しした冊子です。



BABA labの辿った
12年間を5つのシーズン(+未来)に分けた
読み応えのある文章を頂きました。

クリスマス会だけでなく、
外部の方にもお配りするものなので
うちうちでの愉しさは、
ポスターに集約させました。

BABA labのロゴやデザインシステムを作った
asobotさんの素敵なお仕事。
それを邪魔しないで、
でも、ちょっとだけ(!)
ひっかかりを出せたらなー。



あるものをばらばらにする

既存のロゴを解体してから……
こんなふうに、シーズンごとの扉の言葉に合わせ
意味のあるかたちをつくってみました。


ちがう書体をくっつける

ここは、丸ゴシック系と
スタンダードな中ゴシック。
太さが微妙に違うため、
中ゴシックは太らせています。
ここは丸ゴシック系2種類。



すぐにはバレない程度に、組み合わせました。

何で “すぐにはバレない程度” か、というと、
その違和感に目がいってしまって
読むのを妨げることになってしまうのは
嫌だったんです。

画面が、しん、としすぎないよう、
キャプションは3°だけ傾けています。



細かいところに手をかけていくと
何だか少し、引っ掛かりができて
全体の温度が少しあったまるように思えるのは
きのせいなのか、どうなのか。

仕事をしていて、
いちばん不思議でおもしろいところです。



前に作った、BABA lab ステッカー!
おばあちゃん、かわいらしい。



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