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vsG大阪(J1第34節)

前置き

鹿島サイド

今季無冠確定。
大勝して広島が大敗した場合とセレッソが引き分け以下ならACLのチャンスあり。
現実的な厳しく来シーズンへの準備みたいな試合。
せめて気持ちよく勝って終わりたい。

G大阪サイド

残留争い真っ只中。
他会場の結果によっては降格圏にまで落ちる可能性あり。
勝って安心したい。

監督インタビュー

岩政監督

前節踏まえて課題の修正と良いところの継続。
収穫は?
絵が揃ってきた。
勝ちきれなかったシーズンだから、勝ち切れるようになっていこうとしてる。
今取り組んでいることを試すには格好の相手。

松田監督

勝つしかない。
情報は入れるが計算はできないこと。
勝ちさえすれば自力で決まる。

結果は引き分け

0-0の引き分け。
今季13試合目の引き分けとなった。
負けるよりは良いかも知れない。
ガンバのスタンスも、負けないことを選択してるから余計にはっきりした試合となった。
攻める鹿島、守るガンバ。
2ラインのブロックを敷いて撤退守備がベース。
鹿島はサイドからの崩し主体にゴールに迫る。
最終的にはゴールが取れず。
ガンバをシュート数2だったことから、守るに徹したガンバが、狙い通りに試合を進めたと言えるかも知れない。

煮え切らない内容

試合前の背景が両チームで違うとは言え、自分達がやりたいことは出来たのだろうか?
素人目には狙いがコレですとは見えなくなったし、効果的には押し込めてるとも見えなかった。

サイドの松村が裏に抜けてってパターンは狙いみたいだったし、松村もハーフスペースで縦パス受けて前進をしてた。
その辺りは変化したように見える。
ただ引いた相手なのでディフェンスラインへのプレッシャーが弱いからそうなって居たと言える気もする。
また松村が抜けても中には優磨のみのケースが多い。
追い越して崩すみたいなこと言ってたけど、現実は微妙。
撤退守備選択の相手に、後方からビルドアップを人数かけて行い、肝心のゴール前に人が居ないのは果たして効果的と言えるのだろうか?
そう言う意味で何となく攻めてるけど、効果的にシュートは打てて無かった気がする。
よっぽど後半の優磨にクロス上げて溢れたところを荒木が詰めたシーンの方が崩した感あった。
やはりゴールに近い位置に人を配置する方を選択したい。
まぁその手段が後半からのビルドアップなのかも知れないけど。

前任との比較

まぁ何もかかってない試合でシーズン当初率いてた監督と比較しても、冬にアイスの話しって言われるかも知れないけど、成績としても内容としても微妙としか思えず。
リーグ戦ではスタートは5試合で4勝1敗と良い代行業だったが、率いてからの後半は2勝のみ。
うーん。
綺世と言う得点源がいなくなったことが全てなのか。
まぁ前任の時は天候的にキツいのに戦術が強度頼みだったからズルズル何も対策出来なくなって行った印象。
ただストロングを押し付けるスタイルだったし難しいことは選択しない戦術だったはず。
今は何がストロングなんだろうか?
そういう意味でも前任の方がコンセプトはハッキリしてたはず。
正しかったか?については別問題。

これからの鹿島

今シーズンは終了。
また無冠となりました。
明らかにフロントの戦略ミス。
戦略の失敗を戦術で補うのは無理です。
フロントと現場が一体となった組織になることを祈ります。

試合後の挨拶

選手代表で三竿。
それから監督。

どちらも…
難しいですねサポートって。
足りないことだらけのチームに、人情物語だけでは何も残らないと思いますがね。

皆さん来シーズンも頑張りましょう。

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