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#エッセイ
モンペと不良とセンセイと。(1)構ってちゃん不良編
私の通っていた中学校は近隣でも有名な荒れた中学校だった。
バイクで校門に乗り付けてきたり、窓ガラスが割れたり、4階から机と椅子が降ってきたり、飲酒喫煙の噂があったり、髪を染めていたり、教師に反抗したり、急に学校に来なくなったら「ネンショー」:所謂少年院に入院しているらしいと風の便りで聞こえてきたり、と齢14,5にして色々とやらかしまくっている中学生の巣窟だった。
勿論そういう人は一部で、大半はその
あの夏の夕暮れをもう一度
以前のnoteにおいて、私は「2019年にまた大学に入りたい」と書いた。
就いていた仕事を辞めて、無職になって、保証も保障も補償もないのに大学合格を目指して勉強する。
ハタから見れば理解不能な行動であるし、「なんと無謀で無策な」と思われること請け合いだろう。
それでもまた大学に合格したいのには理由がある。
まず第一にして至上の目的は勉強したいからだ。正確には、学問を修めたいからだ。誰も見た