- 運営しているクリエイター
#エッセー
モンペと不良とセンセイと。(1)構ってちゃん不良編
私の通っていた中学校は近隣でも有名な荒れた中学校だった。
バイクで校門に乗り付けてきたり、窓ガラスが割れたり、4階から机と椅子が降ってきたり、飲酒喫煙の噂があったり、髪を染めていたり、教師に反抗したり、急に学校に来なくなったら「ネンショー」:所謂少年院に入院しているらしいと風の便りで聞こえてきたり、と齢14,5にして色々とやらかしまくっている中学生の巣窟だった。
勿論そういう人は一部で、大半はその
あの夏の夕暮れをもう一度
以前のnoteにおいて、私は「2019年にまた大学に入りたい」と書いた。
就いていた仕事を辞めて、無職になって、保証も保障も補償もないのに大学合格を目指して勉強する。
ハタから見れば理解不能な行動であるし、「なんと無謀で無策な」と思われること請け合いだろう。
それでもまた大学に合格したいのには理由がある。
まず第一にして至上の目的は勉強したいからだ。正確には、学問を修めたいからだ。誰も見た
貧乏学生とチャーハンinゴールデンウィーク
大学時代、最初の2年は自宅通い、残りの2年は下宿をしていた。
下宿生とはいえ、高校生の頃から家を取り回していたので家事も炊事も生きていく分には問題ナシ。気ままな一人暮らしライフを謳歌していた。
また、下宿先は大学まで徒歩15分、実家からは電車とバスを乗り継いで約3時間の所にあったため、帰省するのに困るということも無かった。
下宿し始めて約ひと月が過ぎた頃、ちょうど学祭と創立記念日とゴールデンウ