「宝くじに当選したら幼馴染が付いてきた!? 」1話
1話
1.
〇〇 : じゃあ、もう出るね。
母 : 気をつけてね。
〇〇 : あの、お金ってドッキリとかじゃ無いよね?
母 : 違うわよ、お父さんに聞いたでしょ。
2.
実は、父はアメリカに出張で住んでいるのです。
その父がアメリカの宝くじに当選して、莫大なるお金が僕らの元へ舞い込んで来たのです。。
3.
〇〇 : 聞いたけど、僕、億のお金なんて見たこと無いし。
母 : 同じくだけど、そのおかげで大きなお家に1人暮らし出来るじゃない。
〇〇 : まぁ、たしかに。。
母 : まぁ、今まで通りに生きなさい。
〇〇 : もちろん、そうするよ。
4.
〇〇 : じゃあまた!
母 : はい、着いたら連絡入れてね。
5.
僕は引っ越しの時間になった為、家へ向かった。
6.
暫くして新居に到着。
7.
〇〇 : 母さん、一人暮らしには大き過ぎるよ。
8.
とりあえず、家の中へ荷物を運んでもらい、荷解きをした。
9.
〇〇 : あんまり、広げ過ぎると面倒だから、1階に基本固めて、2階は寝るだけの部屋にしよう。
10.
宝くじに当選したとはいえ、何も変わらない普通の生活をしていた。
11.
そして、夜ご飯は家で済ませていた為、早めに寝ることにした。
12.
一つだけ贅沢したとすれば、ベットは一番大きいサイズにした。
人生、半分は寝てるって言うし、良いよね。。
13.
1人、心でおやすみと呟き就寝した。
14.
〜〜〜
15.
コツンッ!
〇〇 : (いて、何かに頭ぶつけた。母さんかな…)
16.
(いや、母さんは居ない、だって1人なんだもん。)
17.
て、ことは……
18.
僕は恐る恐る目を開けた。
パチパチ👀
〇〇 : はい、、、えー!!!!!!
19.
ま、真佑!!
なんと、僕の真隣に幼馴染の田村真佑が寝ていた。
20.
〇〇 : あはは、落ち着け夢だ夢。
いてっ!
21.
〇〇 : 今、この足に顔蹴られたけど、、
って、えー!!!!
22.
〇〇 : おい!さくらなんでいるんだよ。逆向きだけど。
まてまてまてまて、、
一体、どうなってる、。
23.
僕は急いで母に連絡を入れるため、リビングへ向かった。
24.
おはよう。。
〇〇 : うん、おはよう。
・・・
25.
〇〇 : おはようじゃなくて、何で、遥香と紗耶が料理してるわけ???
遥香 : 朝だから?
紗耶 : 朝ごはんいるでしょ、、
〇〇 : 違う違う、、マジで夢なのか、どこからが夢だ。
26.
そうだ、顔を洗おう。。
僕は急いで洗面台へ、、
27.
ガチャ、
〇〇 : は、、
柚菜 : 何見てんの?
〇〇 : は、、
柚菜 : だから、何見てんの?
28.
〇〇 : どうして柚菜が、風呂上がりなの?
柚菜 : あ、お風呂じゃなくて、シャワー借りたよ。
〇〇 : そう、シャンプーあれでいいの?
柚菜 : うん、大丈夫。
〇〇 : そう。。
29.
今回は、敢えて普通に話してみた。
〇〇 : 柚菜、柚菜なのか?
柚菜 : うん、
〇〇 : 確かめるぞ、
柚菜 : うん。
30.
ムギュー
柚菜 : ほっぺたがちぎれちゃうー
〇〇 : 本物だ、柚菜じゃん。
柚菜 : 当たり前でしょーおバカなの?
〇〇 : いや、その、、
31.
遥香 : 柚菜ーご飯出来たよーおいでー
柚菜 : は〜い、
32.
呆気に取られていたその時、
ピンポーンとチャイムが鳴った。
33.
ガチャ
〇〇 : はい、
お届け物です。
〇〇 : え、これ全部うちですか?
はい、お引越しのモノです。
34.
〇〇 : すみません、少しだけ時間下さい。
僕は慌ててリビングへと向かう。
35.
〇〇 : え、皆んな居るし。
ニヤニヤしながら僕の方を見てる幼馴染達。
〇〇 : え、もしかして違うよね、、
36.
「〇〇!今日から宜しくね!」
〇〇 : 夢、なんだよね??
つづく・・・
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