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壊すということ・・・(そして、作り直す)

「壊す」事

実は最近、地道〜に専門家指導の元、解体リノベーションしているのだが、解体するといういわゆる「壊す」という行為の大切さを感じる。

バブルに学生だった自分は、親世代が経済成長の中、右肩上がりに資産が伸び日本が世界に認められて、裕福になり膨れ上がった豊かさに沸きだっていた様を体感して、その後バブルが弾けてあっという間に崩れていく様を見てきたので、人々が物理的にも精神的にも翻弄され、崩れ落ちたとき、どうやって物理的にも精神的にも立ち直ればいいのか、それが今も解けない課題なんだと感じていた。

こういう事は人生やってると、いつでも起こりうる事。

経済も人間関係も同じ。

親子関係、夫婦関係、友人、職場。

作り上げたものを壊す。

これは、本当に怖いしもったいないと思っちゃう。

でも、壊すということは決して悪ではなく、そういう時期が必然に来るとおもう。
壊すという過程も大事で、作った時の情景を思い浮かべながら、そこのあるものを全て壊すのではなく一部を受け継ぎながら、新しいものを作っていく。

自然に壊れたもの、あえて壊したもの。
他人にその汚く決して映えない部分を任せるのでなく、しっかり触って考えて脳裏に残して、新しいものへの希望を持って作り直す
ストレス社会の今。

こういうこと、いいとおもう。
地味に削るとか、音を立ててぶっ壊す、ヤスリをかけるって、頭が空っぽになるしね。

そして、新しい素敵な部屋を作り出す。

ワクワクするでしょ。
結構たのしいよ!

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