変わりゆくものたちと26歳の私。
22歳
みんなが卒業した。
私の大切なお友達たちが卒業した。
お友達が書いた文章を読んで、泣きそうになった。
ああ、これは私だけじゃないんだ。
私たちは、今、同じ人生の帰路にいる。
私たちは、かけがえのない時間が、刻一刻と、
遠のいていくのを、今、全身で感じている。
そんな気がする。
パクるような文章なのかもだけど、なんとなくこれは投稿しておかなきゃ、書き留めなきゃ行けない気がしたので、22歳の、今の気持ちを正直に、未来の自分のために、書く。
26歳の私
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22歳の私たちは、大学を卒業する年だ。
卒業が目の前に迫ってきて思ったことは
本当に青春はしておくべきなんだということ。
死ぬほど好きな人を1人作るのでもいい、友達と朝まで飲むのでもいい、なんでもいい。一限さぼるのでもいい。
その時にしかできない、かけがえのないものがそこにあるんだなと思う。
このまえ友達と徹麻した時に誰かが言った
この言葉がすごく心に残った。
自分の時間を自分だけに使えるタイムリミットは無限にある訳では無いみたい。
結婚すれば、パートナーや子供のための時間になる。もちろん私の時間もあるけれども。今の比じゃないはずだ。
友達が書いてたこの文章
とても共感した。
人生なんて長いようで前半戦は本当に忙しい。
4年後には誰が結婚してるのかな。
もう子供もできちゃったりして。
そしたら、ほんとに朝まで遊べないんだなって。
悲観的になってるわけじゃないけど
寂しいなって最近ずっと思っている。
そして、この寂しさが私だけじゃないんだと気付けて嬉しかった。
男女問わず、みんな考えることは同じなんだな。
大学卒業という節目の22歳だから。
自分だけのことを考えていた4年前とは違う。
なんの活動しようかな、ワクワクしたことやりたいなと渋谷駅のあのカフェで話していた大学1年生の私たちではもうないみたい。
生まれたての赤ちゃんのように、可能性しかなかったあの頃の私たちは今も健在しているのだろうか。どこか現実を見て可能性を縮めていっている気がする。
なんだろう。
この狭まりゆく、ワクワクと選択肢。
これが大人になるということなら、
大人になるのは少し寂しいかもしれない。
しょうもない事にも全力だった私たちは
日々の感情に忙殺されてゆくのだろうか。
でも、そんな中にまた新しいワクワクをみつけていくのが、私たちなのかもしれないし、こんな寂しさを感じさせないほどの幸せを手に入れている気もしている。
そして、こう未来について考えている今この瞬間も、4年後には青春に思えるのかもしれない。
私は4年後なにしてるんだろう、結婚してるのかな、子供もいるのかな、いやさすがに子供はいないかな、本当になにしてるんだろう。
4年後、私のお友達たちはなにしてるんだろう、どこにいるんだろう。もう朝まで居酒屋飲み歩けないのかな、26歳なんて結婚ラッシュとよくいうし、みんなもう結婚しちゃうのかな、寂しいな。寂しすぎるな。
男子も女子も、最近は将来の話をする友達が増えた。もうみんな誰かとの未来を創造してた。
なんか、本当に、最近、みんな大人になっている。
無思考であそんでいたみんなじゃなくなっている。
20数年しかいきてないやつが、何をそんな一生の覚悟を決めれるんだろう、そんな覚悟なんてどうやってきめるんだい。そんな大事なら神様が用意してくれてもいいじゃないか、この人が貴方のパートナーです、と。
22歳の今の私は、体力あるうちに子供と遊びたいとか、子供と友達になりたいとか、育児が終わればパートナーと体力あるうちに第二の人生を目一杯遊びたいとか、色んな理由で早く結婚したいなと思っているけど、結婚するために必要なことが、あまりにも重要すぎてどうしたら結婚なんてたどり着けるのかよく分かっていない。
りさねえちゃんの旦那さんが言ってた。
もうずっといるからいつ入籍してもいいと思ってすぐ結婚した、というお話。サクッとそんなすごいこと言えるのに感動した。
だって、結婚なんて好きだけじゃできないから、分からない。今の私は自分の決断が上手くいかなくとも、私しか傷つかない。でも、結婚は自分以外の、自分より大切な子供も傷つけてしまうかもしれない。そんなの自分が1番わかっている。
私は今のパートナーと上手くやれているのかな。26歳になっても隣にいるのかな。春にはピクニックして夏は海に行って、秋はハロウィンして、冬は絶対雪山いって、四季を楽しんでる2人だといいな。今の関係性のままじゃなくて、4年も経てば何かまた違う関係性に変わっているんだろうな。2人で大きな決断をできるほどの関係になってるといいな。ほんとに26歳の私はなにしてるんだろう?そしてこうやって軽々しくこんな将来の話題に出すことも段々と現実味を帯びて出来なくなって行くんだろうなとも思う。
だから、まだ自由な22歳の今の気持ちを、ここに、書き残しておく。
いつの日か、読み返したい。
26歳の私はなにしてるんだろう。
26歳の私にはやく会いたい。