補欠の対応から学ぶ成長するための要素
スポーツはビジネスより過酷な人同士の競争環境があって学びが多いと思っていて、
素晴らしいスポーツトレーナーの中田さんの補欠の動画。
まず前段として補欠は必然なものでレギューラーがいる一方で
存在してしまうものなので捉え方を変えないといけない。
それは補欠になったことで変わるチャンスを得たということ。
以降は変わるための戦略を練る手段。
まず感情の分類という観点が興味深く、
必要な感情と不要な感情を分けていく。
必要な感情は変わるモチベーションを継続するためのもので、
競争心や向上心。
不要な感情は自信を低下させるもので劣等感など。
不要感情は排除はできないが、
変わるために不要という自己認識ができるだけで違いが生じる。
次は分析。
自分とチームに分けるがここは深くは語られていなかったが
特性とチームの状況を踏まえること(多分具体的な話じゃないと価値が薄い)
努力についての考え方も興味深い。
努力するのを言い訳にしないこと。
努力したのに結果がでないとか。
なぜならみんな努力しているから。
努力のやり方が重要。
動画としては補欠になった子供への対応というスタンスであったが、
あまり良いコンディションにないビジネスの現場でも活かせる大変いい内容だった。
多くの経験をするとプロセスと結果を切り離して考えられるようになるんだなと改めて認識した。
プロセスはコントロールできるが結果はそうではない。
アンコントローラブルな結果に右往左往しても価値は薄く、
それを受け入れて変化できるプロセスに介入する。
今日も成長したなり。