相手との距離をぐっと縮めるクリスマスプレゼントの選び方

プレゼントは相手を知ることから

プレゼントって、何を贈っても喜ばれるかというと、そうとは限りません。贈るもの、状況、場所によっても大きく変化します。
突然、誰もが欲しいとされるブランドバッグ（時計）をプレゼントしたとして「まあ！ありがとう」と感謝されるのはキャバクラの女性達。
そのキャバクラの女性達も後日、それ（プレゼント）を売って、現金化する始末。大抵の場合、「そんな高価なものは受け取れません」と言われて終わります。

要は「お金をかければいい」かというと、そうではないのです。
さて、ところで、贈りたい人はどんな人ですか？その人は普段、何が好きで何に困っていますか？どんなストレスを抱えていて、何をするのが一番楽しくて。何に囲まれると幸せを感じますか？
きっと、今から贈り物を悩まれるあなたは、プレゼントをする相手に好意を持っているはず。

それってとても重要で、プレゼントを選んで喜ばれる大きなきっかけになります。まずは、相手を想う気持ちから。

相手が何が欲しくて、何を貰えると嬉しいのか。
ちょっとしたものでも、ぐっとあなたとの距離を近づけるには、まずは相手を知ることが必要。
でもここで重要なのは、リサーチよりも、「想い」。
先の例で言えば、女性はブランド物好きだろう＝GUCCIプレゼントより
「君の好きなものってこれだから、これも好きかなって思って。」

机の上にある小物でもいい、何かその人が身につけているものでもいい。とにかく、相手について知ること。プレゼントはここからはじまります。

はじめてのプレゼントなら、あまり高くないものから

相手が超絶セレブで、超リッチな生活だったら別ですが。
大抵の方は、はじめてのプレゼントに高級なものをもらうと気がひけるもの。
相手に何かしてもらうと、自分も何かしないと　という良くも悪くも働く深層心理が、最悪の場合、「折角ですがプレゼントお返しします」につながってしまいます。

まだ付き合ってない、親密な関係でないのなら、できる限りちょっとしたプレゼントからはじめましょう。
変な話、プレゼントじゃなくても「優しい一言」「気遣いのあるメール」でもいいのです。

仕事仲間なら、「いつもありがとう」の気持ちを伝えるもの。
時々会う知り合いなら、「これ、自分が気に入って好きだったから」でも。
ちょっとしたプチギフトが、二人の距離をぐっと近づけます。

情報戦はとりあえず、戦っとくべし

好きな相手と二人っきりの世界…。なんてことはないので大抵は好きな相手と友達が間にいたり、知り合いでも共通の知り合いがいたりするもの。

そういう共通の知り合いがいる場合はむしろラッキーです。
その人を通じて、プレゼントする相手の好み、苦手なものを聞き出しましょう。
大抵の人が好きなものでも、以外な物に苦手意識があったり、逆に好きなものであっても、好みが偏ってたりします。
共通の知り合いからは、フラットな意見が聞けるのでとても参考になります。

贈り物はさりげなく

こんなに選びに選んだ贈り物。気持ち的には、「こんだけ選んだから、喜んで欲しい」と想うのが人のさが。それは当然なのですが
あえて、そこは押し殺して。「さりげなく」がキーポイント。

「今日って誕生日だったよね？君に似合うかなって思って。。」
と少し自信なさげに上げるのと
「誕生日おめでとう！！先月から選びに選んだこのプレゼント、君の知り合いにも聞いて用意したんだ。●×好きだよね？ね？。その中でも喜んでもらえるように××を用意したよ。これ、あげるね？どう？嬉しい？」
と言われてプレゼントされるのでは、前者の方が受け取りやすいです。

とにかく、一生懸命は後で伝わるもの。
「喜ぶかどうかは分かんない。でも、喜んでもらえたら嬉しいな」のスタンスが重要です。

でも結局は

色々書きましたが、キモメンや普段嫌われている人からのプレゼントは残念ながら恐怖。
「え？この人何狙ってんの？もしかして…」とならないように
純粋に好意（適度な）だけ受け取ってもらえるようにしましょう。
あまりLOVE過ぎると拒否反応がでるもの。

「以外といいやつ」「へー。気遣いあるんだこの人」そう思われればラッキー。
悔しいかな、「ただしイケメンに限る」はプレゼントの世界にも適応されます。

結局は何が喜ばれるのか？

冒頭、お伝えしたとおり、プレゼントの要素は贈る物、状況、場所によって変わります。
残業やがんばった女性によく甘いチョコや、飲み物をごちそうするシーン、ドラマでもよくありますよね。
「お疲れ様」その一言と一緒にさりげなくあげるのか。
「このコーヒーはね。●●にこだわってて、自分的にも××が。。」なんてもったいぶってあげるのか。
大きく違います。
お近づきになれたら、それはもったいぶっていいのです。
でもまだこれからの方は
「もし良かったらどうぞ？」少し私はあなたのこと、気遣ってますよ？というのが、伝わる程度の贈り物にしましょう。

クリスマスはプレゼントにちょうどいい口実。
普段言えない想いを全部伝えるのは怖い。。そんな人は、ちょっとしたプレゼントで相手の気をこちらに惹いてみるのも一つの手ですよ。
プレゼントする際は、忘れないでくださいね。
「さり気なく」ですよ。