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伊那のローメンてなに?開田のトウモロコシはまた来年!

2024年9月、長野県南部の木曽と伊那地方を訪れました。長野県は日本で4番目に広い県、あちこちに名産が潜んでいます。

その中でも、「なんだこれは⁉️級」の衝撃は「ローメン」でした。旅の道中、ラーメン×ほうとうの「ラーほう」(中央自動車道・諏訪湖サービスエリア・下り)に強いショックを受けたばかりでしたが、これはダブルの衝撃となりました。

ローメンとの出会いは、中央自動車道・駒ヶ岳サービスエリア(下り)でした。


「ローメン」…

こちらがそのローメンです。見た目に「ただの焼きそばじゃん?」と思ったのですが…

“ローメンなぜなに事典”よれば…

ラーメンでも焼きそばでも、長崎チャンポンでもない、これまた”第3の麺類”として、当地伊那地方で愛されたきたソウルフードであることがわかります。

ラーメンように汁に浸かったものもあれば、焼きそば風の汁のないものがあるそうです。

この「お土産用ローメン」は郷土料理「萬里(長野県伊那市伊那坂下3308)」さんによるもの。店内で出すキャベツ、マトンなどがのった汁ありローメンには、根強いファンもいるようです。具材はマトンというのが主流だとか。

ローメンとの出会いは、10時近くという実に半端な時間帯でした。このサービスエリアの食堂ではローメンが食べられるので、お昼どきに立ち寄られることをおすすめします。


馬肉を使ったお土産は珍しい

「かんてんぱぱ」でお馴染みの伊那地方ですが、馬肉の産業も発達しているようです。馬肉の燻製品にはカナダ産、アルゼンチン産が使用されていました。

馬は昔の人々の家畜だったとはいえ、頭がよく、また人と心を通わせることができる動物です、私も食用するときは思わず合掌してしまいます。

肉食禁制の江戸時代、飢饉時に庶民の間で馬肉が広まったとか

伊那地方では「ソースカツ丼」もご当地グルメのひとつ。こちらも駒ヶ岳サービスエリアで食べられます。


「名物にうまいものあり」

さて、ここからは木曽のトウモロコシの話題。「開田産のトウモロコシは絶品だから!」と地元の方から聞いて、早速、開田産のトウモロコシ探しに乗り出しました。


長野県の国道19号沿いは道の駅が点在!

ありました、ありました。「道の駅 木曽福島」の朝市で見つけました!

開田高原のトウモロコシは最高でした

たくさんの品種がありますが、その日棚にあったのはグラビスとドルチェドリーム。私は黄色と白のバイカラーの「グラビス」を選びました。

都会のスーパーには並ばないおいしさ、やっぱり旅の醍醐味は「その土地の味」にありますね!

私は茹で派ですが、次回はレンジでやってみたい

トウモロコシのシーズンは今年は終わり。ぜひ来年の夏のお楽しみにしてください。

以下は買ってよかったお土産たち。静かに愛されるご当地の味です。

開田産の生そば。生なので、持ち帰りは温度管理にご注意
信州味噌風味。家族で奪い合いに。
つたや商店の「りんどうの里」。厚さ、歯ざわり、風味、最高!
大人もボーロが食べたい!

北・南アルプスなどの岩石地帯に生息している雷鳥は、長野県のお土産のシンボル的な存在です。

その雷鳥も絶滅危惧種に登録されていて、復活の取り組みが進行中。雷鳥、がんばれ!(おしまい)

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