長野県南部・国道19号沿いの「道の駅」
寅さんでもない限り、風の吹くまま気の向くままその日その日を旅暮らし、というわけにはいきません。旅はある意味「一発勝負」、だからこそ計画にも力が入ります。
今回の木曽路の旅の本命は宿場巡りでして、「道の駅」は視野には入れていませんでした。
ところが行ってみると国道19号は“道の駅街道”、かなり気になる道の駅が続々と出てきました。
「道の駅 木曽・ならかわ」は、実は「また行きたい道の駅」の一つでした。念願叶い再訪。
この道の駅には、漆の工芸品がズラリ展示されている「木曽・くらしの工芸館」が併設。木の温もりが「木曽に来たな〜」の気分にしてくれます。
国道19号沿いには、実に7つの道の駅があります。寄り道すると、目的地にはなかなかたどりつかないーー、それが道の駅がもたらすジレンマです。
奈良井宿にも道の駅があります。木曽の大橋のたもとにあり、とても静かな環境で時間を過ごせます。
「きそむら 道の駅」にやってきましたら、この一帯は木祖村といいます。「木曽地方でもここが元祖だから」と村の人が言ってました。名物の一つはハチミツです。
「道の駅 日義木曽駒高原」では、りんごジャムを買いました。信州大学農学部が開発したジャムは一個500円。お土産にも喜ばれました。
木曽地方のあちこちで目にする百草丸は弱った胃腸に効き目あり。オウバク(キハダ)が主な原料で、山岳修験者の常備薬だったそうです。「道の駅 日義木曽駒高原」でも販売中。
「道の駅 木曽福島」も活気ある道の駅です。朝市があるので、早起き(売店は8:30~17:00、レストランは朝食7:00~営業)していきましょう。
「道の駅 木曽福島」からは御岳山が眺望できます!
今回は「豊富な手作り加工品の山岳」、「最大の売り場面積の大桑」、「木曽の玄関口 賤母(しずも)」を積み残しました。
道の駅攻略も時間との闘いです…!