パン屋と並行でやっていきたい事を考える
再構築すること(近い将来のイメージ)
現在:パン・焼き菓子中心のベーカリーを営んでいます。
ここずっと頭の中にある構想は
生活食品と雑貨を取り入れたパンのコンビニエンスストアに移行していくこと。
パン・焼き菓子・ピザ・ドーナツ
家に持ち帰ってパカっと開けてすぐに食べられる旬の食材を利用したサラダ
バター・チーズ・卵・ソーセージ・肉加工品
カレー・コーヒー・紅茶・スパイス・スープ
地元総社の果物農家の果物・野菜農家の野菜の販売スペース
お皿やカトラリー・オリーブウッドボード・カッティングナイフ・リネン
上記の商品をいろいろ箱に詰めてギフト展開
・パンとジャムとコーヒーとスコーンの詰め合わせギフト
・酵母スコーンバタースコーンとジャムとバターの詰め合わせギフト
・大きな紙袋に果物や野菜やリーンなパンを詰めて持ち寄りセット
・クッキーやマフィン、焼き菓子を詰め合わせてプレゼント
assort
あぁ
アソートしたい。
assort : 詰め合わせる
パンにまつわるコンビニエンスストア
パン屋として規模を大きくするのではなく、パンプラスαで今より少しだけ規模を大きくしていきたいと思う。
体力的にも年齢的にも無理が効かなくなってきたので
パンを焼く事を誰かに伝えていきたいという思いは強いのだけど
この感覚で育ててきた焼き方はなかなか教えていくのが難しい。
誰も彼もが手を入れ始めると、きっと今私が焼いているパンではなくなってしまうし。
妥協点を見つけるかと悩んだけど、無理せず焼ける量を丁寧に焼きながら
パンを学びたい、ゆくゆくは自分でやっていきたいという人が現れるのを待っている現状。
こればかりは相性なので誰でもいいわけではないしね。
移転か現状維持か
現在の店舗では冷蔵庫・作業台・作業スペースなどが圧倒的に不足しているため移転を視野に入れ設備を強化していきたい。
現在働いているスタッフが伸び伸びと働けるようになるといい。
土地も物件もご縁あってのものなので出会えた時が再構築の時かな。
今現在の店舗は小さいながら居心地がとてもいい。
流れる気も良くて、酵母がよく育つ。
拡大の反対、規模を縮小して少人数で焼けるだけの量を焼いていくのもいいなぁと常に頭にある。
そしてもう一つ、パン屋と並行してやっていきたい事
中高生、大学生が過ごせる場所を作りたい
コワーキングスペース 学生が使える仕組みを考える
総社市は図書館などでの勉強が禁止されていて学生が学校と自宅以外で集中して勉強する場所がない
ファミレスやファストフード店で勉強している子達も多い
家ではスマホやゲームなどの誘惑があり集中できない
bonbonに併設してコワーキングスペースを作り、商品を買うと自由にスペースを使えるように(スタバ方式)
フリードリンクのような仕組みは使わない
食べ物も飲み物も価値をしっかり感じるような商品を手にして欲しい
コワーキングスペースが学生と総社で働く社会人の出会いの場であるといい
中高生のうちから総社で働く大人達の仕事への向き合い方、楽しさ、過酷さ、人生設計、またどういう経緯で今の仕事についたのか、やりがいの見つけ方など掲示板のようなものにスケジュールを張り出してフリータイムでディスカッションできるといい
総社には個人事業主の店主が多く(30代〜50代)最近は店舗も増え始めている
活気のある町には活気のある人たちと店があり、繋がりがあり、生き甲斐を感じて働いている人も多い
社会に出ることへの希望や夢、やりがいといった思いが伝わり、その子達が総社で仕事を見つけて1個人1商店で商人の町総社なんて素敵だと思う
もちろん商売という括りの中で、人に合わずに働く仕事もあるし、共同で働くパートナー的な働き方もあるし、会社員、公務員といった選択もある
大学へ行き、生涯1就活をし、やりたいこととは別の生きるための仕事へついて生きていく
好きな事は仕事にしない
そういう流れを歩んできた私たち親世代とは選択する生き方が大きく変わっていくと思う
部屋の中でも外でも場所を問わず仕事が選べて自分に適したやりがいのある仕事を見つけてほしい。
生きていくための仕事、やりがいのある仕事、好きなことが仕事、仕事とはもっと自由で楽しかったりするよと。
総社のような少し小さい町だからこそやれる取組はたくさんあるはず。
これからの子供達はやりたい事を選択して、自由意志で働く時代になるだろうし。
例えばパン屋になりたい、カフェを開業したい、花屋になりたい、お菓子教室の先生になりたい、雑貨屋になりたい、コーヒーの焙煎士になりたい、イチゴを育てたい、歯医者になりたい、学校の先生になりたい、家を建てる人になりたい、家具を作りたい、ダンスを仕事にしたい、パソコンに向き合って生きていきたい
無数にある可能性を現実に仕事にしている大人達とディスカッションする場であるといい。
いつか大人になった子供達が総社で暮らして、また次の世代へ繋げていけるといい。
そんな思いが頭を駆け巡っているのは、娘がちょうどその世代だからだろう、「それは気の迷いだね、パンを焼いていくのがいいよ」ととある方に言われてシュンとなったので、気の迷いかもしれませんが。
パン屋プラスαの思考は常に持って生きています。
このnoteは先日市役所の方と話す機会があって、伝えたい思いを文章にしてみた内容の抜粋です。
近頃私の周りで小さな変化が起き始めていて、逃さないようにアンテナはって過ごしています。
体は酸化中ですが気分は上々かな。
#bonbonbread
#パン屋
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