ヴァクサ高槻マネージャーの体育館日記(30)
『前を見ろ!!!!!!!』
得点に繋がらず後半の失点にうなだれる選手たち…
まだ闘いは終わってない、勝手に終わらせんといてくれという気持ちが強い口調で出てしまった。
第3節🆚リンドバロッサ戦で今季初ベンチ入りをしたときのこと。
私の勝手な持論ですが、傍観者が1人増えていくごとに勝率が下がる。特にベンチワーク。それを第2戦の🆚グラビス戦でまざまざと感じた。反対側のピッチゾーンからみたベンチワークは見れたもんじゃなかった。声を出して最後まで鼓舞してたのはキャプテンの加藤のみ。選手スタッフまでものみ込まれ諦め顔のだんまりで唖然としてカメラを構えた手をおろし、迷ったもののベンチに入らなかった自分の選択ミスだったと後悔した。
もし試合時間が残り1分で点差が5点、なかなか5点をひっくり返すには厳しい状況。けれどピッチもベンチも最後まで死物狂いで取りにいったら1点返せて試合終了だったら、未来に繋がる経験値として残せるものになる。諦め顔のピッチとベンチが次に繋げていけるものは何があるのか考えるまでもない。
思考を巡らすとハタと気づいたんです
傍観者になってたのは自分だってことに
選手がいなかった2020年、ガラガラのベンチ、自分がやるしかない、闘う、このベンチ全員分やったればいい。それはもう鬼気迫る闘志を燃やしてベンチ入りしてた。
でもそれで勝ててないやん?
結果に繋がってないやん??
次の年は降格もしてるやん???
それであなた役に立ってるの?幻想ちゃう????
そう、だから仲間の力が必要なんです。
わたしの力なんてちっぽけな足掻きです。
それでもいい、もし1ミリでも勝利に近づくなら、チームの力になるならと信じてやり続けてるだけなんです。
去年の関西2部は出場時間が少ないメンバーが中心になって試合中も鼓舞してくれたり細かな気遣い、サポート、仲間のゴールの喜びをいっぱい表現して全員で良い流れをつくってくれて。このメンバーなら大丈夫やろし周りに分散させて任せていこう…自分はピッチ外からカメラやSNSなど他のサポートを…というのが本音だった。(いや、カメラやSNSしながらも一緒に闘ってるんやで他のスタッフさんもそうやろけど)
ちょっとわかった気になるな
任せて傍観者になってたのは自分
このみじゅくものめ!
チームのためにさっさと闘え!
という流れで冒頭の第3節からしばらくはベンチワークに徹します。
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言語化できない気持ちをいつもわかりやすい言葉で整理整頓させてくれるブログがある。
関東フットサルリーグ1部・バルドラール浦安セグンド 冨成弘之 監督の
《全員蹴合》
https://zeninsyugo.com/
冨成監督のブログに〔第6の選手〕としての役割を果たせるか、ベンチワークの重要性が称えられている。
ベンチ入りメンバーの選考にピッチ内の技術力だけでなくピッチ外の〔ベンチ力〕が考慮されているというのだ。
私の自身もこのベンチ力というものが試合の流れを大きく左右するもののひとつとして捉えている。
監督目線だけでなくチームの一員としてのマインドや気づきがたくさんつまってて参考にしています。
集中を切らせてしまうとき、弱気になるときももちろんある。そんなときに仲間の姿をみてまた奮い立たせるときもある。チームスポーツである意味をここぞと発揮したい。足りないものを補い合いながら支え合いながら全員で闘おうさ!
開幕4連敗…
梅雨明けしてない夏にじめっと伸し掛かる響きだ
コロナ禍の2年で試合数が半分のときはもうあと1試合か2試合でシーズンが終わりというところだったが、今はまだまだ挽回のチャンスがあるのだ
梅雨明けはもうすぐそこにきてる
夏のカラッと晴れた空気で汗をかきたい