今年もRSGT2025で色々やりました

Regional Scrum Gathering Tokyo2025に参加しました。3日間の開催ですが、ボランティアスタッフとして前日準備から参加しているのでDay0〜Day3の4日間フル参加です。

2024年も同様の参加をしました。その時の様子は以下の記事に書きました。

Day0

ボランティアスタッフとして準備作業を行いつつ、参加者同士が「知り合いを増やすための会」をここ数年行っているので、それを実施しました。

「知り合いを増やすための会」では、これまでは私が記者会見ワークショップというものを実施しているだけだったのですが、昨年からそれに加えてトークを行ってもらっています。今年はKatsuyaさんのプロポーザルを見かけてこれはDay0参加者に良さそうだと思い、声をかけて登壇していただきました。(もちろん、私に決定権があるわけではなく、落選する可能性も了承してもらった上で、Day0の企画としてプロポーザルを変更してもらいました)

また、Day0は会場でスタッフを含めてスピーカーディナーを行っている関係で、スピーカーディナーに出ている人がDay0に参加できないと言われることがあったので、会場近くにレンタルオフィスを借りてみました。(そもそもそれがないと自分もスピーカーディナーに出られなくなってしまうのもあり)

あまり大きな場所ではないので、集まってもらったのも少人数でしたが、Katsuyaさんの登壇を現場で応援できたり、一緒にワークショップを実施したり、そのまま飲みに行ったりと、わいわい楽しく過ごせました。

Katsuyaさんの登壇内容はとても素晴らしくて、発表後も多くの方が参考になったと言及しているのを見かけたので、本当に誘ってよかったなと思っています。

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2025/proposal/20588/day0-online-only

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2025/proposal/21113/day0-online-only-rsgt

Day1

スポンサーLT

所属する会社のスポンサーLTに参加しました。一昨年、昨年とスポンサーLTで自社作の曲を流していまして、今年も新曲を披露しました。私個人としては今年の曲が初めて自分の歌声がRSGTで流れる機会だったので、感慨深かったです。

曲の内容としましてはノーム・カースの最優先条項にメロディをつけて歌ったものになります。

ノーム・カースの最優先条項はふりかえりの最初に思い出すのが良いとされているのでRSGTの最初に披露としたいと考えて、スポンサーLTも初日の枠を狙っていました。

当日はゲストにふりかえりエバンジェリストとして活躍されている森さん(びばさん)をお迎えして、私が録音した声や歌に当てフリしてもらう形で芝居をしてもらいました。めちゃくちゃ全力でやっていただいて本当に感謝しかないです。

今回作った曲は個人的にはとても気に入っているので、Day3に向けて作ったもう1曲に話題が集中しているのを少し残念に感じています(ネガティブな気持ちというわけではなくて、悔しいみたいな感覚)。

スポンサーセッション

自社ではなくてウイングアークさんのスポンサーセッションに呼ばれて話をしてきました。研修についてウイングアークの神田さんが抱える課題について、私が対策案の叩き台のようなものを提示して、それをベースにディスカッションするという時間でした。時間が20分と短かったのであっという間だったのですが、おもしろい話ができました。まだ見れていないのですが、学校教育関係の方のトークも他にありましたし、教壇に立って先生が教えるような従来の教育観とは異なる授業の形を知る機会になったら良いなと個人的には考えています。

神田さんは初登壇ということで、始まる前は大変緊張されていたようなのですが、始まってみると冷静に話が出来ていて素晴らしかったです。比較的安定して取り組めるセリフの決まった発表ではなくて、アドリブ力が求められる人前でのフリーディスカッションを初登壇でやろうとする勇気もすごいなと思います。

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2025/proposal/21545

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2025/proposal/20882

この日の懇親会もウイングアークさんの方たちが集まっているところに混ぜていただいて、最近は自分の感覚としてとても身近に感じる会社さんだなと思っています。

Day2

Day1はスタッフとして部屋付きの仕事をしつつ、スポンサーLTやスポンサーセッションに出たりとやることが多くて落ち着かなかったのですが、Day2は部屋付きが少しあるだけでやることが少なかったので、比較的ゆっくりと過ごせました。

昼休みにスタッフルームでスクフェスニセコであった楽しい話を聞いたり、フォトブースで写真を撮ったり、ぼうずめくりをしたり、とギャザリングを楽しみました。あー、楽しかったな〜

夜は毎年恒例の吉田さん陶山さんと飲む時間に、小田中さんをはじめ何人も巻き込まれていただき、日本酒をたらふくいただきました。ちょっとはしゃぎすぎて例年に比べると深い話は出来なかった気もしますが、とにかく素晴らしい夜でした。

Day3

OST(オープン・スペース・テクノロジー)の最初の説明のところで、所属する会社から作った曲が披露されました。

詳しい内容な以下の記事を参照してみてください

キャッチーなメロディが耳に残ってもらっている一方で、肝心の説明については分かりにくくなってしまったかなとか色々思うところもあるのですが、発表後に早速OSTでどうだったか話す機会もあってそこでだいぶ自分の中でクリアになりました。

ふりかえり

実行委員&ボランティアスタッフで最後のふりかえりをしているときに、「今回の最大の学びは何か」というテーマで各人話をしていって、私は「昨年体力がないことに気付いて、毎日2万歩いたことで体力はついたつもりだったけど、今年も同じぐらい疲れたので要因は体力だけではなかった。原因として色々とやりすぎな気もするので、来年はもうちょっとやることを減らしても良いかも」というような話をしました。こうしてふりかえってみてもDay0からDay3まで我ながら色々やっているな、と思います。

なんでこんなに色々やっているのかと考えると、まずは自分自身が楽しくて、楽しみたくてやっているということがありつつ、よく言えば、RSGTという場を盛り上げたくてやっている話でもあるのかなと思います。参加してくれる人に楽しんでもらいたい!ということです。

一方で、多分実際には自分はRSGT”全体”を盛り上げるとかそんな大層なことを真剣には考えていなくて、結局は自分が会いたい人に来てもらうためにやっているとか、自分が好きな人に楽しんでもらいたいからやっているとか、そういう気持ちでしかないんだろうなとも思っています。参加者みなさんに楽しんでもらいたいとは本当に思っていますし、誰かを排除するとか歓迎しないとかはもちろん全くないのですが、私の活動のモチベーションとしては、という話です。

Day0の発表で「このコミュニティは良くも悪くも内輪ノリが強いと言われることがよくあるんです」という話をちょっとしたのですが、そんな自分が何かしらネガティブに感じる雰囲気の一因になってしまっていたら申し訳ないなと思いつつ、私は私で楽しんでいきたいなと思っています。

ちなみに、輪に入れないみたいな話では、数年RSGT現地参加とかアジャイルコミュニティ参加とかをしても全然輪に入れなかった過去の自分を救済するためにDay0の知り合いを増やす会をやっているわけなのですが、似た体験をしているこばせさんと、同じように苦戦する人がそれを克服するのを「ショートカットできたら良いなと思ってる」という話ができたのは今年のハイライトの1つでした。

知り合いを増やす会は今年で5回目、Day0は今年で3回目で、いつまで続けようかなと悩んだりもするのですが(ニーズもあるし簡単に辞めたいわけではないのですが)、一番理想的だなと思っているのは、私が出したプロポーザルよりもっと良いプロポーザルが出てきて私がやれなくなることなので、皆さんからプロポーザルを出して頂いて私もしっかりと返り討ちにしていきたいです。(いきなり自分でやるのが怖い場合は一緒にやりましょう)

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