セミリタイアに向けての取り組み⑧投資した株について考え方
皆さんこんにちは。ボンバです。
今日は私の目標であるセミリタイアに向けて取り組んでいることの紹介第8弾になります。
先日は日経平均がガツンと下がって投資した株も色々下がってますが、そんな時にどうしようと考えたのが今回の紹介になります。
株の売り時
これには正解がなく、自分の信じるところによりますので、私が参考にしているものを、、
投資をする際、短期なら2割増、長期なら2倍で利確。含み損は売るな。
簡単に言う買ってすぐ2割上がったら売りなさい。長期で2倍になったら売りなさい。それ以上の利益は求めるなら。また損切りをするな(しても生活に困らないように現物でやりなさい)というものです。
この考えに出会った本を紹介します。
本多静六 私の財産告白
これはかなり昔の方(生まれは江戸時代)が書いた著書を文庫化した本です。この方は約100億もの資産を一代で作り上げた資産家の方です。
お金の話と言えば、ついつい最新の本を読まなくては、と思いがちですが、お金に関しては今も昔を変わらず普遍的なものだと言うことがよくわかる内容になっています。
どちらと言えば精神論的なことも多いですが、
一般の人に通ずる"生きた知恵"を理解することができます。
気になったポイントをいくつか紹介します。
1.収入の4分の1を貯めろ
2.副業をしろ
3.見栄を張るな
4.お金は貸すな
5.職業を道楽化しろ
1.収入の4分の1を貯めろ
収入が入ってきたらまずその4分の1を天引きにして貯金してしまうというシンプルな手法です。
そして、残った4分の3でなんとか生活を工面していきます。(子供が毎日お腹すいたというのは非常に辛かったと述べている。)
そして、貯まった貯蓄を投資にまわしていくことで将来的には生活が楽になっていくというわけです。
"バビロンの大富豪"という本でも紹介されていますが、昔から現代にかけても資産形成の本質が変わっていないことが伺えます。
2.副業をしろ
この人は本業のかたわら、毎日1ページ執筆をしていたというもの、結果的に人生で300冊以上の本を出版したとのことでした。
そしてそこで得た収入は全て投資に回すということを実績しておりました。
今でこそ、働き方改革等で一部企業では副業の話が出始めていますが、100年も前から副業の話をするとはすごく先見の明があることが伺えます。
私もライターとして、本多さんを見習い、少しずつこのnoteに記載していきたいと思います。
3.見栄を張るな
貯金生活をつづけて行く上に、一番のさわりになるものは虚栄心である。
徒らに家柄を誇ったり、今までの仕来りや習慣にとらわれることなく、一切の見栄をさえなくすれば、四分の一天引生活位は誰にでも出来るのである。
ここでは、家柄、今までのしきたり、見栄を無くせば貯金は可能だと述べている。
自分の値打ちは銅なのに銀や金のような生活はするなと教訓を述べている
4.お金を貸すな
親戚や友人であっても、お金を貸してはだめ。
お金を借りるならば然るべき場所(銀行等)から借りるべしとしている。大体そういうところで借りれない人が貸してくれと頼みにくる。
そんな人に貸しても死に金になるばかりでなく、借りた人の失敗や墜落を助けることになる。
お金を貸さない代わりに、お金の知識を教えてあげるのがオススメとしている。
5.職業を道楽化しろ
あらゆる職業はあらゆる芸術と等しく、初めの間こそ多少苦しみを経なければならぬが、何人も自己の職業、自己の志向を、天職と確信して、迷わず、疑わず、一意専心努力するに於いては、早晩必ずその仕事に面白味が生れて来るものである。
一度その仕事に面白味を生ずることになれば、もはやその仕事は苦痛でなく、負担ではない。
歓喜であり、力行であり、立派な職業の道楽化に変って来る。
自分の仕事について一心に勉強を続けると自然とその仕事が楽しくなってくる。仕事が楽しいのが1番の幸せと綴っている。
まとめ
今日は古典に近い本から自分の参考にしている考えを紹介しました。お金については今も昔も根本となるところは変わらないのだと再度実感しました。
◆追記
今日は日経平均大きく反発しましたね。今回紹介した考え方のため、私は下がっても慌てて売ることもせずに良かったです。