2024/7/6 今週の米国経済指標まとめ
⭕ 今週は、ISM製造業景況感指数(7/1)、ISM非製造業景況感指数(7/3)、米国 雇用統計(7/5)について簡単にまとめてみました。
① 6月 ISM製造業景況感指数 7/1
● 生産 48.5 (▲1.7p)
● 新規 49.3 (+3.9p)
● 雇用 49.3 (▲1.8p)
● 価格 52.1(▲4.9p)
② 6月 ISM非製造業景況感指数 7/3
● 業況 49.6 (▲11.6p)
● 新規 47.3 (▲6.8p)
● 雇用 46.1 (▲1.0p)
● 価格 56.3(▲1.8p)
③ 6月 米国雇用統計 7/5
🟡 非農業部門雇用者数 +206,000人(予想+190,000人)
🟡 失業率 4.1%(予想4.0%)
🟡 平均時給増減 +3.9%(予想+3.9%)前年同月比
④ 重要経済指標のおさらい
⑤ 政策金利予想 7/6
🟡 2024/7/31、連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利決定において、市場参加者の意見は「金利据え置きが92.2%」【5.25-5.50】
🟡 利下げ観測【5.00-5.25】
★ 2024/9/18 「77.9%」
★ 2024/11/7 「87.2%」
⑥ まとめ
🟡 ISM景況感指数、雇用統計
景況感や労働市場は予想を上回る減速となり、特に雇用統計の結果は9月の利下げ観測を大きく前進させた。しかし、インフレ率は依然として目標より上回っている。来週のCPI、PPIが利下げ可能かのひとつの答え合わせとなりそうで注目です。
🟡 トランプ有利
先週の討論会バイデン大統領の「失態」により、多くの民主党支持者が失望し、トランプ有利の情勢に傾いたと見る市場参加者も多い。
もしトラで、ある程度予想がつく事は
環境左派は衰退(EV関連など)、中国からの輸入製品の関税強化による米国内インフレ懸念、パウエル議長の進退懸念、などあげられる。機関投資家のセクター調整もあり、大統領選直前の9、10月は神経質となりそうです。
🔅 今週の債券利回り、為替、原油(前週比)7/6現在
★ 米国10年債利回り 4.228%(6/29 4.392%)
★ 日本10年債利回り 1.069%(6/29 1.054%)
★ 1ドル=160.825(6/9 160.881円)
★ 原油(WTI)1バレル=83.44ドル(6/29 81.46ドル)
🔅 今週の米国株主要3指数、日経平均 7/6現在
★ NYDOW 39,375 +0.66%(先週比)+1.26%(先月比)
★ S&P500 5,567 +1.95%(先週比)+4.00%(先月比)
★ NASDAQ 18,351 +3.49%(先週比)+6.86%(先月比)
★ 日経平均 40,893 +3.31%(先週比)+5.66%(先月比)
🔅 来週の経済指標
7/11 消費者物価指数CPI
7/12 生産者物価指数PPI
7/12 ミシガン大学消費者信頼感指数