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カーキのペディキュアが似合わない

ファミマのコスメ。気になっていたけど、いつもメイクせず過ごす私には無縁だと思っていた。

が、最近ハマったのがペディキュア。もともとピールオフできるジェルネイルをしていたけど、塗るのが下手なのかお風呂ではがれてしまうので最近してなかった。
そこでNAIL HOLIC に挑戦したところ、とても快適だった。そこまで爪も傷まないし、はがれないし。

で、振出しに戻ってファミマのコスメ。寒色が好きなんだけど、紺ほどはっきりした色は苦手なので、オレンジのラメがかわいいカーキを選んだ。
カーキは寒色?

塗ってみたけど全体的にくすんだ印象になってしまった。眼鏡してないからかラメも見えない。挑戦したのになぁ、と思いつつも、似合わないと思うのは私の主観であって、誰かはかわいいって言ってくれるかもだし。サンダル履けば印象変わるかもしれない。
そう信じて爪はそのまま。

昨日今日で大きな岐路に立たされる試験を受けてきた。
いわゆる就活というやつです。

中学生のころから、先生になりたいと言っていた。
ただ、他の「夢」を知らなかったから。
夢=職業だと思っていた。

そうじゃなくてもいいと知ったのは最近のこと。
どうなりたいとか、何をしたいとか、どんな風に社会で活躍したいとか、
そんな感じでいいらしい。

形を決めてしまってからは、漠然とした夢に向かって頑張っていた。
本当にそれでいいの?なんてたくさん考えた。
中学の先生からはいいじゃん!って言われたけど、そういえば高校の先生方は、あんまり賛成じゃなかった気がする。あなたが行くのは、文系の学部、教育学部じゃないって学年主任から釘を刺された。
その通りにして正解だったと、学部を卒業して思った。

それでも「夢」は変わらない。
それしか知らないし、外を見ようとしないから。
もしこれが地元からより離れた大学に通って、がむしゃらに生きてたら違ったのかもしれない、海外に行ってたらそっちに住んでたかもしれない。

「仕事は誰かの困りごとを解決するためにある」って教わった。
アルバイト先で。
おかげで社畜予備軍になった気がする。
もちろん何らかの社会貢献はしなくちゃいけない。と思ってる。
社会で生きてるからね。

自分のために働くということが想像できなかった。
自分の幸せのために働くことが想像できなかった。
誰かのために働くことしか、考えたことがなかった。
私にだって、私の生活があるのにな。

そう思ってからは、教員になる覚悟が揺らいだ。
だけど他の道を選ぶには遅いし、期待を裏切るのは面倒だ。
別に遅くもないし、裏切ったって、私の人生一度っきりだし いいと思うんだけどね。
自分が愛される場所に行きたいと思った。
必要としてくれる場所に行きたいと思った。

中学生の私、高校生の私、今の私。
一続きで、経験を積んで、いつでも懸命に生きていた。
たくさんの大人にかわいがられて生きてきた。
子どもの成長をサポートしたい、どうせ働くなら大人相手より子ども相手がいい、と思っていたけど、可愛がられる才能あるんだったら、大人相手の仕事でも良かったなと思う。

でも、子どもの成長を支えたいのは本心だから、教員になる覚悟は決めた。
あとは公立か私立か、というところ。

他の誰でもない、私のための選択を。

就活って難しいんだな、公務員ならまだしも、
一般企業って選ぶのも選ばれるのも難しいんだなって思う。

ぱっと見て、この色 似合うかもしれないって言ってコンビニで500円出して買うんじゃなくて、ネットで下調べした方が良かったなと思う。
でも良し悪し決めるのは私だし、主観で選んで挑戦して、違うって気づくのも大切なこと。

よく見たらかわいいし、見慣れれば日常だし、トップコート塗らずともツヤツヤだから幸せかもしれない。

私の幸せは私が決めてやるんだから。

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