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小さな田舎町に変化を呼び起こす新参者を
興味津々だけど受け入れられない
有力者と噂好きの町の人たち。

郷に入れば郷に従えと
その田舎世界に違和感を感じながらも
その町の人たちに純粋に向き合おうとする
都会から移り住んできた主人公。

まず主人公目線で見れば、ほんと田舎っていうのは、、、と思わせられる。

しかし、すべて見終えてからよく振り返ると
主人公もこの田舎町に心から溶け込もうとしていたのかな?
というシーンが思い返された。

どちらが正しいとかそういうことではなく、

同じ町で暮らして行くにはお互いに理解が必要であり、一人だけでは生きていけないものなのかもしれない。

いつの時代も
集団で暮らしてきたこの世界は
お互いを理解しようという気持ちと、思いやり、助け合いを無くしては共存は難しい。と考えさせられる。

そしてそれも、これが正しいとも言えないですよね。
苦しんでまでそこに居続けなきゃならないことでもないわけだから。

そう思えたラストだった。

理不尽な状況の中にも、ほんの少しの希望やなにか心に残せるものがある。
そう信じたい。

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