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渡仏という、夢を叶えて見た景色。

渡仏という夢を抱いてから、4年。
一度もブレることの無かった、4年間。
フランス長期滞在という夢を叶えて、今わたしはフランスにいて。

振り返ると、涙が止まらなくなるくらいの思いが溢れ出てくるけれど、それは置いておいて。
今回は、渡仏を叶えた今のこと。感じていることをそのまま残したいなと思って。思わず、持っていただけのnoteを開いてる。そんな今。笑

フランスに来て、約3週間が経った今。自分の心境と言うのか、心持ちと言うのか。
何かが変わったかと言われると、何も変わっていなくて。
あんなに待ち望んだ渡仏だけど、不思議と心は落ち着いていて。嬉しくないとかでは無く。
やっと、今在るべき場所へ来られたって感覚。

ずーっと思い描いていた、フランスだから出来ることや、画面越しではなく、実際に自分の目で見て感じられるもの。味わえるもの。
それらを、実現できる環境になった。っていう、自分の中ではシンプルな変化でしかなく。
日本でやってきたことの延長線上に、フランスが今あるイメージ。

ただ1つだけ違うのは、日本にいる大切な人や大事にしている場所に、いつでも気軽に会いに行ける距離ではなくなったこと。
けど代わりに、日本からだと気軽に行けない場所へ、一歩踏み出せば簡単に行くことが出来る。
今までに無い景色を見て、感動を味わって。その中での人との繋がりが、どんなに貴重かを感じて。そして、夢見た空間に実際に身を置いて、心が震えて。

もちろん、楽しいだけじゃ無くて、そうじゃないこともあるし、寂しさに泣きたくなることもたくさんあるけれど。
それでも、渡仏前と変わらず、わたしはフランスが好きでたまらない。

それから、わたしにとって、すごく大きな変化も。
それは、日本のことを、こんなにも想っている自分に気づいたこと。

それまで日本のこと、嫌いなわけじゃないけれど、特別好きというわけでも無くて。
もちろん、行きつけのカフェやコーヒー屋さんは大好き!
けど、そういう日本での“特別な場所”と、“日本”はわたしの中でいつも別々だった。

それに気付いたのが、渡仏してから。そして、分離していたそれらが初めて、イコールになったのも、渡仏してからでした。

今、フランスが好きな気持ちと共に、日本のことを、自分はこんなにも好きだった。その気持ちも同じくらいにわたしの中にあります。

フランスが好き。大好きです。
そして、『日本も同じくらいに好き。』

わたしの帰りたい場所がある。それが、日本。

渡仏という夢を叶えて、私が見たもの。それは、自分で見えていなかった、見えなくなっていた心の景色でした。

おわり。

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