みんなちがって
爆弾低気圧で爆発しました。志邑です。
いなフリも最終週、大詰めです。
実はこのいなフリでは初週に「AI会」というものを実施します。
AIがなんの略かは忘れました。
簡単に言うと「めちゃくちゃ話す会」です。
明確なルールがあるので説明。
まず二人一組になります。(いなフリの場合はなんか多分ランダムに運営が決めてます)
そして先攻が50分間ひたすらしゃべる。
その間、聞いている後攻は自分の話(そういえば〜)をしたり、否定的なこと(でも〜)を言ったりしないで、向こうが話しやすいように相槌をうつ役割に徹します。
基本的にはしゃべる側がしゃべれるなら、一方的に50分喋ればいいんだけど、聞く側が気になったら「なんでそう思ったの?」とか、促す質問はしていいということ。
その後、後攻に交代して、またおんなじようにやります。
そしてお互いが喋っている間メモを取って、終わったらそのメモをお互いに共有します。
これが一連の流れ。
正直、最初聞いた時はだいたいの人が「え、50分も喋り続けるとかムリ」といいます。
(わたしはお喋りなので「むしろ時間足りるかな……」と思ってました)
でもいざやってみると、集合時間になっても、だ〜〜〜〜〜〜〜〜れも帰ってこない。
全然話が終わらないんですよね。
(逆にわたしは時間気にしすぎて早めに戻ってきましたが、それでも予定時間はオーバー)
これ、普通にただふたりでしゃべるのと何が違うのかというと。
ひとりのことをメモしながらひたすら聞き続ける、というのが「その人のことを一生懸命知ろう」となるんです。
そうすると不思議と、その一緒にAI会をした相手が大好きになって、めちゃくちゃ仲良しになってみんな戻ってくるんですよね。
わたしも実際、一緒にAI会をした相手とはめっちゃ仲良くなりました。
今までの会期がどうだったかは分かりませんが、32期生はその後もいろんな人とAI会を開催している様子が見受けられました。
わたしも同期たちを誘ってやりました。
これって、相手のことを知るきっかけとしても大きいんだけど、聞いてくれる相手が変わると、話す内容も全然変わって、新しい自分が見えてくるっていうのも大きい。
人を知るっていうのは、自分を知るにも通じているなと、実感がある。
ある同期と話していた時、ふと口をついたのが、
「みんなちがってみんな好き」っていう言葉だった。
わたしってとても個人主義的なところがあるんだけど、だからこそ他の人の「個人」も大切にしたいなと思っていて。
それが「みんなちがってみんな好き」って言葉になって、形になった感じが、うわー!って。
その後、また別の人とやった時には
「あ、わたしの『みんなちがってみんな好き』に、わたしもいる、いま」
ってなって。
わたし、わたしのことちゃんとすきだな。
だからこそ、人っていうのが、人が、好きだって思えるのかも、って実感した。
みんなの優しいところも、つらいところも、教えてもらったり、気付いたり、逆に発見してもらったり。
そういうきっかけになるAI会、敢えて10年来の友だちとやったりしたらどうなるんだろう、とか。
いろいろ自分と、自分を取り巻く環境すべて、人や社会との関わりすべて、考え始めるキッカケになる。
脳みそが破裂しそうな感じで、それでいて、スッキリと、頭の中の垢がこそげ落ちるみたいな感覚。
すきな人が増えて、楽しいことが増える経験だなと思いました。
明日は先日の1万字チャレンジと同じぐらいハードなワークデイらしいです。
ラストスパート、楽しいだけじゃなく、気を引き締めていこう。
志邑左記でした。Salut!
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