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【いなフリレポ その1】会社クビになったので田舎でキャリアスクール受講してきた

いままで「日報的」と称して、いなフリのエピソードだったり、あるいは金谷の景色からインスピレーションを受けて小説などを書いたり……

金谷の雰囲気、いなフリの空気を伝えるため、毎日のように更新してきました。

が。

「日報的」では感じたことを発露していましたが、実際に何をやっていて、どんなことが起きていたかは、伝えきれていなかったと思います。
そこですべての日程を終えた今、いなフリの感想・体験レポートをお送りしたいと思います。

簡潔に伝えると
めちゃくちゃしんどい!はちゃめちゃに楽しい!!
これに尽きる。

とはいえ1ヶ月もありましたので、書き出してみたらめちゃくちゃ長くなってしまったんですよね。余裕の1万字超え。
日報的アフター、ということで、5日間に分けてお送りできればと思います。
お付き合いください。

そもそも「いなフリ」とはなんぞ

イナフリイナフリいうてますけども、なんのこっちゃというのは、この日の更新でしかちゃんと言ってないかも。
「ワークキャリア 田舎フリーランス養成講座」の略で「いなフリ」。
改めて説明しますと。

人生の選択肢を広げる
キャリアスクール
田舎フリーランス養成講座
田舎フリーランス養成講座は 「WEBスクール」ではありません
人生の選択肢を広げる 「キャリアスクール」です

公式サイトURLからの引用ですが、これを読んだとて!
(めちゃめちゃくわしいことも、きちんと書いてあります。)

わたし目線で端的にまとめるとこんな感じでした。

・自分自身を見つめ直し、人生設計(=ワークキャリア)を考える
・キャリアに必要なスキルを身につける

フリーランスでやっていけるスキルと、そのための計画を立てるための講座みたいな感じですかね。

でもさ、
・自分自身を見つめ直し、人生設計(=ワークキャリア)を考える
って正直「えっなに?思想系?宗教?」みたいなさ。

ある友だちに説明したとき、
「なんじゃその怪しい講座」「ぼったくりじゃないの?」「変な教材とか売りつけられん?」
などと言われた。ひどい。

まあ受けてみて正直「みんな行ったほうがいいよ!」となるかというと、違う。
でもこの4週間が必要な人はいる。
受けた結果わたしは、これが必要な時間だったと思っています。

自分に「いなフリ」が必要か悩んでる人も、
「いなフリ」がどんなもんか見てやろうぜ!な人も、
すでに申し込んで当日が不安という人も。
この体験記を読んじゃおうぜ。

わたしがいなフリに来たわけ

まず、わたしが「いなフリ」を知ったきっかけは「パラレルワーカーになりてえな」というぼやっとした思いつきだった。

その時はサイト制作会社でディレクターをやっていたけど、在宅になって、仕事も減って、コロナ鬱になったりもして。
収入も減ってたし、文字なら結構書けるし、書くの好きだし。
ライター副業アリじゃね?みたいな。

で、クラウドソーシングのサイトに登録して、1個受注して一応やったけど、その後即挫折。

あ、ライティング講座とか受ければいいのかな?
そういう同業者のコミュニティーがあると、仕事しやすそうだな

そこから比較サイトとか感想ブログとか、ネットサーフィン。

文字は元よりすらすら書ける性質なので、
なんか仕事の取り方みたいな……自営でやっていくためのノウハウみたいな……コネ的な……
そういうの知りたい……ほしい………

というので、行きついたのがいなフリ。
でもその時は会社員だったし、1ヶ月も休み取れない。

そう思った数ヶ月後、紆余曲折あってわたしは会社をクビになった。

あ、今じゃね?

クビを言い渡されたその日にいなフリのオンラインの無料相談の予定入れて、1週間後には申し込んでた。

そしていなフリ32期生として、金谷に向かうわけです。

やばい、仲良くなれる気しない。

東京から大きい荷物をかかえて3時間ほど。
房総半島の内側、木更津と館山の間。
これが浜金谷。

「田舎フリーランス養成講座」のタイトルに納得せざるを得ない風景。
大阪からやってきた同期は「新幹線の大阪−東京間より、東京からここまでが長かった」と供述。

そんな金谷にあるコワーキングスペース「まるも」が今回のいなフリ会場。
全国各地で開催されておりますが、ここが「はじまりの地」、代名詞的な会場とのこと。

わたしは、とりあえず一番近い日程のやつで!という申し込みの仕方でここにやってきました。

実は、申し込んだ時点でSlackという連絡ツールですでに自己紹介の文章などを送っているので、何人くらいいて、どういう人が来るのか、一応は分かっているんだけど。

それ読んで、みんなからキラキラしている、意識の高さを感じて「あーこれは誰とも仲良くできる気せん!」と思ってた。
正直、気が重くてしょうがなかった。
わたし場違いですわ!っていう、確信。

一睡もできてなくて疲労が極まっていたし、到着してすでにもう帰りたかった。
そんで、受付とか済ませて、座ってたら自己紹介はじまって。
そこでまた「みんなコミュ力高すぎるんじゃないの?!」と心の中でキレました。

志邑はかなりテンションが高い喋り方をするタイプなのですが、その実めちゃくちゃな人見知りでした。
どうにか乗り切りましたが、内心はばっくばく。

だめだ、覚えられない。

同期が12人いました。

講師陣が4名。
統括とか、運営スタッフとか、とにかく人がいっぱい。

人の顔と名前覚えるのが苦手なので、その情報だけで気が沈みました。

そして32期は平均年齢が若かった。
自己紹介する前から明らかに自分より若そうな人が多くて、やばいしっかりせな!と緊張がより高まる。
自己紹介聞いたら、大学生3人いた。
大学生でキャリアスクール来るとか、偉すぎる……わたしやっぱり場違いですか……?
しかも女性参加者の中だと、なんとわたしが最年長。

そんな期はなかなか珍しいらしいけど。
大人として毅然とした態度で振る舞わねば、と当時のわたしは背筋ががちがち。

ちゃんとしなきゃいけないのに、絶対明日になったらみんなの名前忘れるわ。もうすでにそこで終わりだわ。
とにかく緊張と不安と、自分の情けなさで頭の中がパニック。

メンター、同じチームの仲間たち

いなフリ中はメンターがとにかく色々親身になってやってくれます。
本当にみんなが、質問疑問・不安、相談に乗ってくれるし、助けてくれる。

その中でも特に、一緒にいなフリを戦ってくれる担当メンターが各自つきます。

同じメンターが担当するメンツがね、他に2人いて。
申し訳ないけど、はじめはね、真っ面目そ〜な大学生と、自己紹介なんかめちゃくちゃとがってる人!でした。
仲良くなれる気がしない……と思ったけど、最終的には講義中並んで座っているし、気づくと割と一緒におった。超仲良し。ずっ友。
自分が緊張して自己紹介ミスったように、誰しも出だしだけでは判断しようがないのよね。
第一印象なんてアテになりません。

担当メンターはまっちゃ。
年下ですが、最初から頼りになりそう感があり、最後まで本当に頼りがいのある、お兄ちゃんのような……というよりは、ダメダメな長子の背中を叩いてくれる弟のような存在でした。
まじでこの後いっぱい助けてもらいます。
第一印象で感じた直感は信じたほうがいいっていいますものね。

とはいえ、この時点ではまだ冷や汗ダラダラ。
もうあかん。帰りた〜い。
という後ろ向きすぎる気持ちで初日は終わりました。

そこからどうして最終的には「はちゃめちゃに楽しい!」になるのか、どうにか金曜日までにお伝えできればと思います。

志邑でした。Salut.


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