見出し画像

ニワカ読書習慣

ずっと本を読むのが不得意だと思っていました。
嫌いじゃないけど、必要以上に感情移入して疲れてしまう気がして。

普通に生きていれば知る必要のない、知り得ない苦悩や問題を、あえて自分の内に仕入れることに抵抗があった。というか余裕がなかった?人の恋愛のあれこれとか、在りもしない争いとか、そんなのどうでもいいそれより自分のメンタル保つ方が100000倍大事。

何事も、常に凪でいたい派。
アゲもサゲもしたくない。波も風も、山も谷もない方がいい。

そう思っていたのに、最近ちょっとしたきっかけで本を読めるようになった。いや、本を読めるメンタルになったというべき?色々要因は思い当たるんだけど、ずっと圧し掛かっていた大きな仕事を手放したことで、実生活の中で浴び続けていたストレスが幾分か解消されて、時間にも心にも空きスペースができたことも大きい。私の中に空きなんて存在するんだ、と自分でも驚いたけど(笑)

そんな突如できたスペースに、別の世界の人がするものだと思っていた「読書」が収まった。スポーツとか料理とか、なんでもよかったのに、まさかの読書。

もちろん、まだ趣味だと公言するには程遠くて、びっくりするくらいのとんでもニワカ野郎。ワールドカップの時だけユニフォーム着て日本選手を応援してるのと同じくらい。でもそれゆえ、ビギナーズハイなのか本屋(最近の本屋ってお洒落で楽しい!)で本好きですよ~みたいな顔して莫大な量の、たぶん一生かかっても読み切れない量の本の背表紙を眺めるのが新鮮で面白い。

ちなみに、何事もビジュアルから入るタイプの人間こと私は、そうやって見つけた可愛い装丁のものを早速「積読」してしまい、そんな自分のブレなさに感心すらしてる。(そんな見つけ方も悪くないよね……?)


本を読みながら飲もうと思って新しいハーブティー買ったり、マグカップも欲しいなとか、適度なBGM流すためにYouTubeで癒しサウンドを漁ってみたりして。心地よい手軽なスピーカーも欲しくなっちゃったりして、ナニコレ楽しい!ってひとりテンション上がって夜中にポチポチお買い物も捗る。ただ読書といっても、本の内容からだけじゃない視野の広がりもあるんだ……

ちなみに今読みたいと思っているのは「琥珀の眼の兎」


あっそういえば家用の眼鏡が合わなくなってきたから、読書用に軽いの新調しよっかな。でも今欲しい眼鏡miumiuのなんだよなー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?