2択の先もまた2択

今年は猛暑だ、今年は例年にない危険な暑さだ、と散々煽られて。街に出れば、爆発するかもしれないハンディファンを持った若者が大勢闊歩していた2024年夏。限りなく可能性は低いかもしれないけど、よくそんなもの持って歩けるな、と思ってしまうのは私が歳を重ねたから？変な意味はなく単純に怖くて、普段よりも少し距離をとりたくなる。

そんなこんなで今年の夏は実際に痛いほど暑くて、もはやタイより熱いじゃん！なんて定番の文句言っていたのに、やっぱり日本は四季があるみたいだぞ？と思い直した8月31日の夜。

さむ。秋。もう夏が恋しい。夏らしいことなんて、素麺食べたくらい。薄手のガーゼみたいなカーディガンを早速引っ張り出した。これどこのだっけ？と思ってタグ確認しようとしたけど、過去の私はタグを切り取っていたみたいでわからず。首元チクチクするタイプのあれ、すこぶる苦手です。好きなブランドのロゴが入っていたとしてもすぐ取っちゃう。おかげで我が家には出所不明なお洋服が沢山。

このところ毎年、この日になると色々なメッセージが散見されるようになった。多分ひとことでは難しい話だけど、何事も目先の選択肢は2択しかないんだからその先のことはまたその時考えればいいと思う。でも日々生きていると「その先の2択」の重さを都度実感するし、それなのにあまりにも軽率で無責任すぎる自分の判断に笑ってしまう。どうせまた「その先」があるから大丈夫だと思ってしまっている甘さ。あーきっとこの世にはチクチクするタグをさっさと外してしまうわたしみたいな人もいれば、チクチクをずっと感じたまま我慢する人もいるんだろうな。どちらがいいとも言えないし、人それぞれだし、結局何が言いたいのかよくわからないな？でも我慢を美徳とする人間に、わたしはなりたくないな？世の中結局「運」だし。

そんな今日は3歳からの親友の誕生日。曰く、自分の誕生日が変にメッセージ性の強い日になっているのは少しだけ気まずいらしい。笑　そんなデリケートで優しくて捻くれてる彼女のことが大好き。

あー私も頑張ろう。1年の後半戦。
ここから1月まで勝負。2月は休むんだ。