英語学習 仮定法の基礎
1.そもそも仮定法とは何か
2.仮定法の種類
1.仮定法とは、、、
仮定法とは、簡単に言えば、妄想です。反対語に「直説法」という言葉があり、これは現実的な話となります。
例えば、日本語でも、もし100万円あったらと話すことがあるでしょう。
日本語では、車を買う時に使えば、これは現実的な話となり、小学校の教室で子供たちに話せば妄想となるでしょう。
このように日本語では、明確に分類することのない同じ言い方になりますが、英語では、明確にどっちの意味で話しているのか、表現しなければなりません。
では、どのように表現するのでしょうか。そこで皆さんがよく耳にする仮定法過去といった話になります。
2.仮定法の種類
仮定法の種類は、大きく分けて3つです。
それも何も難しくありません。その3つとは、単純に時制です。
過去と現在と未来です。それでは、一つ一つ見ていきましょう。
①現在の妄想
まずは現在の妄想をする場合を見てみましょう。
そこで使うのは、「仮定法過去形」というものです。
えっ?現在の妄想をするのに仮定法で過去形っていうのと思うでしょう。しかしややこしいことはありません。ただ文の形から名前が付いているだけです。
例えば、
もしリサの電話番号を知っていたら、彼女に電話するのに。
I would call Lisa if I had her number.
となります。
今、彼女の携帯番号を知らないけど知っていたら電話したのに。と今現在の妄想をしています。
しかし文章はどうでしょう。
主語 過去形 if 主語 過去形と過去形が使われていますよね。
そこから仮定法過去と言います。
例文
If Mr. Suzuki had enough time, he would attend the party.
②過去の妄想
次に過去の妄想を見ていきましょう
過去を妄想する時ですが、さぁ過去形は現在の妄想と現在の直説法を区別するために使ってしまったので、過去形は使えません。そこで使用されるのが、過去完了形です。
つまり過去の妄想をするために「仮定法過去完了形」を用います。
例えば、
もし、その職がまだ空いていたならば、123社はスズキさんを雇っただろう。
If the position had been opened, 123 company would have hired Mr.Suzuki.
この文から、実際にはその職はもう空いておらず、スズキさんは雇われなかったことがわかります。
このように過去、こうしていれば、こうしてただろうにと過去の妄想する際に、上記の例文のような過去完了形を用いるのです。
例文
Without Mr,Suzuki`s advice, the sales team would not have reached its goal last year.
③未来の妄想
未来の妄想については、少し特殊で、ないとは思うけど万が一今後こういうことがあったら、こうだよというのが未来の妄想になります。あくまで未来なので、何が起きるかはわかりません。そのため、妄想というのが不適切な感じがします。
例としては
もし購読に関して不明点等ありましたら、こちらまでご連絡ください。
If you should have any questions about subscribing to 123Company, please contact the magazine at 000-0000-0000.
となります。
未来はIf S shouldを用いることを覚えておきましょう。
今回は倒置など厄介なものは省いて基礎だけを説明しました。
今後、倒置も説明して参ります。
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