自主学習ノート【第14回】キーワード選定とコンテンツプランニング
第14回はキーワード選定とコンテンツプランニングについて、です。
最近、勉強してて思うのは、内容が実践的なので、実際に自分のサイトなり、ブログなりをいじったりしながら学んだ方が効率が良いような気がしてます笑
なので、そこまでじっくりと理解を深める、というよりは「バズ部のこの記事は読みました。」という、自分の読書記録みたいな感じに最近なってきてます。
昔どっかで聞いた言葉に
「日本人は走る前に考える。イタリア人は走った後に考える。ドイツ人は走りながら考える」
というのがあります。
今の僕は典型的な日本人の状態。
準備は大事なんだけど、流石に今の僕は要領悪いかな、と思い始めてます。
なので、さっさと読み進めて、自分の手を動かそうと思います。
キーワード選定とコンテンツプランニング
キーワード選定の実践的な進め方を、実際にバズ部が行っている方法3つが紹介されてました。
①サイトの構造を決定するためのキーワードの選定方法
②優先的に攻略すべきキーワードの選定方法
③CVまでの道筋を考慮したキーワードの選定方法
それぞれまとめます。
サイトの構造を決定するためのキーワードの選定方法
ゴールはサイト構造の決定。以下の4ステップです。
ステップ①:関連するキーワードを全て洗い出す
ステップ②:複合キーワードと月間検索ボリュームを全て出す
ステップ③:キーワードを取捨選択する
ステップ④:サイト構造を決定する
ステップ①:関連するキーワードを全て洗い出す
思いつく限りのキーワードを全部ピックアップします。方法は以下の通り。
自分の頭で考えて出す
あなたのビジネスに関連する資料を参考にする
Googleの検索結果を参考にする
Yahoo!知恵袋を使用する
自分の頭で考えて出す
これがなんだかんだで1番抽出できる。
ブレインストーミングです。
あなたのビジネスに関連する資料を参考にする
自分で考えただけだと、どうしても抜け漏れが発生するので、それを補完するイメージで。
Googleの検索結果を参考にする
同じく抜け漏れ防止として。
Yahoo!知恵袋を使用する
ユーザーの感情が伴う意見も見つかります。そのキーワードに対してまだよく理解してない人間が、どんな言葉を使うのかは、こちら側からは予想できません。
ユーザーの言葉の中から重要なヒントが見つかるかもしれません。
同じ理由でTwitterもオススメ。
ステップ②:複合キーワードと月間検索ボリュームを全て出す
goodkeywordなどのツールとキーワードプランナーで全ての複合ワードと月間検索ボリュームを出していきます。
だいたい合計1〜3万程度のキーワードが集まるそうです。
ここでは細かい作業は省きますが、簡単ですが、かなり地道な作業です。
※注意
Googleキーワードプランナーでは、「広告運用しているアカウント」と「広告運用していないアカウント」で検索ボリュームの表示が異なる。
広告運用しているアカウント:3,600のように具体的な数字が表示される
広告運用していないアカウント:1,000〜1万のようにざっくりとした数字が表示される
検索ボリュームは需要を把握するために必要な指標だから、広告運用しているアカウントで使用することをおすすめする。
ステップ③:キーワードを取捨選択する
重要なキーワードとそうでないキーワードを整理します。
基本的には以下の2つの軸で選定してくことになる。
検索ボリュームが多いキーワードを選ぶ:PV(集客)という軸
問い合わせや購買行動に繋がりやすいキーワードを選ぶ:CV(コンバージョン)という軸
手順
⑴検索ボリュームが0のものは除外する
⑵サイトのミッションに沿ったキーワードを選択する
サイトのミッションを実現するために重要なキーワードを選択していこう。
⑶検索意図に重複がある場合は検索ボリュームが低い方を削除する。
検索意図とは、「したい」「知りたい」「行きたい」キーワードの事。
⑷100〜200ほどのキーワードになるように検索ボリュームの少ないものから削っていく
ステップ④:サイト構造を決定する
トップページ:サイトを象徴する重要キーワード
カテゴリーページ:重要キーワードを構成する複数のキーワードグループ
記事ページ:カテゴリーページを構成する個々のキーワード
2つの視点
漏れなくダブりのない構造にする
記事ページ同士の関係性を整理する
優先的に攻略すべきキーワードの選定方法
ここまでで、関連するキーワードを全て洗い出し、それを取捨選択して100〜200のキーワードに絞りました。次に考えるのは
「どのキーワードから順番に攻略していくべきなのか?」
です。それについてまとめます。
3つの視点
優先順位の決め方には、以下の3つの視点で考えます。
競合の視点(競合性が低い領域を探る)
自社の視点(自社の強みが活かせる領域を探る)
市場の視点(需要が高い領域を探る)
この3つを満たすキーワードから記事を書いていきます。
競合の視点(競合性が低い領域を探る)
⑴ニーズに沿ったコンテンツが上位表示しているか確認する→上位表示してないキーワードが狙い目です。
⑵膨大な労力をかけたコンテンツが上位表示しているか確認する→そのようなコンテンツがある場合、そのキーワードで勝つ(自分のコンテンツを上位表示させる)のは難しいです。後回しで。
自社の視点(自社の強みが活かせる領域を探る)
ここはシンプルに、自社の強みがどこなのかを探っていくだけです。個人の場合は、得意なキーワード、自信のあるキーワードになります。
市場の視点(需要が高い領域を探る)
そもそも需要がない領域を狙っても意味がないので、
できれば月間検索ボリュームが1,000を超えるようなキーワードを選定したいところ。
CVまでの道筋を考慮したキーワードの選定方法
以下の3つのフェーズごとに、ユーザーが検索する可能性のあるキーワードを検討していくだけだ。
認知
興味関心
比較検討
認知
認知とは、ユーザーがあなたの商品やサービス、ビジネスを知るフェーズのことだ。
<認知のきっかけ(シチュエーション)は何か?>
↓
<どのような悩み、願望があるか?>
↓
<その悩みを抱えたユーザーはどのようなキーワードで検索するか?>
ポイントはコンバージョンを意識しすぎないこと
「認知」のフェーズは、徹底的に考え抜くことでお宝キーワードの発見につながる。
お宝キーワードとは、単にコンテンツをリサーチするだけでは発見できないような、考え抜いてはじめて浮かび上がってくる効果的なキーワードのことだ。競合性が低いのにも関わらず、たくさんの集客やCVに寄与するようなキーワードだ。だからこのフェーズは、時間をかけてでも徹底的に考え抜くべきだ。
興味関心
興味関心とは、あなたの商品やサービス、ビジネスに興味や関心を抱くフェーズのことだ。
<興味関心のきっかけ(シチュエーション)は何か?>
↓
<どのような悩み、願望があるか?>
↓
<その悩みを抱えたユーザーはどのようなキーワードで検索するか?>
ポイントは、「どのような不安が解消されると良いか?」を考えることだ。
不安が解消されれば、興味関心が強くなるということだ。
比較検討
比較検討とは、ユーザーがあなたの商品やサービスを前向きに検討しているフェーズのことだ。
<比較検討のきっかけ(シチュエーション)は何か?>↓
<どのような悩み、願望があるか?>
↓
<その悩みを抱えたユーザーはどのようなキーワードで検索するか?>
ポイントは、コンバージョンに寄与する可能性の高いキーワードを考えることだ。
認知、興味関心、比較検討。この3つのキーワードをバランスよく選定してコンテンツ化出来れば、コンバージョンを生むサイトになる。
キーワード選定に関する補足
・キーワード選定は一度やれば十分、ではない。月に一度は見直すべき。
・オススメツールはAhrefs(エイチレフス)。だが、ツールはあくまで補助。キーワード選定に楽な道はない。
・キーワード選定に時間がかかるのは至って普通。大変だが、大事なところなので、時間をかけて良い。
以上です。